夕螺の一言日記

毎日心に浮かんだことなどを書いてみたいと思います。。。(2014年3月13日開設)

池に浮かぶ月64【3月5日】

2018年03月05日 19時09分24秒 | 「池に浮かぶ月」
去年は待機児童の問題が表面化しました。
安倍総理は輝く女性を言っていましたが、働く一般女性を支援する政策ではなくて女性議員や企業の役員といったものだけに目を向けていました。結局これも頓挫して現在の国会も女性議員の数は後進国です。働く女性の支援といっても頓挫をしています。
働く女性の支援といった場合、保育所となりますが、日本ではいまだに保育所は福祉の場であり教育の場ではありません。ここから様々な偏見が生まれます。この偏見は女性同士の対立ともなります。昔から「保育園の子」といった見方がされていました。福祉ですから家族への風当たりも強くなりますし女性が誇りを持って働き続けるための弊害にもなっています。
という事で、去年は、保育所を福祉から切り離して幼稚園と同じ教育の場にすべきと書いていました。

「池の上に月が昇る
その池に写る月は現実の月ではない
しかし現実の月を写したものであることでその池に浮かぶ月も現実である
人間の過去もすでに現実としては存在しない
しかし過去の時間の中で現実であった」

「3月 5日という日」

【2017年】ツイッターつぶやき以下、ツイッターからの転載です。「待機児童解消へ、安倍首相「6月に新プランを決定」 (TBS) 保育園は福祉から切り離すべきです。幼稚園と一......

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2018年 3月 5日(月)「俳句と自由」

2018年03月05日 11時37分46秒 | * 俳句 *
先日書いた俳句はその遺産から何を引き継ぐか。伝統とはなにか(3)の続きです。
俳句のユネスコ無形文化財登録に向けての俳句と自由を考える場合、福田若之さんの有馬朗人氏に反対する
ー俳句の無形文化遺産登録へ向けた動きをめぐってー
【週刊俳句】を見てみましょう。
これは有馬朗人さんのインタビュー記事そこが聞きたい!世界のHAIKUへの批判として書かれています。
結論から先に書くと、福田若之さんの「俳句とは?」の考え方が見えておらず、「近代に読み返された俳諧の発句から、ジョン・ケージの五七五拍子のピアノの小品にいたるまで、僕たちはそのつど、僕たち自身が「俳句」と呼びたいものを「俳句」と呼びつづけてきた。」(引用)と、書いていますが、ここでは俳句とは「僕たち自身が「俳句」と呼びたいものを「俳句」と呼びつづけてきた。」という事だけです。これでは有馬さんへの批判としては成り立たないでしょう。
「俳句はその遺産から何を引き継ぐか。伝統とは。(3)」でも引用した有馬さんのお考えでえある
「俳句の大衆性……短いという俳句の持つ簡潔さゆえに誰もが俳句を簡単に作ることが出来るのです。 当協会の俳句コンテストへの海外からの応募は49か国に及びます。」
「一方俳句が短いことによって、一般の人々が俳句を作る楽しみを知り始めました。 こうして俳句によって詩人の数が急激に増えつつあると言えます。」
と、福田さんの
「僕たち自身が「俳句」と呼びたいものを「俳句」と呼びつづけてきた」
とは違いがないのです。
俳句の自由さを求める中で、自由が大衆迎合的になし崩し的な拡大解釈がされはじめてしまいます。
僕たちは自然に働きかけながらも自然の法則の中で規制されて生きています。ここには観念論的なまったくの自由はありません。自然の法則にその都度従う中で自由は貫徹されています。自由になりたいなら、自然に対して自由に働きかけたいならば、自然法則をしっかり見つめなければその自由を手に取ることができないでしょう。
それと同じように俳句には一つの法則のような決まりごとがあります。ここからはみ出せばすでに俳句ではなくなります。同じ5・75でも川柳とよばれる表現形態が独立しました。俳句から影響された絵画では俳画が生まれました。これらは俳句ではありません。福田さんがおかきの俳句から影響された音楽も俳句ではなくてひとつの表現方法であり「俳楽」ととでも呼ぶ新しい表現方法として広まればよいのです。
「僕たち自身が「俳句」と呼びたいものを「俳句」と呼びつづけてきた」というだけでは誤りです。
同時に俳句をみじかい詩あるいは誰でも簡単に作ることができるとだけ規定をしてしまうと、それは季語さえ入れれば交通安全標語も俳句となります。これを俳句ではないと切り離して俳句的言葉遊びあるいは俳句的標語などという分野に置くべきでしょう。
次は俳句の世界で規制されている中での自由を書きたいと思います。

 俳句はなぜ自由であり得るか」につづく
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gooお題「あなたは花粉症ですか?」

2018年03月05日 10時17分38秒 | 「思うこと」
花粉症とは30年以上の付き合いです。
はじめて花粉症になった時は鼻炎というのかひどい鼻づまりが後遺症に残り苦しみましたが、最近では程よくお付き合いをしています。
以前からこのブログに書いたことがあるかと思うのですが、梅の花が咲くころに始まり、桜が散るころに終わることから風流でもあります。僕の中では完璧に花粉症は季語となっております。
対策は、薬を飲むのもいやですから鼻水やくしゃみはこんなもんだとほっておきます。目のかゆみだけはどうしようもないのでひどいときだけ目薬を。
抜本的な解決には、東京でいえば千葉県の杉の木を全部切り倒さねばならないという事を聞いたことがあります。でも杉には何の罪もないはずで、手間や費用がかからない杉を山に植えるという人間の仕業らしいですからなぁ。。。。漁業のためには山を大切にしなければならないそうですが、国土のほとんどを山にしめられる日本ですから山の管理は大切ですね。この考え方の延長線上に花粉症対策の抜本的解決がある。
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