La vie en rose

食べログ化している元ロリバンギャのオタブログ

目が覚めても 残るひびき

2009-07-23 17:44:47 | 小説・漫画・アニメ
ダミコワンマンライブの日の、Yさんとの会話。




私「そいや、TAKA、舞台決まりましたね~
行くんですか?」

Y「うん…チケット買っちゃった…」

私「早ッ!
アップされたの、今日の日付が変わったくらいじゃないですか!」

Y「さっき、昼の部も夜の部のチケットも取っちゃった…」

私「え、2回まわしなんですか。
ジャニーズみたいですね

Y「どういう内容かも分らないのに…
出番もどのくらいあるか分らないのに、馬鹿だよね~~」

私「昼と夜だったら、昼に行って、夜はあきさんの代官山、
来ればいいじゃないですか」

Y「でも~~~
何があるか分らないし~~~
もしかしたら、すっごく良い内容かもしれないじゃない?」

私「あ、じゃ昼の部を見て、出番がちょっとしかなかったら、
夜はTAKAの出番の後、出ちゃえばいいじゃないですか。
あきさんの出番には間に合うと思いますよ」

Y「でも~~~~
ほら、カーテンコールでまた出て来るかもしれないじゃない?」

私「……」






YさんはTAKAのことが好きなんだなあ。







Yさんの代官山のチケットの譲り手は、
私が責任を持って(?)探しました。
音猫です。
こんばんは。
私偉い!(自画自賛



さて。
最近読んだ本の紹介です。






佐藤 賢一「王妃の離婚
集英社



面白かったこれ!
15世紀末のフランスを舞台にしているので、自分の
専攻とリンクする部分が多々あり、楽しめました。



あらすじ。


“15世紀末フランス。時の権力者ルイ12世の離婚申し立てに、
王妃ジャンヌ・ドゥ・フランスは徹底抗戦の構えを示す。
弁護側証人までがルイ側に寝返る汚い裁判。
ジャンヌの父、悪名高い暴君ルイ11世に人生の奈落に突き落とされる
苦い過去を持つフランソワだったが、裁判のあまりの不正ぶりへの
怒りと、王妃の必死の願いに動かされ、遂には長い長い逡巡を振り切り、
王妃の弁護人を受け入れる。

崖っぷちからの胸のすく大反撃!
法廷サスペンスの書下ろし傑作巨編。 ”






ラテン語が出て来る場面が結構あり、苦しみが蘇りました。笑
本文に、




“讃辞を返上したいくらい、ラテン語がわからなかったことを覚えている。
字面は似ているが、フランス語には六様格の変化というものがない。
名詞、動詞の淳番にも違和感を覚えてしまう。
調べれば調べるほどに、なにがなんだか、ひとつの意味も
取れなくなってしまうのである。


情けなくて涙が出てくる、それでも歯を食い縛って続けるうちに、
あれ、という感じで突然に、すらすら理解できるようになるのだ”





私はすらすら理解出来るところまで到達出来ませんでしたが、先生は
同様のことを言っていました(突然理解出来る)。

調べれば~の下りはまさに自分にも当てはまっています。笑
お前は俺か。笑

私はある程度、その時代のことが分ってますが(ある程度、です)、
当時の文化や制度について、きちんと逐一丁寧な説明が入るので、
知らない人でも読み易いかと思います。
いちいちくどい、と思わない限りは。笑

当時の裁判制度、大学の仕組み、いかに教会が政治だけでなく
市民の生活に多大な影響を及ぼしたのかが本書から読み解けると
思います。
専門書を読むより分り易いので、フランス中世史に
興味がある方にお勧めです。


それだけでなく、ストーリーもすかっと気分の良いものでした。
権力者に立ち向かい、勝利をおさめていく図は
読んでいて気持ち良いです。
長さも丁度良いんじゃないかな。
あまりに長い歴史小説は読みにくいですものね。


