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文責 小林博子

音更町東和から

小平町 鬼鹿 磯ふじ

2007年05月16日 | 食・レシピ

小平(おびら)町は留萌の北に位置する町。
その北は苫前(とままえ)町で、さらに北が羽幌(はぼろ)町です。
小平町からもお天気がよければ天売・焼尻が見えます。

海沿いを行くこのルート、お天気がよければ最高です。
夕陽が見られればもう言うことありません。

さて、ウニの時期にはちょっと早いのですが、小平町近辺まで出かけてきました。
旭川からだと車で1時間半ぐらい。

小平の市街地から数キロ北に鬼鹿地区があり、このあたりをお昼時に通ると必ず寄るのがこの「磯ふじ」食堂。
お向かいには立派な新興のお食事どころがあるのですが、ひっそりとたたずむこのお店がよいのだわあ。

お店の方に伺うと、現在創業28年。
あと2年は頑張りたいんだけどねえ、とおっしゃる。

1月におじゃましたときに、お土産に銀杏草を持たせてくれました。
今回はフキを持たせてくださいました。
それも後は味付けをすればよい段階の! 早速夜にキンピラ風にして食べたら、おいしかった。

ちなみに、銀杏草もフキもお店のメニューではありません。
メインはウニ丼。
しかし、この地方の生のウニが食べられるのはもう少し後。

ウニの時期でなければ、ラーメンがおすすめです。
どれもおいしいけれど、私は味噌をいただきました。

ウニは6月20日からですって。
ここのウニ丼は最高です。
昨年、食べました。
たっぷりのウニの下に、ちょっと甘めの卵焼き。
ウニと卵の取り合わせ。これがなんともおいしい。

「ウニ月(うにづき)にまた絶対においでね」と言われて、お店を後にしました。

(昆布のとれる時期は昆布月、ウニのとれる月はウニ月と言うらしいです)

余談
「銀杏草は、今時期はどうなっちゃってるんですか」と聞くと、「白くペラペラになって、そのうちになくなっちゃうの」とおっしゃる。
フーン。


今日のお昼-らーめんや天金

2007年04月25日 | 食・レシピ

昨日、旭川のセブンイレブンで発見。
帯広では見かけないなあ・・・。
ラーメンって、月に1度か2度、食べるだけですが、今日のお昼はこれ。

味は・・・。
私にはちょっと塩辛すぎ。コッテリしすぎ。
「天金」はお店で食べる分にはそこそこ。

このインスタントは藤原製麺製。
帯広でも藤原製麺は見かけるけど、住所が旭川市永山だったって、今日知りました。


銀杏草

2007年02月06日 | 食・レシピ

銀杏草

北海道は広い。農業が主産業の地域もあれば、漁業がもっぱらというところもある。
十勝で生まれ育った私、子供の頃のおやつといえば、ジャガイモの煮たのやら、トウキビのゆでたのやら、もちろんそれらもとてもおいしくって、いまでも大好きだけど。

浜で育った人は全然違うんだろうなあ。
「おいしい」と感じるものも違うんだろうなあ。

さて、先月、たまたま訪れた小平町(留萌の北)鬼鹿の磯ふじ食堂で(夏はうに丼が最高!)「銀杏草」なるものを分けていただきました。
お店のお母さんいわく、「柔らかい葉っぱだけを切って、塩水で洗って、冷凍しときな。水で洗っちゃ、だめだよ、塩水だよ。そうすればしばらく食べられるから」。
小さめのビニール袋にいっぱいいただきました。
帰ってから、言われたとおりに処理して、5回ぐらい食べました。
お味噌汁が定番らしいのですが、鍋に入れるとおいしいのなんの。

ひょいとビニール袋いっぱいいただいたものだから、そう高価なものではないのだろうと思っていたら、スーパーで売り物の値段を見てびっくり。
生わかめの倍はします。

しかし、このおいしさ、やめられません。
いただいたものはとうに食べ尽くし、スーパーで買うこと2度。

売っているものは「葉っぱ」だけになっており、水洗いをすればすぐに食べられます。
葉っぱだけを切る手間が高いんだなあ、と納得。

魚介類がベースの鍋に入れてみてください。
しゃぶしゃぶのように、さっと火を通すだけでOK。
今時期の白菜にもとてもよく合います。
海のものは海のもの同士。
お肉よりは、タラやアサリ、ホタテといったところと一緒に食すと、「ああ、今までなんでこれを知らなかったんだろう」と悔やむこと必定。

暖冬とはいえ、やっぱり冬は鍋、スーパーで銀杏草を見かけたら、お試しあれ。