福建省の武夷山一帯は岩肌が多く、そこでとれるお茶は「岩茶」と呼ばれています。その「岩茶」の一種類である「肉桂」も岩韻が強いお茶として知られていますが、岩韻の強いお茶とはどんなお茶なのでしょうか。
「肉桂」の「桂」はキンモクセイのことで、「肉桂」はキンモクセイの香りがするお茶であることから名づけられたといわれています。さて、この「肉桂」のお茶を口の中で軽く転がすようにゆっくり飲むと、甘い金木犀の香りが拡がります。やがてそれが全身に浸透すると気がみなぎるような感じとなり、心地よいめまいを覚えるといいます。
武夷山の岩の養分が醸し出す味と香りが岩韻なのですが、それは甘味、苦味、渋味といった基本的な味が十分であるというだけでなく、その味と香りが調和されていなければなりません。このような味と香りが調和された高級な「肉桂」だけが、先ほど紹介したようなめまいさえ覚えるような心地にさせてくれるのでしょう。
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