角川俳句「令和俳壇」で、星野高士先生に佳作をいただきました

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遂に憧れの星野高士先生から角川俳句の「令和俳壇」で佳作をいただきました。

今回の句を載せる前に、ちょっと長くなりますが、星野先生との出会いなど、

私の句歴から話します。２０１７年秋（今はもうない）広島テレビの俳句道場

にお遊びで投句して始まった私の俳句歴。選者の谷村秀格先生との相性がよく

結構入賞するので、調子に乗って夏井いつき先生選の俳句ポスト３６５にほど

なく投句を始めた。それまでは感性だけで投句していたが、基礎と云うか俳句

を勉強してみようと、翌年（2018年6月）からＥテレ日曜朝の「ＮＨＫ俳句」

を視聴するようになりました。その（私にとって）第一回目の放送の撰者が星

野高士先生でした。

そしてその時の兼題が「夏料理」その特選９句の中の２位の句が（勿論一般視

聴者の方ですが）好きで好きで、今でも覚えています。NHK俳句2018年8月号

星野先生の選ばれる句はどれも私好みで、ずっといつか星野先生に拾っていた

だきたいと願っていたのですが、ＮＨＫ俳句の撰者は翌年の３月までで、その

間すべての星野先生の兼題には投句したのですが１度も入選しませんでした。

まあＮＨＫ俳句はネットをしないベテランの方も投句する場だし、最もレベル

が高いと思っています。だって初めて佳作に選ばれたのは、見始めて１年２か

月後2019年10 月号で宇多喜代子先生に「夕立」で選んでいたのが最初です。

２回目はその半年後に長嶋有先生に「雪女」で、３回目が11か月後に櫂未知子

先生に「鍋焼」で。投句をはじめて２年半で３回、10カ月に1回の割の入選です

から、没には慣れているが、ここ最近夏井先生の俳句ポストや通販生活が絶不調

で、俳句の心が折れそうなのですが、その心を支えてくれているのが、鴇田智哉

先生が２回、夏井先生が１回と、難関ＮＨＫ俳句で、ここ４カ月で３回掲載され

ました。奇跡！そして忘れてはならないのが、本当に好相性の池田澄子先生選の

岩波俳句では１５回中１０回佳作３０選に掲載されています。（１度は特選）

 

前置きと自慢が長くなりました。申し訳ございません。でね、今回、角川俳句で

念願の星野高士先生に拾っていただけました。岩波の場合夏井先生を入れると、

撰者は１１人で、その中の一人を星野先生も長くされているのですが、１度も拾

っていただけなかったのですが、今回願いが叶いました。最高に嬉しい。

句意は、なぜか６０過ぎてほぼ一人暮らしになってしまった寂しい今を詠んでい

ます。

あ、そうそう、話が前後しますが、夏料理では、句友の彼方ひらくさんが岩波俳

句で特選３句を取られていた、この句も好きです。鱧や素麺って食べ終わると器

に水しか残ってませんよね。よく気が付いたよな～と感心しています。こういう

発見をし、俳句を作れたらな～

 

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