今日はどんよりとして蒸し暑い。家にこもりきりでもと、散歩方々近くのショッピングパークへ。よく歩いてみてみると、産直のお店やお豆腐専門店があったりで、おもしろかった。この豆腐専門店が意外に若い人が多いのにびっくり。家族連れでにぎわっていた。涼しいし、のんびりウインドショッピングを楽しむにはよさそうだ。でも、財布の紐を締めないと珍しいといろいろ買ってしましそうだ。
部屋の整理も暑いので朝のうちが勝負になる。かなり片付いてきているので、あとは写真や手紙の整理。案外これは一気に棄てられそうだ。実家の整理はほとんど進んでいないが、衣服などは案外早くできそうだ。でも、つまらないものが捨てられない。母が小規模多機能サービスの「馬渡さん家」に毎回持っていた袋がそうだ。母の手作りの布の袋だ。連絡帳や歯磨きの道具やらを持って元気に出かけていっていた。私と病院へ行くときも、それを持って行こうとする。汚れていたので洗ってから捨てようと思ったのだが、捨てられない。それを見ると元気な母を思い出すからだろう。
自分の遺品は極力、残したくない。たとえ、業者の方がどんどんごみ袋に入れるにしても、もう自分がこの世にいなくても、なにか自分の姿を残したくはない。でも、露のように消えてなくなることはできそうない。施設で亡くなるにしても裸で寝ているわけにはいかないだろう。動けるうちに整理したいと思うが、生活が味気なくなるのもどうか とも思う。
親友が「あの世に持っていけるのは、思い出くらいよ、だから、思い出をたくさん作りましょう」などと昔は言っていたが、もう年をとると記憶が曖昧になって、そのうち博さんも明さんもごちゃごちゃになるだろうな。最後の大切な人くらいは覚えていられればいいが・・・。