⑦パパの「頭の中は575」

元は「子育て日記」だったが、子供達も全員大人になっており、最近「俳句」の記事が増えたのでタイトルを変更しました。

追悼、鷹羽狩行を読んで

2024-09-10 04:46:36 | 創作・俳句など

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初めて俳句を作ったのは、2017年、当然プレバトがきっかけなんですが、

当時は基本のきの字も分らなかったが、基本がわかって来ると今度は発想が

浮かばないw それからの7年間で、結社にも入り、句会への参加も増やし

定期購読雑誌も増え、自分でも句会を開催したりしていますが、そんな中で

出会った俳句に「あ~こんな俳句が詠みたい」と、強く思わせられ、憧れる

ことが多々ある。最初に思ったのが、池田澄子先生のあの有名な蛍の句

じゃんけんで負けて蛍にうまれたの です

童話を読んだような気がしました。

そして、その次に強くそれを思ったのが、プロではなく、いつき組の九州の

あいだほさんに憧れ、口語句を「あいどほ流」と勝手に命名して真似ていま

したw NHK俳句の全国大会で正木ゆうこ先生の特選に選ばれた

あの茂みに届いたらホームランな

などの、あいだほさんの記事はこちらです。是非、読んでみてください

ただね、この〇〇に届いたらホームランや、藪でホームランボールを探す句

は、その後みんながまねをしたせいで(当然ぼくも)全てが類想句となり、

ボツになるようになってしまいましたw

そして、最近、ブログには書かなかったが、広ブロ俳句部の談話室で、坪内

捻典先生の、うんこシリーズ

桜咲くどすんと象はうんこして

桜咲く蟻のうんこを見ましたか 

桜咲くくすんと蝶がうんこして 

老人はすわるとうんこ春の道

デコポンも老人たちもうんこかも

こんなのが詠みたいと思った。因みに捻典先生は、国文学者で京都教育大学

名誉教授で、元学長。子規の研究者としても有名で、取り合わせに句の話を

僕もブログで取り上げていますので、ぜひ読んでみてください。

そして、最近、角川俳句9月号の「追悼、鷹羽狩行」の特集を読んで、すご

いな~と思った句がこの句。

櫂未知子先生、筑紫磐井先生がこの一句に上げておられた

人の世に花を絶やさず返り花

です。多くの(いやほとんどの)「返り花」は、時期を間違えたものの哀れ

さが詠まれているものなのですが、この句では、間違って咲いたのではなく

むしろ自らの意思で花開いたかのような、帰り花のありようを鮮やかにひっ

繰り返してくれています。

鷹羽狩行(たかは しゅうぎょう)先生は、山形県新庄市の出身ですが育ちが

尾道だと初めて知りました。もっと読んでみたいと思った。

 

一昨日も酒を断ってみましたが、カープは負けました💦 また飲んでやろう!

 

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2 コメント

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グライセン (⑦パパ)
2024-09-10 09:40:33
ですよね、四季はまだ届いていないのですが、
四季でも鷹羽狩行特集とあり、またお弟子さんの片山先生が対談されるようです。
返信する
Unknown (グライセン)
2024-09-10 05:12:38
私もこの一句素晴らしいな~と思いました。
追悼特集、良かったですよね。
句友にも広げました。
返信する

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