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就活のカレーライス

2016-01-27 | 仕事

就活生につきまとう、自己PRと志望動機は、カレーライスのような関係だと私は思います。

いきなりですが、極上のカレーライスとはどんな種類のどんな味ですか?

私の極上カレーライスは、シーフードカレーです。(滅多に食べられないけど)

まずルーは、大きめ魚介類が少しサラサラ状のルーと一体となり、香辛料が魚介の風味を壊すことなく、それぞれの具材の味を感じた後から、辛さが込み上げるといった感じです。途中で水を飲むことなく一気に食べることの出来る辛さがベストです。

そしてご飯ですが、ここはサフランやバターなど使わず、やはり白米に限ります。出来れば新米のやや固めに炊いたご飯がベストです。

そして、ご飯1に対してルーが1.8程度の割合で、スプーンで少しずつご飯とルーを混ぜながら食べるのが、私の極上カレーライスです。

 

はい、ではこの話がなぜ就活に繋がるのかをお話します。

この話は、カレーのルーが志望動機で、ご飯が自己PRという関係です。

はて?どういうことでしょうか?

一般的に、カレーライスを説明する時は、ご飯の上にかけるカレーのルーがどんな味か、どんな具材を使っているのか、辛さはどうか・・・などと説明するはずです。ご飯の説明は、ついでにするという感じでしょう。

しかし、極上となると、ルーの説明はよりオーバーになり、ご飯もそれにピッタリ合っていることを強調したくなるものです。

ほら、もう就活の匂いがして来たでしょう?

つまり、自分というご飯の上に、カレーのルーという志望動機を乗っけて、極上のカレーライス=「期待の人材」になるのです。

カレーライスは、ご飯とルーが織りなすハーモニーです。

同じように、自己PRと志望動機が織りなすハーモニーが、やがて仕事をする自分というイメージです。

どんな種類のカレーでどんな具材を入れるのかは、業界や職種の選択。 味付けは仕事の内容や求められるスキルだと思えば良いのです。

そして、そのカレーに合うご飯が自分そのものです。

さらに、極上カレーの食べ方まで説明できたら、それは自分の扱い方、いわゆるトリセツということになり、自分を最も活かす使い方を相手にアピールできるということに繋がります。

人は、より良いものほど自信を持って相手に勧めます。

「このカレーライス、絶対おいしいから食べてみ?味は保証するから」などと言ったりします。

面接でも全く同じです。

「私を使ってみて下さい。絶対選んで良かったと思ってもらえる自信があります」などと言えるくらいの、自己PRと志望動機の融合を目指して欲しいと思います。

そのやり方は、いつでもお教えします。

 

 

 

 


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