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『真田丸』21話「戦端」 みんな大好き沼田ちゃん

2016-05-30 15:37:00 | 大河
2016年大河『真田丸』21話「戦端」のネタバレ感想のようなものまとめ 

  

北条征伐楽しみだけど、北条さんちょっと不憫に思えてきた。


※沼田問題についてはグーグル先生に聞いてください。




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■イクジイ秀吉さん


 
ヒソ( ´・д・)ヒソ(´・д・`)ヒソ(・д・` )ヒソ

超大事な話しながら、お捨をあやす秀吉パパ。
……パパというよりジイジ感。


「首気をつけろ、首」

うん、源次郎は全力で気をつけると思う(白目




「なんじゃそのあやし方はwww」
と思ったものの。
「ああそうだ、源次郎はすえちゃんをあやしたことほとんどなかった」……と思いだして一人で涙目。



「小便かな?」「おしめ替えてやるからな」
そんなイクジイ秀吉さんからの突然の
「北条攻めじゃ」

子ども抱いてする話なのかそうなのか。



■ラスプーチン利休


 
「北条、潰しなはれ」

聞いてる秀吉の表情もまた何を考えているのか。

利休が「北条攻めればええやん」と秀吉に進言しているのは、商売関係のことなんでしょうね。
戦になれば鉄砲が売れる。
戦地は小田原のほうだから、大坂の自分たちが被害をこうむる可能性は高くはない。
堺商人はますます力をつけ、利休自身は政商としてのし上がる。
思惑は秀吉には決して見せずに、絶大な信頼だけを獲得して、いわば豊臣政権の『怪僧・ラスプーチン』となる。

その利休の暗殺を企てるのが三成、なんだろうけれども。
さて利休の最期がどう描かれるのか、なかなか興味深いところ。


……切腹したのになかなか絶命しなかったり……
……変な予言残したり……




■サルに似るのか似ないのか


 

今日のマウンティング大会。
さあ、捨ちゃんは誰に似てくるのかなー?



と、それが地雷かと思うと。
ましてや秀吉ジイジのあのデロデロっぷりをみたあとだと。

「捨が成長しなくてよかったのかもしれない」
とも思い始めているわけで……。



■秀次いい人すぎて胃が片桐



「そもそも私は跡継ぎの器ではない。だからお捨が生まれて胸をなでおろしたというわけじゃ」

心から安心してそうな秀次がまた辛い (´・ω・`)


「叔父上がおらなければ私はただの百姓の小倅。感謝の気持ちしかない」

感謝の気持ちしかないって言ってるのに、言ってるのに (´・ω・`)


初めて見る「楽しそうな叔父上」。
そこに自分が踏み入るのはいけないことだと「遠慮しておくよ」。
きりちゃんに風車預ける秀次の胃が片桐。

このあと起こるアレコレを思うと胃が片桐。



■源次郎ときりちゃん




ちょ、源次郎。
きりちゃんに「秀次の側室になればええやん」て。

ちょおま、本気で何言ってん( ゜д゜)

と視聴者の前にすぐさまきりちゃん。
「本気で言ってんのかゴラ」
と。

 
「いい加減にしろや、振り回すんじゃないよ」
「えっいつ」
「気があるようなそぶりをしたかと思えば、突き放したり」
「えっ」

「なぜ!素直になれねえんだ!!」
「えっえっ」


検索 : 振り回す とは

ちょっと待って、源次郎がきりちゃんに気のある素振りしたとき本当にあったっけwww




■赤さん名演




風車が目まぐるしくまわっていく時代や秀吉政権を象徴しているような。
それを見据えているような赤さんの表情よ……



■作兵衛の風車




すえちゃん!!
きりが育児放棄して作兵衛の乳吸わされかけていたすえちゃん!!


