青い空と薔薇が好き

  我が家のお庭の写真を載せています。
  コンデジですが、薔薇の写真は自分でも気に入っています。

夜空がすご~くきれいです  フランス菊の種注文しました

2009-02-28 21:36:37 | 薔薇
素晴らしいお天気です

2月も今日で終わりです
とても2月とは思えないような陽気でした

やっぱり変よ
インドネシアでは霜が降りたっていうし 
オーストラリアでは 山火事で210人もの人が亡くなったなんて・・・
私の人生だって この先 何が待ち受けているか
分かりません
覚悟しておきましょう



空が こんなに真っ青です
ボケも芽が膨らんでいます



チュウリップがこんなに 伸びているなんて・・・



雪の下でもず~と咲いていました


 



芝桜が 一輪咲いています
コンテナ-ですが


ネットで フランス菊の種シャスターデージーの種と苗を注文しました
サカタのタネ
昨年は売り切れちゃって 買えなかったので
早めに買っておくことにしました


 人嫌いじゃないのに たて続けに友達に会ったり
出かけたりすると すご~く疲れて
だれにも 会いたくなくなってしまいます
夫が風邪気味で 私にもうつったのかしら 
背中がさわさわして
2時から4時迄 寝てしまいました


 夫が 空がすごくきれいだから 見てきたほうがいいというので
コートをはおって 外にでてみました
空気が澄んでいて お月さまが 黄色なの
こんなに クッキリ見えることは 珍しいと思います





月と金星です
肉眼では 素晴らしくきれいでした

風邪気味なので もう寝ます
おやすみなさい



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カシニョール お好きですか?   ジムノペディを弾いて  

2009-02-17 21:28:44 | 薔薇



雪が降っています
何だか 久しぶりのような気がします



カシニョールは お好きですか

画集から・・・




















taeさんから お茶に誘っていただきました
お昼を済ませてから お邪魔したのに ご馳走がいっぱい並んでいて
太り過ぎを考えたら
手をつけちゃいけないのに・・・全部平らげてしまいました
肉じゃがのお味つけが とてもよくできていて  おいしかった~

taeさんと おしゃべりしていたら
何だか 私も もう少しに生きていけそうな気がしてきました
いつも 私に付きまとっている 劣等感がなくなっているの
すご~く 不思議です
今日は 有難う 
そして ご馳走さまでした

そういうわけで
私のお夕飯は 抜きにしました

大急ぎで 夫の夕食の支度をしました

  

比内鶏のスープは便利です
ピーラーで ささがきにしたごぼうを いっぱい入れて
シャブシャブ用のお肉も いっぱい入れて
簡単ですみませ~ん

食べることに うるさくない夫で助かります





 ジムノペディを弾いて 



 待ち合わせの時間より十分早く着いた
小さな喫茶室の中は コーヒーの香りとたばこの匂いが充満していた
カウンターに ベレー帽をかぶった男はが一人いるだけだった
月子は 隅っこに二つしかないテーブルのひとつに
腰をかけてコーヒーを注文した
紅茶好きの月子だったが 

今は苦いコーヒーが飲みたかった
二時を過ぎても 瀬野さんは現れない
しばらくして 男が一人入って来た 
男はちらりと月子を見て カウンターに座りコーヒを頼んでいる
 以前どこかで見かけたことがあるような顔だったが だれだか思い出せない 
男は何度も月子の方を振り返った
一人で暇そうにしているから 声をかけようとしているのだろうか
上等なスーツを着ているが 髪が薄く 頬の肉がたるんでいる
月子の嫌いなタイプだ
瀬野さんはどうしたんだろう 早く来て欲しい
 とうとう三十分が経ってしまった 
瀬野さんは土壇場に来て気が変わったのだ  
瀬野さんの方が分別があったのだ
のこのこ出て来てしまった自分が悔やまれた 
中途半端な気持ちのまま 展示室に入った
平日なので閑散としている 月子は 上の空で何も目に入らない
「月子さん」 後ろから瀬野さんの声がした
笑みを浮かべて月子が振り返る 月子の顔が凍りついた
喫茶室にいたあの男だった
まさか!月子は絶句した
「瀬野さんじゃなくてすみません」
男は心から申し訳なさそうにそう言った
いつもの電話の 聞き覚えのある声だった
「ごめんなさい」月子は慌ててその場を離れた 
恥ずかしくて いたたまれなかった
 今の月子に相手の気持ちを思いやる余裕はなかった 
 
