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あたし好きなもんは好きだし、強引に諦める術も知らない

『真田丸』5話「窮地」、伊賀を越えて地元に帰ろう。

2016-02-08 15:46:33 | 大河
2016年大河『真田丸』5話「窮地」のネタバレ感想のようなものまとめ 

全体的に「笑ってはいけない神君伊賀越え」です

 

あっちの狸とこっちの狸、そっちの狸。

※いつにもまして全体的にうるさいです。ご注意ください。



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■ティーパーティーはキャンセルΣΣ(゜д゜lll)




信長と茶会の予定で、堺から京へ向かう最中の家康一行。
籠酔いで若干それどころじゃない家康に、もっとそれどころじゃない一報が届きました。

 
忠勝「本能寺、焼き討ちだってよ、明智M秀だってよ」
家康「うっそマジで」



とりあえず逃げなきゃまずい、となって話し合うのですが……

 
数正「海路は?」
家康「海賊やだ!!こわい!!」
数正「じゃあ東山道は?」
家康「明智んちなんてもっとやだよ!!!」


だだこねはじめた家康くん。
ぼろくそやけくそになって……

 
家康「上様を助ける!」
忠勝「ねーよ」
家康「いやいや生き残ってたらやばいってマジ、しばかれるって!!」
忠勝「だから落ち着けって」



家康「つか明智M秀より織田S長のほうがやばいから!徳川M康とかムリムリムリムリ!!」

さっそく窮地でタイトル回収してくれた家康くんでしたが。

いえやす は おもいついた (テッテレー)


 
「伊賀じゃ!伊賀じゃ!徳川マックス・怒りのイガロードじゃ!!」



■アナ雪、ナレ死( ゜д゜)ノ


 
家康「(スタスタスタスタ)」
忠勝「ちょ待てや」
家康「やだ!死にたくない!徳川の世がこないとあさが来な──」
忠勝「むしろ先頭危ないっつーてんの」
家康「それさっさと言えや!」


もうこのへんで腹筋がしんどくなってきます。

 
アナ雪「わて腰痛いねん、もう無理やねん」
家康「アナ雪……(´・_・`)」



アナ雪「( ´_ゝ`)」


アナ雪、ゾンビゲームにおける死亡フラグの王道ありのままの、ナレ死。



■ゲスの極み服部半蔵ヾ(・∀・*)


 
半蔵「おまたせ!」
家康「(キュン)」


それにしても、この脳筋ゲス半蔵に、ハマカーン持ってくるのは卑怯www

半蔵に連れられてイガロードを押し通す家康一行ですが。
恐れていた落ち武者狩りを目の前にして……

 
家康「え?話通ってんだよね?」
半蔵「だいたいはね」
家康「え?」


 
半蔵「まあ任せろや」
家康「ちょ待て、いやだから待てって」



みんな「うわあああああ」
家康「えええええええ」


そしてこうなる。
 ↓

家康「ああああああああああ」



■押すなよ?押すなよ(゜Д゜;)


落ち武者狩りミッションを無事終えた家康くん。
次に待っていたのは

 
家康「ええええええええ」(2)


家康「うそでしょこれ!!無理でしょこれ!!」
半蔵「もうさっきからうるさいなあ、いいからついてきて。このへん地元だから」
家康「ええええええええ」(3)


で、残ったった家康くん


家康「押すなよ?絶対押すなよ?」
家来「( ´_ゝ`) 」


このあとはお察しください。

もうそういうアトラクションかなって。



■(*´・д・)(・∀・`。)ネー




お に ぎ り の 呪 い が 解 か れ た ! !

 
家康「おにぎり美味しいねー」
忠勝「美味しいねー」
家康「もうすぐだねー」
忠勝「もうすぐだねー」


失いたくない、この笑顔。



■脳筋忍び(`・д・´)


そんな忠勝はんと家康くんの幸せな時間もつかの間。

「まだ明智はんがいるから行くよ」と半蔵はんが呼びに来ました。

 
家康「ええーマジで。どうすんのよ」
半蔵「押し通る!!!」
家康「」


脳筋に腹筋が辛い。
なんだこの超体育会系伊賀超えww


で、押し通った結果がこれ。

 
「もうやだ帰りたい帰りたい帰りたい!!帰り道なんだけど帰りたい!!!!」

そんなこんなで家康くん、無事に三河にたどり着きました。



徳川マックス・怒りのイガロード、これにて終了。
家康くん、たいへんよくがんばりました。




■そのころ、信繁は。


 

当事者以外にとっての『本能寺の変』の一報ってこんなだったんでしょう。
安土城と京の時間差や距離感を感じます。
(時間感や距離感を大事にするドラマはえてして名作。)



人質のわりに「私も行く!」って言い出した姉上を「お任せください」っていう茂誠さんがかわいい。



■そのころ、うめちゃんきりちゃんは…


 

長澤まさみに潜在する顔芸力がどこまで発揮されるか楽しみです。



■そのころ、昌幸さんと信幸さんは……


信長っていう大企業と取引を確約したばかりの町工場・真田家。
明智謀反の情報が入り、せっかくの販路拡大計画がおじゃん。

 

