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制作好房

初志貫徹 ~志無くして進歩なし

曳山回顧(平成4年幕洗川一区)

2013年06月19日 19時42分32秒 | 土崎港曳山祭り
あー、今日もダルい暑さと湿気。
今週末は秋田に帰るのでそれを励みにくだらん仕事をやっつけ。
木彫って生きていけたらどんだけ幸せか・・


さて、気持ちを入れ替えて今回は平成4年の幕洗川一区さんです。

「乾坤一擲 驚天動地の桶狭間」


勝手なイメージですが、幕一さんっぽくないという印象が。
字を書いてる人も今とは違うような・・
人形のバランスもよく、全体がいい感じで纏まってますよね。
信長と義元の雰囲気もイメージに合っていて分かりやすいです。

最近あまり見ないですが、
この写真のように刀を背中に背負ってるのが私は好きです。戦いに来たって感じが。
右利きの場合、この写真のように背負うと刀が抜きづらいんじゃないかと思いましたがこれで正しいようです。
左手で鞘を持ち上げて、それから右手で抜くとのことです。


またどーでもいい話になってしまいましたが、
まずはあと2日、テキトーにやり過ごします。



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)

曳山回顧(平成元年壹騎町一区)

2013年06月18日 20時21分37秒 | 土崎港曳山祭り
今回は平成元年の壹騎町一区さんです。

「勝者無常 小枝に覚むる 須磨の朝風」


有名な一の谷の一場面。
息子と同じ年頃の敦盛の首を、一瞬躊躇しながらも斬ったという場面。
その後、罪悪感に苛まれた直実は出家し仏門に帰依したといういいお話です。

この題材使うと外題も深いものになりますよね。
記憶に新しいところですと平成23年の将軍野二区さん。
「夢幻泡影 飲涙乃一閃」
うーん、これも良い外題ですね。

さて今回の外題、「小枝(さえだ)に覚むる」とありますが
「小枝」とは敦盛が持っていた笛の名称。須磨は敦盛最期の土地。
朝風は普通に風のこと?
小枝を見て敦盛を思い出すってことでしょうか?

まあ、とにかく良い場面ですね。
攻撃人形は去年の将軍野四区さん。
この当時は顔が違いましたよね。
顔の向きは現在の方が自然な気がします。
ヤラレの顔もかっこいいですねー!これも去年の将軍野四区さんのヤラレ!
化粧はこの当時の方が好きですね。最近は目元がタヌキ化してきたというか・・


壹騎町一区さん、今とこの当時は岩の形が大分違うような・・

後ろに市制百周年の置き山が見えてますね!



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)

曳山回顧(平成4年統前旭町二区)

2013年06月17日 18時41分04秒 | 土崎港曳山祭り
久し振りに天気が良くなったと思ったら今度は暑い(-_-;)
でも祭りの匂いがプンプンしてます。


今回は平成4年の旭町二区さんです。

「益荒男震う破牢の金剛力」


場面は歌舞伎十八番のひとつ、景清。
壇之浦の後捕らえられた景清が平家の宝のありかを言わずに居たら
人質の妻や子供をダシに使われたので、激怒し牢屋を破壊して脱出したという話。
畠山重忠は捕らえようとせずに景清を逃がしたという感動の話でもあります。
いやー、統前とあってか良い場面選びましたね。
書きながら熱くなってしまいました。

人形はこりゃまた贅沢な組合せです。文句なしです。
確かこの次の統前も同じ組合せでしたよね、旭二さん。
というか普通の年もあまりハズレを引かないところを見ると人形屋とうまいこと付き合っているのかな。
(そもそもハズレがあるって時点で腐ってるし何で金払う方が機嫌取らなきゃいけないんだっての)

という訳で素晴らしい山車ですが、今日は話が逸れそうなのでこの辺で。



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)

曳山回顧(平成2年統前加賀町)

2013年06月16日 12時25分52秒 | 土崎港曳山祭り
昨日、中学時代からの友達が泊まっていきました。
話す内容も歳相応のものになってきます。
月日が経つのは早いもので・・
やりたいことやって後悔しない人生にしたいなと。


さて、今回は平成2年の加賀町さんです。

「豪雨逆巻く奇襲 快挙の桶狭間」


超有名な場面ですが、服部小平太が居てこその毛利新介の功績ですよね。
おいしいどこ取りの気がしますが首級をあげるって凄いことなんですねェ。

人形は前回統前の将軍野二区さんと同じ組み合わせですね。
攻撃が若干右に倒れちゃってるのが個人的には勿体ないかと・・
去年の壹騎町二区さんくらい倒すとベストかなと。(人形バカと合意済)

岩の形、好きです。硬そうな感じも出てますし。


これって本町通りですかね。
出発前の朝っぽい雰囲気がしますが、道端に置いてたんでしたっけ?



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)

曳山回顧(平成2年新町)

2013年06月15日 09時54分04秒 | 土崎港曳山祭り
昨日飲みすぎて二日酔いです。

そういえば先日、土崎の祭りにも何回も来ていて全国の祭りも見て回っているという方と
ネット上でやり取りをしていたところ、こんなメールが。


「大阪の岸和田の知人に土崎のDVDを貸したところ、
東北の山車では最も関西のフィーリングに合うと言っていました」


だんじりも荒っぽいですからね。
フィーリングが合うと言われ、ちょっと嬉しくなりました。


というわけで荒っぽい土崎の繊細な山車を。
今回は平成2年の新町さんです。

「邪悪断ち切る坂田の太刀風」


新町さんらしい二体飾りでバランスも飾り付けも文句なしです。
花めっちゃ多いっすよね。腰に巻いた鈴も印象的です。

前回の旭町三区さんのヤラレの顔がどーのこうのと書きましたが、当然平成2年もこの顔です。
某祭りバカによると(褒め言葉です)、平成5年の土崎公民館前に飾った置き山から顔が変わったらしいです。
まあ、どーでもいい話なんだけど何故か気になってしまいます。

鬼童丸が持ってるやつ、何だろう・・



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)