猫の話で何が有名だ?
ポーの黒猫?
ホフマンの牡猫ムルの話は相当面白い
朗読向き 私向き って勝手に思う
ムルが言うのよ 自分の先祖は貴族だ
長靴をはいた猫だ!って
へえ!?ぺローっていつごろの人かと調べたら
ホフマンより200年くらい前の人だ
でさらに長靴をはいた猫は?・・・ ハハア 古くからの伝承物語だって
ギュスターヴ・ドレの 長靴をはいた猫
ドレが19世紀後半の人
私 猫って描いたことないなあ
面白くて笑っちゃった話がね
ムルがある悩ましい晩に雌猫に会うのよ
? ?
恋心が募って
その雌猫の声に合わせて
歌ってみると
だんだん絶妙のハ~~~モ二~~~♪ ♪
盛り上がったところで 見詰め合ったら
雌猫が 言うの
おお! 私の坊や!って 私がお母さんよ?
わたしは一目でわかった あの猫(ひと)と生き写し!
そこで もうお父さん猫と別れたことを母猫は語る
だって
お父さん猫はあなたの小さい兄弟を食べる!っていうんですもの!
でも 別れてもあの猫(ひと)の美しい姿かたちに心がときめくのよ
って
ハハハ
ムルは内心思うわけ
子どもを食べるって・・・ 普通でしょうが!
動物の多くは 子ども 食べるよ
さて お母さんは食べ物を手に入れるのも大変な窮乏生活で
おなかが空いているというので
ムルは 食べ残した魚の頭
持ってきてあげようと思うわけね
で
魚の頭を咥えて 屋根の上に飛び乗って
お母さんのところに行こうと思うのだ
だ・・だ・・が
ムルはそこで 何もかも忘れて
おのが欲望の虜になって
その魚の頭 食べちゃった!
しばらくは悶々と
お母さんを思って 悩むんだけれど
もう会いに行けない
・・・・
それで・・・・
そのことは
すっかり忘れちゃうんだ!
もう 笑えるでしょ!
こういう物語テレビでやればいいのに
今朝は 腕 痛いです
プール入れないな