遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

熨(の)された話

2009-10-27 06:03:11 | ブログ

Ika

熨(の)す という字は熨し烏賊で覚えたんだった

 

言葉の使い方

文章の書き方で

夕べ

友人(ブログ友ではありません)に熨されてしまった

?ひどい言葉の使い方で 私が熨してしまった?

 

いつの間にか

とんでもない表現様式を身につけたなと

相当に ショック

 

ショック療法でかなり面白いことが分かった

もともと私の口ぶりが汚くて

ゆすらうめさんも

遊は怒ってるのではないとフォローしてくれます。

 

なかなか

気を入れ替えようと思っても

難しいですが・・・ フーン  がんばります

方言が

我が物顔に標準語に入り込む

これは

日常的な現象で

どんどん日本語が壊れていく

私もずいぶん壊してる。

 

東京方言使用者は標準語が易しいようで難しいです

落っこちるって方言だったのね

とばしりという言葉は知らず ようやくとばっちりのことかと理解した。

とばっちりも方言だな 多分。

 

体言止めが気に食わん

といわれ

体言止めって野卑なの?

調べた。

 

いまどきの若者は(私のようないまどきのおばあさんも)

きちんとした言葉遣いを見失ってる

 

大学生は

論文指導で

体言止めはいかんと叱られ

なんで~~

と思うらしい。

私は論文を書いたことがないので

こういう指導は受けたことがない。

しかしよく分かった。

きちんと論ずるのに体言止めでは伝わりません。

 

体言止めを多用するのは

田舎源氏の読みすぎだろ

といわれ

もう一回ひもといてみたら体言止めなんか使ってない。

でも

助詞を省いて名詞を羅列

こういうやり方は多い。

他の時代の文章と比べて

とはまだやってはいないけれど。

 

朗読を習ってるのですから

耳に気持ちよく入る言葉を使えなくては  と

気が焦ります。

勿論、野卑な言葉や調子物の地口の楽しさも含めてね

お上品ぶる気は

さらさらございません

 

 

田舎源氏を読んでみて

江戸時代の庶民の文化

歌舞伎や浮世絵もかなり下世話な話で

こういう

エンターテイメント優越の文化のありかたって

考えてみれば特殊かもしれない

 

外国の人は様式美と捉(とら)えるのかも知れないが

 

いまだに営業ベースに乗るかどうかで

わが日本の文化は左右されてるものね。

若い芸術家は

エンターテイメントと芸術をきっちり分けて産みの苦しみを彷徨している

 

年老いた私には

もはや関係ないとも思うけれど

 

日本語を壊す人にならないように

ありたいものだと

ショボショボ考えました

 

 

痛烈パンチをくれる友人はありがたいです

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私もとばしりは知りません。とばっちりなら使います。 (kazuyoo60)
2009-10-27 09:03:38
体言止めは強い印象を与えるからですか。
言葉は生き物でしょう。良い意味の言葉でも可笑しくなったり、反対のもありますものね。
kazuyoo60 様 (遊工房)
2009-10-27 11:49:42
あら
関西の方もとばしりを知らない
私だけではなかったのですね
とばっちり しか しらなかったわ! (P)
2009-10-27 15:59:57
体言止め(連体形止め) 私は好きですね~~余情がないのね?私にも余情はないなーー(笑)いいじゃない?スッキリしててさ!
[E:parking]様 (遊工房)
2009-10-27 16:07:50
お歌はありなのよ
詩とかも
私が使ったところはまずかったの

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