長い間 月子は自分自身を許すことが出来なかった

終わり

お付き合い下さった方に お礼申しあげます
有難うございました



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しどろもどろの記者会見 あきれてしまいました  ジジムノペディーを弾いて

2009-02-16 18:08:08 | 薔薇


天気予報では 今日から冬型ということでしたが
今のところ そんな感じはありません
でも チラチラ雪が舞っています


テレビつけたら
いきなり中川財務大臣の しどろもどろの記者会見の様子が出てきて
病気なのかしらと気にしていましたら
だんだん お酒の飲みすぎだということが分ってきて
ヒヤァ― !! ひどい
G7に 日本の国を代表して出席している大臣ともあろう人が 
あきれてしまいました
 田舎のおばさんまで 恥ずかしい思いをするなんて・・・


今朝は お台所にあるものを 撮ってみました
普段 何気なく使っている お鍋やお釜も 写真にしてみると
ステキに見えるのは もしかしたら 私だけかな~













  







  このお鍋は なんども 登場







 ジムノペディを弾いて 


翌日
早朝から 容赦なく太陽が照りつけていた
じっとしていても汗が吹き出してくる
だけど汗をかくのは嫌いじゃない
月子は 季節の中で夏が一番好きだった



午後 娘達とプールに出かけようとしていた その矢先、 
電話がなった
翠がでた
「ママに電話」 不機嫌そうに受話器を月子によこした
電話は 男からだった
「 お嬢さんだったんですね 声が似てるんで なんかまずかったかな~」
「夏休みで今家にいるんです これからちょっと出かけますので」
月子は そそくさと電話を切った
「今の人 ママのこと好きなの?」
「まさか 同級生ってだけよ」
翠を不愉快にさせたのは間違いなかった
家族に不愉快な思いをさせるのは 月子にとっても本意ではない
家族は 何よりもかけがえのない存在だった

大好きな夏が慌しく過ぎて行った
ことのほか暑い夏だった そして充実した夏だった
家族とのコミュニケーションも十分とれて
絆がいっそう深まったような気がする 


一度だけなら
瀬野さんに会ってもいいと月子は思い始めていた
瀬野さんに もう電話をかけるのはやめて欲しいというつもりだった
奥さんが知ったら 
とっても嫌な思いをするに違いないということも言うつもりだ
瀬野さんは とても嬉しそうな声でホテルのバーを指定した
瀬野さんと お酒を野飲むつもりはない
月子は 待ち合わせの場所を 美術館の中にある喫茶室にしてもらった
時間は午後2時
万が一 どちらかの気が変わったとしても都合がいいと思った
前の晩 
月子は 何を着ていこうか鏡の前で とっかえひっかえ大変だった
ベッドの上には 次々に脱ぎ捨てられていく服が山のようになっている
断りに行くというのに 自分でもあきれてしまう
結局 ターコイズのタンクトップに こげ茶のパンツ
それに白い麻のジャケットをはおって行くことに決めた
どちらかというと 甘めのワンピースが好きだったが 
お付き合いするつもりはないので シャープな服のほうがいいと思ったのだ
着ていく服が きまって
ようやく落着くことができた

