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有志舎の日々

社長の永滝稔が、 日々の仕事や出版・学問などに関して思ったことを好き勝手に 書いていきます。

ドイツのコミュニティカレッジについて

2018-08-21 13:17:21 | 社会・経済
この「「生涯学習」がドイツで無理なく根付く理由-コミュニティカレッジが「街力」を強くする-」という記事、勉強になりました。
そして、ドイツのコミュニティカレッジ、素晴らしい!
こういう事を杉並で高円寺でやっていきたいなあ。
そのなかの一要素として学術書出版も位置づけられれば良いわけだし。

こういう自立的(自律的)な文化資本の存在が、地域における個人の政治的自覚を創りだしていくわけですね。
それに、高円寺自体が多国籍化しているわけだから、そういう街で語学・歴史・文化学習などを通じて「他者との共存」を体感できれば素晴らしい。

でも、まずは私自身がもっとコミュニティカレッジのことを勉強しないと(特に収支構造などの経済面)。
そのうえで、協力者の方を募って相談したいです。
皆さん、よろしく。


指定管理者制度と地域NPOについて

2017-07-18 10:47:00 | 社会・経済

本と人をつなぐNPO法人「そらまめの会」による公立図書館運営、とても興味深い。
指定管理者制度の理想的な在り方がここにある気がします。
杉並区も外部の有名業者に丸投げするのではなく、これを見習うべきだと思うし、そういう受け皿を民間で作っていくことも大事だな、と(もうすでにあるのかな? なお調べないと)。

一方で、地域の人による地域のための読書空間を作るためには、片手間ではない「本気度」が不可欠であること。そして、理想を口で語るだけではダメでいかに汗をかくかだ、ということを教えてもらいました。
果たして、自分はそこまでの事をやっているか、またそうやっていくにはどうしたらよいのか。
出版というものの在り方も含めて色々とリンクしていると思うので、実践について考えていきたい。

許し難い都議会での性差別発言について

2014-06-23 12:49:27 | 社会・経済

ここ数日、マスコミでも取り上げられていますが、許しがたい都議会での性差別発言についてです。私はヘイト・スピーチに匹敵する極悪発言だと思いますし、こんなことを企業内で言ったら解雇だと思います。
当たり前ですが、これは女性だけの問題ではありません。私のような、結婚していない男性に対する「ヘイト・スピーチ」でもあります。
だから私は、以下の電子署名に賛同する事にしました。
ご存じかもしれませんが、以下のキャンペーンのリンクからネット上で署名ができる仕組みになっていますので、お知らせさせていただきます。
http://www.change.org/ja/キャンペーン/自民党東京都連-私たちは-都議会本会議内で女性差別発言をした自民党都議会議員を特定し厳正に処分するよう-自民党東京都連に対して強く求めます?recruiter=69649758&utm_campaign=signature_receipt&utm_medium=email&utm_source=share_petition


「シリーズ・「生存」の歴史を掘り起こす 東北から問う近代120年」講座

2012-05-23 12:04:03 | 社会・経済

大門正克さん(横浜国立大学教授)が企画された朝日カルチャーセンター講座の告知です。大門さんは、ずっと「生存」「生きる」というテーマを歴史の中に探り続けておられますが。今回、以下のような講座を始められています。すでに終わっている講座もありますが、8月には宮城県気仙沼で現地講座も開かれるそうです。ぜひ、皆さんご参加下さい。

シリーズ・「生存」の歴史を掘り起こす 東北から問う近代120年

 3・11以降、歴史学者の間で「生存」という言葉が静かな決意を込めて語られている。人びとが生きてきた、その場所に立脚する。生きていくための人の営みと人の生き方を規定するさまざまな要素に目をこらし、歴史を編み直す――。「生存」に軸足を置いて東北の近現代史を掘り起こし、歴史が照らし出すものを読み取る。3・11後をどう生きるか。歴史学の新たな挑戦がいま始まる。
(講師と日程)
岡田 知弘(京都大教授) 災害と開発からみた東北史
  4月25日(水)午後6時半~午後8時
  5月2日(水)午後6時半~午後8時
川内 淳史(関西学院大大学院研究員) 総力戦と東北人
  5月9日(水)午後6時半~午後8時
  5月16日(水)午後6時半~午後8時
高岡 裕之(関西学院大教授) 東北の地域医療と「福祉国家」
  5月21日(月)午後6時半~午後8時
  5月28日(月)午後6時半~午後8時
河西 英通(広島大教授) 近代日本と東北・東北人論
  6月6日(水)午後6時半~午後8時
  6月13日(水)午後6時半~午後8時
大門 正克(横浜国大教授) 生活を改善し、記録した時代
  6月20日(水)午後6時半~午後8時
  6月27日(水)午後6時半~午後8時

場所:新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル (電話03-3344-1945)

受講料:2回セット  会員・一般   4,200円
             学生(院生)  1,000円(河西さん、大門さんがそれぞれ2回話す分が1000円です。 受講時に7階受付で大門さんの紹介の学生であることを申し出て学生証を提示してください。不明のときは、担当の磯野さんという方を呼んでくださいとのこと。入会金2625円が不要になります)

関連現地講座
  8月25日(土)~26日(日) 気仙沼で開催の予定


朗報

2011-04-05 12:18:21 | 社会・経済

先週、このブログで埼玉県での朝鮮学校への補助金打ち切りについて書きましたが、これを伝えてくれた河津聖恵さんからメールが来て、「補助金(打ち切り)問題は先送りになりました」という事になったそうです。私も埼玉県知事宛てに打ち切り反対の意見をメールで送りましたが、そういう多くの声が埼玉県の決定を変えさせたのだと思います。久しぶりに良いニュースです。

でも、あくまでも「先送り」であって、安心できません。引き続き、この問題には関心をもっていきたいと思います。

それから、地震の影響で出荷を停止していたアマゾンが営業を再開しています。弊社の本も再び購入可能となりましたので、よろしくお願い致します。