ラストも好きです。
お勧めの一冊。







森 博嗣「λに歯がない
講談社ノベルス



加部谷が海月君に話かけるシーンは、毎回毎回ひやひやする。笑
どうやったら彼から返事が引き出せるだろうと、
頑張る加部谷を応援しています。笑


今更気付いたのだけれど、Gシリーズの本文では、
萌絵ちゃんは「西之園」なんですね。
SMシリーズでは「萌絵」だったと思うのだけれど。

私は小説において何故、男性は苗字、女性は名前で表記するのか、
常々疑問だったので、この表記の仕方は嬉しいです。

萌絵ちゃんと犀川先生のらぶらぶなシーンが、今回ほど
直接的に書かれたない気がする。



“西之園は犀川の膝に腰を落として、彼に抱きついた。
犀川は組んでいた脚をほどいた。
変えの胸に顔を埋めて、彼女は自分が今泣けるかどうか、
試そうと思った”



やはり膝は萌部位である(そこ
犀川さんが萌絵ちゃんをことをちゃんと受け入れてる感じが良い。

SMシリーズから読んでいると、萌絵ちゃん、大人になったなー
犀川先生、無神経な発言しなくなったなーとしみじみ
思うのですが、この辺は相変わらず。





“「先生、今からお邪魔しますよ」

「この電話が、既にお邪魔だよ」

「部屋にいて下さいね。
あと25分ないし35分で行きます」

「C大?」

「ええ」

「気をつけて。運転に。かっかしないように」

「かっか?どうして?」

「いや、口調でわかる。
ああ、そうか、僕が警察に話したことを聞いたんだね?」

「とにかく行きますから」

電話を切った。
かっかしていることを自覚出来たので、新呼吸してから車を出した。

「どうして私に話してくれないわけ?
おかしいじゃない」

と呟きながら運転をした”




すぐぷんぷんしちゃう萌絵ちゃんと、
「既にお邪魔だよ」
と意地悪を言う犀川先生。笑

「どうして私に~」とぷんぷんするの辺りが
自分とかぶってとても嫌です。笑









綾辻 行人「最後の記憶
角川書店



うーん、いまいち。
ミステリかと思って読んだら、ホラーだった。
あまり怖くないんだなー、残念ながら。
綾辻はホラーよりミステリが好きだ。

眼球綺譚」はまあ面白いけれど、怖いというより
シュールな感じだし、「殺人鬼」シリーズはスプラッタ
だもんなあ。
本格ホラーが好きな身としてはいまいちです。

あ、でも殺人鬼は凄いよ。
この私が途中で読むのをやめたほど。
文章で気持ち悪くなったのは初めてです。
あとは田中啓文「異形家の食卓」に収録されている、
「にこやかな男」かな。

矛盾するかもしれないけれど、ホラーはリアルじゃなくちゃ
怖くないんですよ。
身近にこんなことがあるかもしれない、と思うから尚怖い訳で…
異世界に行っちゃう系やSFがからむのはずるいと思うんだな。






明日から一人で勝手に3DAYSです。
同じ日程の人が他にもいるから大丈夫です(何が
リブアキアキ、となっておりますw

インストやCreatureはあったけれど、リブとしてのライブを
観るのは久し振りだ!
あ、え、1月ぶり…?(驚

久し振りにHIRO見てくる!
おにゅうな7弦Vが拝めるのも楽しみです。

参加される方方々、宜しくお願いします~
8月ライブを夜しか参加しないことや、FC旅行不参加な事について、
「もうHIROの事はどうでもいいの!?」
と責めたりしないでやって下さい。笑

ばくちくに行けば
「もうゆうたの事はどうでもいいの?!」
と責められるし…
風あたりが冷たいw









「テレビ埼玉のCMがマジでキチガイじみてる件」
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51490510.html

最初、意味が分からず埼玉どうしちゃったの、と真顔になった。

新潟www
テラ18禁www