あっちでも風車人気ですが、こっちの作兵衛(ひさしぶり!)でも風車。



でかい。
原材料からしてクオリティ高い。


(作兵衛もすえちゃんもかわいすぎか)



■親心ゆえ……


さて信幸さんと稲様。



頭がキーンとするほどのしょっぱさとは。
どんだけ濃いめに作られてるのか逆に気になる真田飯。

なかなかわかりあえない稲様とお兄ちゃん。
お兄ちゃんはNIKEに愚痴をこぼします。

 

「すぐに本田忠勝が俺を殺しにやってくる」
「日の本一、厄介な舅だ」
「僅か数日で駿府と上田の往復、ただものではありませんな」


うん。そうそう。



……ほんと、それしか言えねえwww

過去作品で散々言われてきた『ワープ』について、皮肉るようなセリフですが。
「ただものじゃない」
これ本多忠勝だと妙に納得。



「娘を思うすさまじき親心としか…」
室賀殿「ちょNIKE、おまそれ言う (´・ω・`)」

11話「祝言」で、きりちゃんを守るため室賀殿を袈裟切りしたのは内記殿でした。




■お兄ちゃんの胃が片桐なのは通常運転



「無礼と思うのなら入るでない」

って言われて「えっえっ」てなってるお兄ちゃん、胃の片桐察する。

 
「だからお主もぜひ稲にふさわしいもののふになってもらいたいのじゃ」

……もののふ?もののふ??(うずく清盛の血)


そういえば柑子を持って来ていたけど。
『あさが来た』で、和歌山の山中を切り開いた惣兵衛一家の話で、徳川さんが保護したのがおみかん産業ってあったなあと。
(明治期にはそれが衰退しちゃうんだけど)




■こうちゃんはストレスフリー


こうちゃんがだいぶ元気になってます。
前はしゃもじ持てないくらいだったのに。
雁金踊りを交霊儀式だの死霊の舞だの言われていたのに。


あれかな、嫡男の嫁っていうプレッシャーがなくなったからかな。
ともすると秀次が「お捨が生まれて胸をなで下ろしている」とつながる部分もあるんだなあ。




しょっぱさがわからない稲。
ばば様の古漬けをわかってるこうちゃん。
ここも対照的。



こうちゃんが幸せそうでよかった!!!




■韮山サミット


韮山城にて、徳川家康と北条氏政。
議題「上洛しよう?ねえ秀吉やばいから上洛しよう?」

 
「上洛し、形だけでも秀吉に頭を下げる。それだけのこと。あとはなにも変わらぬ」

さすが後の天下人・家康のこの言葉よ。

先週、家康が妙にメタ的だ、と書いたのですが。
家康描写が面白いなあって思います。
ポンコツ、コント要員、タヌキ、メタ視点、義理人情。
そんな家康がやがて来る大坂夏の陣で、真田信繁を称える言葉を残すと思うとまた楽しみ。



「上洛のことはもう一度持ち帰ってゆっくり考えるとしよう」

あっこれ絶対あかん。


 
「いずれ北条は秀吉を倒す」


「心してかかられませ。さもなくば北条は滅びますぞ」


家康が『戦仲間』としての気持ちを伝えた時には「面白いのう」だったけど。
「心してかかられませ」では「ハハハ」と笑うっていう北条氏政よ……






■徳川家康という男




氏政を心底救ってやりたくなった。
それは何の得にもならないけれど、たまには得にならないこともしてみたい。


どこか氏政の苦しみ、北条を守らなければいけない呪縛に気づいているような家康。
そうだなあ、武田信玄と勝頼、上杉謙信と景勝を見てきてるんだもんなあこの人。

そんな家康の視線は過去も未来も同時に見ているような気がして。

「素直になれ」
と正信に言っていた家康が印象的でした。


ところで。
ここにもし信尹叔父上がいたら。
家康の心持を調略の材料にするのか、それともここから家康への信頼を高めていくのか。

……なんとなく前者がいい。



■お兄ちゃんの胃が片桐(2回目)



パッパ「呼ばれたから行かなくっちゃ」
お兄ちゃん「(ちょおま、どの口がそれ言うん)