 
「父上の本心をお聞かせください!」
「わしの本心か。でははっきり言おう」



「全く分からん!!」

(ちょっとびっくりしました)
そりゃそうでしょう、つい昨日までたてていた計画がすべておじゃん。
たった一人の人間の死ですが、それが今よりもっと影響力を持っていた時代です。

 
「チキショー!何で死んでしまうかのう!信長め!」

昌幸父ちゃん激おこ、なんだけどどこか切なさ辛さが見えたような気がして。
(後述ですが、昌幸父ちゃんはもしかして信長の真意を把握していたんじゃないんだろうかと)

「どうしたらいいかなんてこっちが聞きたいわ!」と信幸にキレる昌幸。
信幸はこれで父の中の人間性を垣間見たんでしょうね。



■元信繁の昌幸。


 
「わしは海を見たことがない。山に囲まれて育った故な。しかし今わしは海の中におる。荒波じゃ。あっちにもこっちにも大きな渦が巻いておる」

まさにポスト本能寺の真田の立場なんだろうな。
穏やかな海が天下統一の世を隠喩してるのか。

 
「荒波を渡りきってみせる。誰が最後の覇者になるか、しかとこの目で見極めて食らいついてやるわ」

元信繁の今昌幸な草刈さんが言うと、なんだかグンとリアリティの増すセリフ。
その目には何が映るのか。




■隙あらば腹筋ついてくる大泉のお兄ちゃん


話の内容にジンワリきていたら…
  
「父上は海を見たことがないのか?」
「いえ、そんなことはないと思いますが」
「……だよな」


お兄ちゃん「(やっぱり、海見たことあんじゃん!!!)」
ここで父上の嘘や悪い癖に気づいたあたり、信幸兄ちゃんも成長してるんでしょうね。



■色々とスキル高いお父さん。


先週は父上のコミュニケーションスキルが披露されましたが。


・事実を伝える


・結論から言う


・部下の失礼はその場で叱る


・話が進みやすいように水面下で行動してる


見習いたい、昌幸父ちゃんの会議スキル。



■信繁、安土にて父上に出会う


信繁は、安土城の松たちを救出しようと安土に戻っていました。

 
「案外すんなり入れるかも」
「すんなり入れたな」


びっくりするほどすんなりwww


安土城の中で信繁が出会ったのは……


信繁「あっ、父上」



■滝川一益の語る織田信長


ちょうど、真田の郷に滝川さんがやってきました。
先週、沼田城と岩櫃城を取り上げた滝川一益です。

……が、まだ信長の横死の情報を手に入れていない様子。

 
「間もなくこの日の本から戦がなくなる。」
「比類なき力を持てば戦そのものが無用となる」
「最初は夢物語と思っておった」


語り出す滝川殿が切なかったなあ。
「夢物語」はそのまま夢物語に、「役目はここまで」もそのままその通りになってしまってるのに……



「だがもうその比類なき力も今はもうない」

昌幸は信長に直接会ってるから、信長の顔を思い浮かべながら言ってるんだろう。
信幸は会ってないから、滝川の話のまま信長像を描いてるんだろう。
「比類なき力」もふた通り、か。

キーワード『戦のない世』なんて、『戦国時代』真っ最中の彼らからしてみれば、もう本当に革新的な考えだったんでしょう。
というより戦国時代だからこそ、信繁らが「民のため国のためこの世から戦をなくす」とか言い出しそうなものだけれど、
それをあえて提言したのはあの織田信長。
しかもそれをまだ信長の死を知らない滝川の口を通して明らかにさせ、でもそのときにはもう信長はいないという、この諸行無常感

信繁のくだりでも触れましたが、情報の時間差を生かしきってるなあと思います。
本能寺の変を知らない滝川を情報弱者として扱わず、なくしたものの大きさを語るポジションに置く。
その大きさ、信長の真意を混乱を迎える今、真田が知る。


ヒリヒリするような優しさなのか、優しさが痛いのか。




■天下人は……


コントの締めに持ってこられた滝川さんのしんみりする話。
「戦なき世」を作る「夢物語」のような「比類なきお人」って
この人なんだよなあ……



その「比類なきお人」を
自害寸前まで追い詰めるのが信繁なんだよなあ……



主人公が真田信繁、というか真田一家。
メインは大坂の陣。
ともなると家康は悪役になる。

そんな家康が最初から「徳川家康」なわけではなかった。
どうしようもないくらいに情けなくて、でも生きることのに懸命で……と。


以前インタビューで、「信繁が見ていないものは詳しくは描かない」と三谷さんが仰っているのを読みましたが。
家康のイガロードだって信繁は見ていないはず。

それでも本編の真田一家を食うくらいに描いたのは、おそらくラストを見据えてのキャラクター作りなんでしょう。
そんな誠実さを感じるストーリーです。



■次回は……




小日向秀吉の登場です。



■いつもの。



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