あらすじ
渋谷のセンター街で女の子に声をかけては風俗店にあっせん
する栗野健治。階下に住むモテないフリーライターの杉山は
太った女・小百合と知り合い久々に女を抱くが、小百合は一部
始終を録画してアダルトショップに売っていた。
一方、デパートガールのトモコは栗野の口車に乗せられてしまい
AVに出演させられることになり…。
【出演】
成宮寛貴
村上知子
中村ゆり
吉村崇
皆川猿時
感想 ※ネタバレ注意
人気作家、奥田英朗の同名小説を映画化した、渋谷を舞台に
負け犬たちの日常を描く群像的なエロチック・コメディー。
風俗専門のスカウトマンから、対人恐怖症のフリーターや
デブ専AV女優、風俗の世界へと堕ちていくOL、カラオケ
ボックスでバイトするSFオタク青年、淫乱主婦。
出てくる個性あるダメ人間たち。
そんな彼らのダメっぷりをポップに描き出した群像劇。
どの登場人物も本当にどうしようもないダメっぷりです、
SFオタク青年と対人恐怖症のフリーターなんて本当に
笑ったけど、風俗の世界へと堕ちていくOLと淫乱主婦
は正直笑えなかった。
それはその2人は特に、希望も救いもなかったからだ。
淫乱主婦を演じた濱田マリは、介護疲れからその人生を
壊していく経緯はよくわかるのだが、コミカルにポップ
に写していなければ、卒倒しそうな内容だ。
飛び交う言葉や内容は、エロいんだけど映像にはいやらしさ
は映っていない、そもそも負け組とか勝ち組とか言う人が
いるけど、ここに登場している人物たちは、そんな事とは
程遠い人間たちだ。
彼らなりの負け犬になるまでの理由があり、そして生き方
があり、希望があるとかそんな風に描いてくれれば、もっと
面白かったかもしれません。
結局どこにも着地せず、彼らは彼らの生き方を歩んでいく
ふわふわとした彼らの人生と同じような映画だった。
【評価】
(3.5点/5点満点中)
ララピポ HP
ロリータまではいきたくないですけどw
フリフリとかピンクとかリボンが大好きなので、村上さんの服とかすごい憧れる(笑)
お元気でしょうか?
確かにそんな感じで森三中の村上が
着てましたね。
ああいう格好で外を歩くという勇気が
すごいと思ってしまいます(苦笑)。