小平(おびら)町は留萌の北に位置する町。
その北は苫前(とままえ)町で、さらに北が羽幌(はぼろ)町です。
小平町からもお天気がよければ天売・焼尻が見えます。
海沿いを行くこのルート、お天気がよければ最高です。
夕陽が見られればもう言うことありません。
さて、ウニの時期にはちょっと早いのですが、小平町近辺まで出かけてきました。
旭川からだと車で1時間半ぐらい。
小平の市街地から数キロ北に鬼鹿地区があり、このあたりをお昼時に通ると必ず寄るのがこの「磯ふじ」食堂。
お向かいには立派な新興のお食事どころがあるのですが、ひっそりとたたずむこのお店がよいのだわあ。
お店の方に伺うと、現在創業28年。
あと2年は頑張りたいんだけどねえ、とおっしゃる。
1月におじゃましたときに、お土産に銀杏草を持たせてくれました。
今回はフキを持たせてくださいました。
それも後は味付けをすればよい段階の! 早速夜にキンピラ風にして食べたら、おいしかった。
ちなみに、銀杏草もフキもお店のメニューではありません。
メインはウニ丼。
しかし、この地方の生のウニが食べられるのはもう少し後。
ウニの時期でなければ、ラーメンがおすすめです。
どれもおいしいけれど、私は味噌をいただきました。
ウニは6月20日からですって。
ここのウニ丼は最高です。
昨年、食べました。
たっぷりのウニの下に、ちょっと甘めの卵焼き。
ウニと卵の取り合わせ。これがなんともおいしい。
「ウニ月(うにづき)にまた絶対においでね」と言われて、お店を後にしました。
(昆布のとれる時期は昆布月、ウニのとれる月はウニ月と言うらしいです)
余談
「銀杏草は、今時期はどうなっちゃってるんですか」と聞くと、「白くペラペラになって、そのうちになくなっちゃうの」とおっしゃる。
フーン。