ボタンが咲いたから描こうと思ったら
風と暑さであっという間にしおたれた
こりゃダメだ
と思いチューリップももう終わるし
と浮気して
チューリップ描き始めたら 雨だよ
ボタンに傘差さないと花がダメになる
ガーデンテーブルの傘をもってさしかけてやってと頼んだら
大きすぎるし
ダメだ もっと軽い大きい傘を買ってこいという
さて
チューリップって 空の様子と温度に
さああっと 反応して花びらを閉じていく
雨になったら すぼんでしまった
ただ光と温度に細胞が反応するんだろうが
目の当たりにすると チューリップに魂が宿っていると思っちゃうよ
ま 人間の魂だって ただの 反応なんだろうけれど
これが描き途中でやめた絵
花ダメになるかもな
と
写真撮っておいた
花びらが動いたのわかるだろうか
しかし
写真て 能がないなあ
これしか写せないんだ
写真と人間お目の違いがよくわかった
でも人々には
私の変な絵より写真の方が花の美しさを捉えていると思うだろうなあ
ボタンには 大急ぎでパラソルを買ってきて
さしてあげた
明日は出かけるので
明後日花がダメにならないように
明後日も雨みたいだな
ところで 今階段で滑って落っこちて
右のお尻打った
あああ 今年 お尻は災難ばかりだ
ところで傘騒動を終えて
チューリップを見たら 一気に老けてしまった
今日は花の精 まじまじ感じた一日だった