劇団夢宇人第33回公演
「いろはに金平糖」無事に千秋楽を迎えました。
この作品のモデルは私の叔母です。
昨年、病気をしたことで、一人暮らしの叔母に会いにいけなくなり、叔母の認知がずいぶん進みました。出かける時のオシャレもしなくなり、ついに栄養失調で倒れてしまいました。そこからは、ヘルパーさんに来てもらう回数を増やして、現在は手厚い介護をしています。
叔母の家から借りた大きな座卓、ついたてなどを昨夜、返却しましたが、最後に
「みんなで遊びにいらっしゃい」と見送ってくれました。
田んぼ一枚に立つ大きな家にひとりで住み、資産があるのに財布に1000円しか入ってないと話す叔母。耳が遠く、電話も満足にとれず、施設に入らない叔母。
どうやって老いるのが幸せか…そんな事を考えながら書き進めましたが、その答えを見つけるために舞台があったように思います。
おかげ様で、あたたかい拍手をいただき終焉いたしました。
繋がりが生きるチカラになっています。
可児からたくさんの仲間が観に来てくれ、昔、うちにいた劇団員たちも観に来たり、キッズメンバーが撤収してくれたり、本当に感謝です。
サンダーバードで、中途退学した教え子がこっそり観に来てくれました。
退学した後、どうしたのか…と心配していた子です。泣き出す彼女を抱きしめながら、この繋がりを考えました。
演劇を続けることが、周りのチカラになれるなら、頑張りたい…。
周りの人たちが笑顔になるような、生きかたをしたい…いまはそう思います。
さて、ひと休みしたら、無理をせずに🤣次に向かいます。
本当に有り難うございました💕
