⑦パパの「頭の中は575」

元は「子育て日記」だったが、子供達も全員大人になっており、最近「俳句」の記事が増えたのでタイトルを変更しました。

俳句生活「よ句もわる句も」兼題「葉桜」

2024-07-11 09:06:53 | 創作・俳句など

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通販生活の「よ句もわる句も」、兼題「葉桜」人選いただきました。夏井先生

ありがとうございます。

葉桜や杜氏は蔵を移るらし ⑦パパ

はざくらやとうじはくらをうつるらし

事前勉強句会では、19点の4番目の句でした。季語は「葉桜」(初夏、植物

)季語解説、桜の若葉を葉桜という。葉桜は場面によってその心が異なる。散

り果てた花を惜しんで葉桜になってしまったと嘆くこともあれば、すがすがし

い若葉を前にして初夏を讃えることもある。ですが、僕の今回の句は前者の惜

しむ方の句です。

句意は、不味いことで有名だった某造り酒屋を日本一にした杜氏Dさんでした。

彼の造った新酒をみんなで飲む会を5~6回は開きました。そして不味かった

その蔵も、彼のおかげで銘酒と呼ばれるようになり、フランスのワインコンテ

ストでも「日本酒部門」で金賞に輝きました。そんな職人肌の杜氏Dさんは、

蔵元と酒造りの意見が合わなくいなり他の蔵に移っていきました。「移るらし」

と伝聞による推測より、「移りをり」と言い切った方が良かったのかな?と散々

悩んだのですが、伝聞を選びました。正解だったようです。

 

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2 コメント

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Unknown (maco)
2024-07-11 09:23:27
おめでとうございます。
花を惜しむ気持ちに寄り添った御句ですね!
去るではなく移るというのも、この杜氏の次の活躍が期待できることを表していると思いました。
返信する
macoさん (⑦パパ)
2024-07-11 11:15:21
ありがとうございます。
次の蔵も、OEMで安酒を大量に作っていたのですが、
癌の蔵元に「息子を仕込んでくれ」と頼まれ、ここ
も銘酒と云われる酒になったのですが、蔵元が亡く
なられたら、高い材料を使う杜氏はいらないと、奥
さんと息子に蔵を追い出されました。いま、酒米使っ
てないですからね、この蔵。笑うよ。
返信する

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