ちょっとこころの重い日には

昨夜から今日の夕方まで、雨ふりが続きました。時折、滝のような雨が降り、雨どいから水が勢いよく流れだしています。そして、蒸し暑さが続きます。今日は幸い仕事がお休みでした。午前中か、なかなか調子が上がれずごろごろしていました。こういう陽気は身体に応えます。

午後からは、2階の部屋のお掃除になりました。体を動かすのがいいように思ったのです。絨毯の上のラグをやっと片づけられました。窓際にある観葉植物の手入れもやっとできました。日当たりがいいのでポトスなどは伸びること伸びること！根を詰めないように、休んていることが多いです。ごろんとソファーに横になり、昔のことを思い出していました。

離婚して３年目くらいでしょうか、やっと新しい仕事場へ引っ越せたのは。みんなが手伝ってくれました。部屋のカーテンを縫ってくれた人Oさん。彼女は仕事場を借りていて、時々そのアパートへ出かけました。お風呂のない古い木造のアパートでした。そのアパートで隣の部屋に住んでいたおばあさんが亡くなりました。その部屋に残されていたのは、小さなちゃぶ台でした。・・・。なぜか、その風景が浮かんできたのです。

私もこの部屋の荷物を全部整理して、どこへ行くのだろうか・・・。雨の日はこころが重くなります。そうだ、ここ２日間頂き物が多く、買い物に行くことがなかったので、おいしいケーキでも食べようと。歩いて５分ぐらいのところにある洋菓子店兼レストランへ出かけました。お店に入っただけで幸せになりました。どれにしよう？夏向きのケーキ（ゼリー）を２つ買って帰りました。

「おいしい！」甘さが控えめで、やはり高いだけのことはあると、大満足。写真を撮ってお疲れの方におくりました。何とも単純な人間なのだろう。でも、こころがちょっと重い日には、見た目も味も満足できるお菓子もいいものです。

最近はどれだけ多くの人に助けられて生きてきたかを、しみじみと感じます。でも、その時はすこしこころが重くなります。