散々上洛しなかったの誰だったっけ。
と思ったらパッパがテンション高いのには理由がありました。

 
パッパ「京都の真田屋敷にね、隠し扉作ったんだー」
ないき「わあ面白い!」



兄ちゃん「マジこいつら( ゜д゜)」


とにかく息が詰まるから気分転換に出かけたいというお兄ちゃん。
嫡男のこの表情よ。



何故呼ばれたのかわかない、何が起こるかわからない。
そんなところに嫡男を連れていくわけにはいかない。

とはいえ、
誰か!!お兄ちゃんの話聞いてやれよ!!!




■新しい時代の戦



げんじろう「隠し扉はやめといたからねー」
パッパ「……… (´・ω・`)」


源次郎は「戦や陰謀は秀吉の治世にはありえない(からそんな隠し扉は必要ない)」と思っているんでしょうか。
一方昌幸は「秀吉の世は長くはない」と。

似た者同士だったはずの2人のこの差。


 

で、パッパが京都に来た要件は、「沼田返したげて」の話でした。
もちろんパッパ激おこ。
なだめる出浦さん。



「これが新しい時代の戦なのです」
「沼田を守るために!」


源次郎説得するも、案の定なかなか折れないパッパ。

 

戦なら行くだろう?と出浦殿、たまらん。
出浦殿になら説得されるパッパもたまらん。



マジ出浦様、確信犯。




■徳川の二枚舌外交



「沼田、沼田…まるで喉に刺さった小骨じゃのう」

誰 の せ い だ 、 誰 の 。

「沼田(領)問題ってなに?」「沼田ってそんなにいいとこだったっけ」と。
わかりやすいたとえが、沼田はパレスチナみたいな立ち位置。

20世紀頭、帝国主義化のイギリス。
ユダヤ人に対してバルフォア宣言、アラブ人に対してフセインマクマホン協定。
俗にいう「二枚舌外交」です。
『アラビアのロレンス』とかあのへん。
もっといえばフランスとつるんでサイクスピコ協定。
これを入れれば「三枚舌外交」なのですが、詳しくはグーグル先生におなしゃす。

その後のパレスチナ問題は史実が語るとおりになるのですが、
この時代の沼田はあくまで交通の要衝。
その沼田を北条と真田がとりあっていたのだけれども、しゃしゃりでてきたのが徳川。

徳川は北条に対して、真田に対して二枚舌を使いこなしました。



9話「駆引」にてナレネタバレしてた沼田の件。


お兄ちゃんも「じゃがではござらん」って激怒した沼田の件(10話「妙手」


なんかナイミツに頼んでた沼田のあの件(これも10話)


あのYAZAWAのいる沼田。


タヌキ徳川ふざけんな、といいたいところなのですが。



うん、かわいい。




■聚楽第サミット


結局氏政は沼田返してくれないと上洛しないからね、と。
パッパも「まじふざけんな」と。
源次郎がそれを治部殿に報告したら「ハナからあてにしてねえし」と。

源次郎の胃も片桐。


そんな沼田問題は話し合いで決めよう、裁定を殿下が下そう、との刑部殿からの提案。
徳川も北条も真田も、首脳きてないけど、みんなして代理だけど。




それにしてもなんだこの部屋。
秀吉の趣味の悪……エキゾチックな趣味を集めたようなインテリア。



さきほど、「首脳来てないけど」と述べましたが。



パッパ来てた。


『美の壺』のロケハンかな?
楽しそうだなー。



やっぱり楽しそうだなーー。
息子さんたち胃が片桐なのに楽しそうだなーーー。


 

開催の秀吉さんがやってきて、いざ!ってところで今回は終わり。



■気になりすぎる次回予告



半沢直樹かな?


いや、リーガルハイかも。


YAZAWAの大暴れ待機。


とはいえ、こういう煽りをつけられた回はだいたい裏が来ることは、この約半年で学んだ。
どうなることやら。



おまけ。最近はまってます。




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