スローライフって要は今のままでいいってこと？

ネットで調べてみたら、検索候補に「スローライフ　田舎暮らし」とか出てきたので要はそういうことですよね？
あと「スローライフ　意味」と私と同じ検索かけた人が大勢いることがわかってニンマリした。

スローライフなんていうから、常に時間にルーズな感じで暮らす
だらしのない人の生活を揶揄した言い方かしらん？
とか思っちゃったよ。
もしくは会話が超ゆっくりな人とか。ときメモの古式ゆかりみたいな。
ドラえもんの道具でそういう薬あったよね。
スローを飲むと全ての行動が超ゆっくりになるやつ。
もちろんクイックもある。

まあ実際はそういうことではなく、
「自分で食べ物を食材から作ったり食器を作ったりと丁寧に生活することを心がける」
みたいな雰囲気のものらしい。
まず私には無理だ。
肉とか好きだけどイノシシ狩りに行くの怖いもん。


それはそうと、今年はキャベツが豊作過ぎて廃棄する状態だそうな。
一年通して各家庭の野菜の押し付け合いの真ん中の立場に置かれて
どうすることも出来ずに在庫をダブつかせて最終的にはゴミ箱行き
なんてことを繰り返してる私ですが、キャベツだけはお金を払って買います。
「ナスなんてもう腐るほどある（実際腐らした）んだからキャベツくれよキャベツ」
がこの夏の私の口癖でした。
キャベツ大好き。美味しいから。

野菜は大体実家で作っているのでとても助かります。
県内でも割りと都会の方で暮らしてきた街っ子だった父は、
今ではすっかり畑の草むしりが大好きなおじさんになっています。
定年後にはきっと更に品種を増やしていく気じゃなかろうか。
土まみれの野菜を洗って食べることに慣れてるので、
収穫出来ない時期のものをスーパーで買うとあまりの形の整いっぷりと
あまりの汚れてないその美しさに妙な罪悪感を抱きます。
店のキュウリって何であんなにまっすぐなの。

そんなわけで実家で作ってるのに
仕事先やら知人やらがとにかくみんな在庫を払いたくて毎日のように持ってくるのですが
これ、そのまま何とかして都会の人たちにタダで配ることは出来ないのかなー
といつも思います。
絶対全国の田舎でこの野菜の押し付け合いが行われてると思うのですが。
自分たちで食べる分だけを作ってるつもりが、どういうわけか増えるんですよね。


お米はダンナの実家で作ってるので助かります。
米と野菜には本当に困らなくて、確かにスローライフも捨てたものじゃないです。
まあどちらも自分じゃやってないですが。（稲刈りは手伝うよ！）
だがしかし、私のスローライフはどう考えても違う「スロー」な気がするので
それはそれでもう少しクイックな生活をしないとなあ

とぼんやり考える昼のひととき。