神田川が似合う二人

両親が昔のアルバムを出して一緒に見ていた。

私や兄の小さい頃のかしら・・・親だモノね。
ちょっとしんみり見ちゃうこともあるわよね。
と思ってたらなんのことはない

自分達のラブラブ写真

うちの両親は子どもの私が言うのもなんですが仲がよろしい。
今でも私が休日に遅く起きるともぬけの殻で２人でどこかに出かけてたりする。
口論はしょっちゅうしてても数分後には普通に笑って会話してる。

そんな２人は19で知り合って付き合い始めて24で結婚した。
20代前半の若々しい２人の、アルバム１０冊以上にわたるラブラブ写真。

ち、ちくしょー両親相手にうらやんでなんかないもん！

でも気が付いた。
父や母が若かった頃は「ピース」というものがなかったのだ。
なんだかしゃれたアングルの写真が多いのよ。
うちの両親が妙に（自分に）自信を持ってて
かっこつけたポーズが多いというのも関係あるだろうけど、
岩に腰掛けてにっこり笑ってるだけの写真なのに
ピースをしてないだけでこんなにも雰囲気のある写真になるのね・・・
と実感しました。

昔の人って写真上手なのかしら。撮るのも撮られるのも。
なんというかみんな自然なんだよなあ・・・

父と母のデート写真はツーショットがありませんでした。
これはつまり

第三者を入れない

という究極のラブラブっぷりを証明しています。
もうお互いしかみてません。
ハンドルを握る父の横顔。
湖ではしゃぐ母の姿。
振り返って微笑む母の笑顔。

幸せなカップルの時間をまざまざと見せ付けられました。

私がもっと若いときに見てたら恥ずかしくて我慢できなかっただろうけど
この歳になるともう逆に面白いですね。
「お母さんのこのワンピかわいいね～」とか
「このカッコだったら今でも十分オシャレだね」とか
そんな観点でも見ることができます。


そんな幸せな２人の間に生まれた私。もう母が結婚した年齢になります。
私も母における父のような相手がみつかればいいなあ・・・
と思いつつ、現状が結構幸せなのでまあいいか・・・
とぬるい環境に溺れている面も。

最近は、
「自分が幸せであることを自覚していれば結構幸せでいられる」
という精神で生きてます。


まあとりあえず

写真に写るときはピースをやめよう運動

でも始めてみようと思います。
条件反射なので結構難しいんだなこれが・・・