三津田 信三「作者不詳」が文庫落ちしましたね。
三津田 信三「作者不詳 ミステリ作家の読む本」上下
講談社文庫
三津田 信三にはまるきっかけになった1冊。
ジャケ買いでした。
知らない作家のこんな胡散くさい本、よく表紙を
見ただけで買う気になったな当時の自分。
2002年に出たノベルス版の表紙です↑
胡散臭い。
でも面白いんだよ。
三津田作品の中で未だ不動の一位です。
それにしても無駄な分冊止めて欲しい。
ノベルス1冊買うより高くなってるんじゃない。
もしからしたらノベルスは絶版なのかしら。
どうやら文庫落ちにあたって加筆修正がされているらしい。
こっちも買うべき?
ノベルスは実家に置いて来てしまったし。
そうそう。
悪霊シリーズもゴーストハントと改題され、
ソフトカバーで発売されましたね。
小野不由美 「ゴーストハント1 旧校舎怪談 」
メディアファクトリー
こちらも加筆修正が加えられているようです。
1月に2巻が発売される模様。
メディアファクトリーだと文庫化は微妙か。
ソフトカバーで買ってしまうか。
さて。
読んだ本の紹介です。
西岡兄妹「神の子供」
太田出版
何やら評判が良かった上、太田出版だったので買ってみた。
安心と信頼の太田出版<サブカル的な意味で。
amazonの内容紹介↓
“わたしは人生を始める。
世界に復讐するために。
雑誌(『ホラーM』)連載時から読者の圧倒的反響をもって
迎えられた西岡兄妹の新境地!!
「西岡兄妹が描く少年の万能感は残酷で汚れてて狡猾で目を背けたくなる。
それは最高に恐ろしく、最高に美しい」
――古屋兎丸(漫画家) ”
これだけの情報で即決してしまう私も私である。」
気が狂ってる。
しかしそこは太田出版だから。
予想以上に素晴らしさ!
サブカル好きは読むべき。
ライチ光クラブ好きな人は気に入るかもね。
↑嫌いじゃないけど、腐女子やバンギャに持て囃されているのが
ウボァであまり表だって好きだと言えない。
ああ、でもライチにスカ描写はなかったからなあ
だから腐やギャでも読めるのかも。
神の子供はスカあるし、絵が独特なので駄目な人は駄目かも。
こういう絵の人って、絵で見せる事の終始してストーリーはいまいちな
事が多々あるので、買うのに少し躊躇ったのだけれど、
話はちゃんとしていたよ。
この方の作品を初めて読んだので、どういう人か知らなかったのだけれど、
ストーリーとイラストが別々の人が担当してるんですね。
それが良かったのかもしれないな。
1ページ目。
和式便所で丸くなる胎児が描かれ、
“このようにしてわたしは生まれた
わたしは母親の尻の穴から生まれた
わたしに絶対の自由を認めよ
わたしはどこに行くのだろうか”
のっけからこれ。
引くか食いつくかの二択ですよね。
私は後者だけれど。
腐的な意味で中学生の描写がオイシイかもですが、個人的には
小学校高学年のいじめっ子に復讐代理を申し出る辺りが好きです。
幼児期の何考えてんだか分からない頃も良いが。
初めの頃の方が抽象的描写が多めで雰囲気が良い。
少年いっぱいの後期も狂気じみた様が好きだけれどね。
完璧だと思えた主人公が破綻するのってこういうどうでもいい、
というか、小さな所からだよね。
終わり方は良いと思います。
「とあるお店の売り場にいるキュアマリンが精神的ブラクラすぎる・・・」
http://rakusyasa.blog41.fc2.com/blog-entry-2067.html
三津田 信三「作者不詳 ミステリ作家の読む本」上下
講談社文庫
三津田 信三にはまるきっかけになった1冊。
ジャケ買いでした。
知らない作家のこんな胡散くさい本、よく表紙を
見ただけで買う気になったな当時の自分。
2002年に出たノベルス版の表紙です↑
胡散臭い。
でも面白いんだよ。
三津田作品の中で未だ不動の一位です。
それにしても無駄な分冊止めて欲しい。
ノベルス1冊買うより高くなってるんじゃない。
もしからしたらノベルスは絶版なのかしら。
どうやら文庫落ちにあたって加筆修正がされているらしい。
こっちも買うべき?
ノベルスは実家に置いて来てしまったし。
そうそう。
悪霊シリーズもゴーストハントと改題され、
ソフトカバーで発売されましたね。
小野不由美 「ゴーストハント1 旧校舎怪談 」
メディアファクトリー
こちらも加筆修正が加えられているようです。
1月に2巻が発売される模様。
メディアファクトリーだと文庫化は微妙か。
ソフトカバーで買ってしまうか。
さて。
読んだ本の紹介です。
西岡兄妹「神の子供」
太田出版
何やら評判が良かった上、太田出版だったので買ってみた。
安心と信頼の太田出版<サブカル的な意味で。
amazonの内容紹介↓
“わたしは人生を始める。
世界に復讐するために。
雑誌(『ホラーM』)連載時から読者の圧倒的反響をもって
迎えられた西岡兄妹の新境地!!
「西岡兄妹が描く少年の万能感は残酷で汚れてて狡猾で目を背けたくなる。
それは最高に恐ろしく、最高に美しい」
――古屋兎丸(漫画家) ”
これだけの情報で即決してしまう私も私である。」
気が狂ってる。
しかしそこは太田出版だから。
予想以上に素晴らしさ!
サブカル好きは読むべき。
ライチ光クラブ好きな人は気に入るかもね。
↑嫌いじゃないけど、腐女子やバンギャに持て囃されているのが
ウボァであまり表だって好きだと言えない。
ああ、でもライチにスカ描写はなかったからなあ
だから腐やギャでも読めるのかも。
神の子供はスカあるし、絵が独特なので駄目な人は駄目かも。
こういう絵の人って、絵で見せる事の終始してストーリーはいまいちな
事が多々あるので、買うのに少し躊躇ったのだけれど、
話はちゃんとしていたよ。
この方の作品を初めて読んだので、どういう人か知らなかったのだけれど、
ストーリーとイラストが別々の人が担当してるんですね。
それが良かったのかもしれないな。
1ページ目。
和式便所で丸くなる胎児が描かれ、
“このようにしてわたしは生まれた
わたしは母親の尻の穴から生まれた
わたしに絶対の自由を認めよ
わたしはどこに行くのだろうか”
のっけからこれ。
引くか食いつくかの二択ですよね。
私は後者だけれど。
腐的な意味で中学生の描写がオイシイかもですが、個人的には
小学校高学年のいじめっ子に復讐代理を申し出る辺りが好きです。
幼児期の何考えてんだか分からない頃も良いが。
初めの頃の方が抽象的描写が多めで雰囲気が良い。
少年いっぱいの後期も狂気じみた様が好きだけれどね。
完璧だと思えた主人公が破綻するのってこういうどうでもいい、
というか、小さな所からだよね。
終わり方は良いと思います。
「とあるお店の売り場にいるキュアマリンが精神的ブラクラすぎる・・・」
http://rakusyasa.blog41.fc2.com/blog-entry-2067.html