暁に咲く幻の花

花が咲くように生きていきたいな。日々のあれこれ、嬉しいこと楽しいこと好きな人のことを、花や自然にことよせて綴ります。

映画 翔んで埼玉 観てきました

2019-04-09 05:40:46 | 私の好きなひと
3月のことですが、魔夜峰央さん原作の「翔んで埼玉」実は原作本を持っていたので意を決して(大袈裟)観てきました😄
もうそんなに人がいないかなと思っていたら、案外席が埋まっていてので人気なんだなーと。


初版は1982年。結構前なんですね。

魔夜峰央さんは今年代表作『パタリロ!」も実写映画化するし乗ってますね。
私はパタリロ!は残念ながら10巻ぐらいで読まなくなったのでどんな展開になったのかは知らないんです。

「翔んで埼玉」は1巻のみでしかも3話程度の未完作。作者としては設定はしたけど続きを描けなかった作品が映画化しました。
のだめカンタービレ テルマエ・ロマエの監督が映画化。
これは笑えるに違いない。

そして実際、館内は笑いに満ちた空間になってました。良かった…私だけが爆笑してなくて。

俳優陣が馬鹿馬鹿しいことを承知で、真剣に演じてるというのが笑いを生むんですよね。
GACKTさんが高校生役なんてありえないし、皆さんの衣装のせいかタカラヅカのようなコスチューム劇として楽しめました。


ふみちゃんが男装して演じましたが、途中からもはや普通の美少年にしか見えなかったのは凄かったです。
でもやっぱり可愛いふみちゃんです。


MALICE MIZER時代のGACKTさんみたい。
でも大河風林火山の上杉謙信のような凛としたシーンもあって適役でした。
いえ、この役はGACKTさん以外出来ないですよ。
ただ役の名前がタカラヅカで母も幼い私も大ファンだった麻実れいさんと同名というのがちょっと…でも役にはあった名前でした。


原作にはない役です。伊勢谷友介さんの怪演が光ってました。敵?味方?どうでしょう😊
千葉解放戦線って一体?でしたが引き込まれましたね。
GACKTさんとのキスシーンには驚き😱やはり私はBLはちと苦手かも。


原作では設定のみで姿を見せなかった埼玉デューク。
この役も京本政樹さん以外出来ないです。GACKTさんの父親役ですから。
なんていう麗しくキザな親子なんだ。
でも埼玉デュークじゃなく、デューク埼玉が正しいのでは?とずっと思ってました。
○○公爵は外国ではデューク○○と呼ばれますから。
面白かったのは、京本政樹さん自身も一体自分は何の台詞を喋っているんだ?と思いながら演じていらっしゃったそうで、それくらいぶっ飛んだ作品だったということでしょう。
白馬に乗って駆け抜けるシーンはさすが様になって素敵でした。

内容は迫害されていた埼玉と千葉が東京都を相手取り戦うというだけです。
その戦いが面白い。
まずは埼玉と千葉が東京への通行手形の撤廃をかけて川に陣を張って闘うのですがこれが傑作。笑いなしでは見れない。

また群馬は重要な土地なんですが、何故か秘境扱い。プテラノドンまで飛んでる始末。
GACKTさんも言ってましたが、群馬の人は埼玉より怒っていいと思います。











埼玉県人の扱いの酷さ😢


格付けを思い出すシーン。


キス一つで東京都都知事の息子が埼玉県人に恋して共に戦う展開。
しつこいようですが設定は男同士です。


東京で戦うシーン


埼玉県人の証の埼玉ポーズ。
見終わったら必ずしたくなるポーズです✳️

あまりネタバレしたくない映画ですので最小限の情報だけに留めます。

原作の魔夜峰央さん御一家も総出演されてますよ😄
ただ楽しい、そんな映画もいいですよね。疲れてる時だったので癒やされました。
笑いはカタルシスを得ますね〜。

読んでくださりありがとうございます。