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有志舎の日々

社長の永滝稔が、 日々の仕事や出版・学問などに関して思ったことを好き勝手に 書いていきます。

大阪大学からこんな文書がきました

2017-02-08 15:45:58 | 販売情報
大阪大学から「物品調達システム利用についてのご案内」なる文書が届きました。
要は、研究費不正使用の再発防止策として、大学教員からの物品の発注および取引業者における受注をWeb上で行うシステムを導入したので利用登録をしろ、というものです(事務当局が不正がないかどうか監視するって事ですね)。

でも、こちらからすると本当に面倒です。
今までは電話とか学会販売の場で注文を受けて、本と伝票を発送すれば良かっただけなのに、何でこんな内部のシステムにまで巻き込まれないといけないのだろう。
こういう手間もコストなんですけど・・・。
それに、不正の本丸は本の購入費なんかじゃないでしょう。これはもう「巻き込まれ事故」ですし、不正などしていない企業に対しても失礼だと思います。

そもそも、研究費不正使用なんて大学内部の問題なのに、その防止のために関係ない外部の企業まで煩雑なシステムに勝手に巻き込んで平然としている感覚が理解出来ません。
「国立大学が決めたんだから、お前ら民間業者は言うとおりにしろ」ってことですかね。
まあ何とも「親方日の丸」そのものですなあ。
これに登録するかどうか、ちょっと考えよう。
登録しないと取引しないとは書いてないし(事務部門が対応すると書いてある)。

それに、今後、各大学でバラバラにシステムを構築して登録しろ、って言ってこられたら、何十というシステムに巻き込まれ、全部マニュアルも対応方法も違ってくるだろうから、こっちは収拾つかなくなるんですけど。
考えただけでも恐ろしい。
どうせやるなら、国公立大学統一のシステムを作って欲しい。それならこちらも楽になります。今は、公費購入にあたっての伝票記載方法も大学ごとに違って、何度も作り直させられたりするので。

でも、こうやって文句言ってたら阪大からイジメられちゃうかなあ。

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