北国様 メールありがとうございました
コメント欄なくして私はよかったっと思います
なんか消耗してきたのですが 必要な時はお互いメールはやり取りできますものね
輪郭線のことを書いたとき
北国さんの絵を思っていました
この絵は色を付けてから
後から輪郭線を描いていますよね
上体の方は
輪郭線をはみ出して白がある
巧まずしてか
深慮遠謀かわからないけれど
動きが出ていいですね
みなさん
褒めてくださる秘密はそういうところかも
ルドンの絵は輪郭線ありますよ
そのリズム感たるや
やはり天才は違いうなあ
音楽家だからかなあ
と思いました
輪郭線の話は
デッサンの初歩を習うときには
必ず出てくるのです
輪郭線で描いたら描けちゃったような気がする時期ってあるでしょう?
木炭デッサンや鉛筆デッサンを習ったりすると
しょっちゅう叱られます
そんなところにこんなひもみたいな線があるかよ!
よく見ろ
って
へたくそなデッサンですんません
こういうのを描くときに
安直に線がくっきり太く描いてあると
おかしいのですけど
そんなこといったってねえ
輪郭線
意識はしますよね
実態と周りの空気との境目として
その境目について
若者時代描いたデッサンを
グループで
大学生の先輩を呼んできて色々アドバイスをもらう会をやりました
(それが前に記事に書いたニコライ堂の話です)
その時私がつかんだデッサン感というのは
形は外から規定するようにとらえたら
ついには虚無的になって
厭だなと
物体は空気を押しのけてそこにあるんだよ
という風にとらえたかった
ということでした
北国さんの
上体の線が白い色の中にあるという効果は
こういうことからも私は理にかなっている と思いました
ルノワールが輪郭線を描かない
というのは笠間美術館の模写の講座で初めて意識したのだけれど
日本の西洋画は印象派の影響も強いし
ルノワールの弟子だった方たちが
日本の画壇を引っ張ってきたというのもあるからね
輪郭線を描かない
というのが教条的に語り継がれてきているという原因でもあるだろうと思います
輪郭線 どういう風に描いているか
と
巨匠の絵を鑑賞すると
また勉強になることもありますね
北国さんの絵は輪郭線のある絵ですものね
わたしにはない叙情的な雰囲気
わたしもいつか
抒情的な絵を描くぞ!
と
意欲を燃やす泉ですから
どんどん載せてくださいね
えらそうなことをいっぱい書いて
すんません
書き始まるととめどないのが悪い癖なのです
今後ともどうぞよろしくお願いいたします