おばさんって3人以上で行動するのがお好き。
お好きなだけなのか。
きっと習性ってもんなのだと思います。
1人でも「おばさん」というだけでかなり顰蹙ものなのに、3人以上になるとどうなるか。
おばさんはいつも自分が正しいと思っています。
他人が迷惑を被っていることには全然お構いなし。
自分が被ったちょっとした迷惑にはえらい剣幕で怒り始めます。
はあーーー。
皆さん、社会の迷惑にならないおばさんになりましょう。
と、自戒の念も込めつつ、本日、札幌-帯広間のJRで隣り合わせたなんと4人組おばちゃんの様子をご報告いたします。
南千歳から乗車して、私の前の席に陣取った4人。自由席の車両です。
席を向かい合わせにするも、まぶしいのが気に障ったらしく、私の隣の席に移動開始。
席を回したいのだけれど、前の座席の方が椅子を倒して寝ている様子。
がらがらの車内、寝ているおじさんを起こす必要は全くないのに、「お休み中すみませんが、椅子を回したいので、背もたれを戻してもらえますか」と。
わいわいとお弁当を広げ始め、そこへ車内販売が。
4人が一斉に「あれはあるか、これはあるか」と尋ねてお姉さんを困らせる。
お姉さんはそういうおばさんの習性は熟知しているらしく、笑顔で「はい、お1人ずつお伺いいたしますね」と宣言。
もちろん、支払いはお一人様ずつ。
お弁当にビールで旅の気分を満喫し始めたところに、切符拝見のお兄さん。
「お食事中誠に恐れ入ります」と親切丁寧なお兄さん。
ここであろうことか、切符をかばんから取り出そうとしたおばさんの手元が滑って、お弁当が転落。
車掌さんもちょっと動揺。
おばさんの1人は、「食事中だってわかっていたら、後からもう一度来ればいいでしょう」と。
もう1人のおばさんは、「この席ってお弁当を置くテーブルもないのよね」と。
隣で第三者として目撃していましたが、どう考えてもおばさん4人組が悪い。
ひっくり返したお弁当を、車掌さんのせいにするな!
テーブルは椅子の背にちゃんとついてるんだ! ひっくり返したからなくなったんでしょ!!
車掌のお兄さんは「後でおしぼりをお持ちします」と平謝り。
「お兄さんはちっとも悪くないよ、謝ることなんかないよ」。
でも、おばさんウィルスは怖いです。
おばさんウィルスに感染したくないので、家に帰ってすぐに手洗い、うがいを実行した私。
車掌のお兄さんも、車内販売のお姉さんも、おばさんウィルスに負けるな!!