さらに暑さがきびしくなった感じです。それでも、暑さ負けは治り、なんとかその日しなくてはいけないことをこなしています。この年になって、なんでゆっくりできないのだろう・・・。自分で決めたことなのだから、と思いますが断ることもできたのに。
今夜のTVで(どこのチャンネルかわかりませんが)埼玉の長瀞を長嶋一茂さんたちが歩いていましした。そういえば、塾を経営していたころ、夏休みの講習が始まる3日前ぐらいに、長瀞に夏休み使用のテキストを持って、元夫と一緒に2泊くらいで出かけました。何とも悲しい旅行?なのですが、食事を作らないでいいこと、のんびり温泉に入れることはうれしいことでした。テキストの予習というよりは、ひたすら答えを写すという感じです。夏休みも冬休みも春休みも、あまり休むこともなく、旅行にも行けず忙しい毎日でした。一番仕事ができる時期だったのかもしれません。
走り抜けた10年くらい。あれはあれで貴重な時間だった、と思えます。そして、元夫に塾を託して、別れたことを後悔はしていません。あれでよかったのだ、と。遠い昔のことのように、TVの長瀞の風景を見ていました。
「ときがながれる
お城がみえる
無傷な心がどこにある」
傷なんて自分でそう思うから傷と思えるだけで、傷と思わなければいい、と思うのです。そう、思い出に変わるまでなのですね。もしかしたら、傷ついていたのかもしれませんが、それが癒されたのかもしれません。
形あるものは何もないけど、ただひとを愛した(あいしている)という宝物だけがあります。遠い昔にもそして、今も!