ー6―

続きは又明日 


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山の写真と青い花   ジムノペディを弾いて

2009-02-15 16:26:28 | 薔薇



とても 2月とは思えない ぽかぽか陽気です
いったい どうなっているのでしょう


いつもの河原から



蔵王の 刈田岳です




大朝日岳の祝瓶山ですって

白鳥は いなくなっていました
シベリアに 帰えっちゃったのかしら


青い花
サイネリア








春ぽい感じ しませんね~
暗い場所で ストロボ使っているから 夜のイメージになってしまいました

毎日更新していて ネタ切れです






 ジムノペディを弾いて 


夏休みに入って 最初に帰ってきたのは長女の葵だった
その一週間後に 妹の翠が帰ってきた
二人は年子で 大学生だ よく双子に間違えられる
月子の友人が 翠のことを
「昨日 葵ちゃんに会ったわよ」とか その反対も珍しくなかった
親の目から見ると 性格は勿論だが 顔も全く似ていないと思うのに
人様から見ると よく似ているらしい 
翠はいつも 家に帰ってくると 真っ先にピアノの前に座る
まるで ピアノを弾くために帰ってきたのかと思ってしまう
二人とも 五歳からピアノを始めて
何とか 高校を卒業するまで続けることができた
「ねえ お姉ちゃんも弾こうよ~」
暇さえあれば 本ばかり読んでいる 姉の葵を翠が無理やり誘う
「ねえ ジムノペディ弾いてくれない?」月子がリクエストする
サティのこの曲が 月子は大好きだった
心が洗われるような気がする
月子もピアノを習ったことがあるが 長続きしなかった
二人の娘が 自分に似ないで ある程度まで弾けるようになったことが 
月子には たまらなくうれしかった
ピアノは いつでも弾けるように リビングに置いてある
猫のチャチャを膝の上にのせて 月子はソファーに腰をおろす
今までどこにいたのか いつの間にか
シーズーのジュジュも ソファーの足元に ちょこんと かしこまって座っていた
みんなが ピアノを聴く体制になっているのが おかしかった
月子には 至福の時だった
子供が小さかった頃には こんな時間が持てるなんて
想像もしていなかった
葵が弾くジムノペディは 繊細でゆったりしていて 優しい
翠の弾くジムノペディは ちょっとテンポが速くて リズミカルだった
月子の 心が震えている
あまりにも 幸せすぎて……

―5―
 

続きは 又明日



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バレンタインディー       ジムノペディを弾いて

2009-02-14 12:03:18 | 薔薇


すごい雨音で 目が覚めました


今日は バレンタインディー

夫婦の間で義理チョコなんて 変と思ったり
いい齢して この程度のウソもつけないなんて と思ったり・・・
葛藤(笑)の結果 なしにしました

これでも
きれいにラッピングした チョコレートを
心をこめて 贈ったこともアリマシタノヨ

私は 夫が職場からもらってきた 義理チョコを むしゃむしゃ
クスクス 笑いながら食べています



薔薇 時々懐かしくなります







ジャストジョーイです
(2008・6月撮影)






 ジムノペディを弾いて 



 鉛色の空が もう何日も続いている  
カーデガンを 羽織らないと 寒いくらいだ
梅雨は、どこか浮ついていた月子の気持ちに水を差していた
男からの電話も煩わしいような気がしてきた

男から最初に電話をもらったのは 春先だった
数えるくらいしか 話はしていないが
骨董品を集めるのが 男の趣味だという事も分かった
あなたの趣味は何? と 聞かれても 月子は真面目に答えたことがない
もしかしたら 瀬野さんかもしれないと思ってから
奥さんの顔が 浮かんでくるからだ
全く想像もつかない男からだったら 
もっと会話を楽しむことができたかもしれないと
そんな不純なことも思った
もともと 秘密を持つなんて出来ない性格なのだ
夫を裏切っている自覚はない
だから後ろめたさも全くなかった
でも男の妻はどうだろう 
夫が、自分以外の女に関心を持っていることを知ったら
かなり不愉快な思いをするに違いない
反対の立場を考えれば 一目瞭然だ
でも まだ瀬野さんと きまったわけではない

電話だ
「もしもし 僕です 毎日よく降りますね~ 
今 何をしていらっしゃいますか?」
「私 雨好きですから」 
雨は嫌いではないが こんなに続くと月子も うんざりだった
「ちょっと 出てこれませんか? 
すぐそこのスーパーの駐車場にいるんですが・・・」
「そんな気 全くありませんから 私 こそこそするの性にあわないんです 
だいいち あなたのお名前だって知らないんですから」
「名前を言ったら、あなたはきっとこないでしょう 
たった一回のチャンスもなくなってしまう」
前にも一度 同じセりフを聞いている
「私の知っている人なの」
「まあ」
「誰? 私 全く心当たりないんですけど…」
「瀬野さんなの?」
「……」
「瀬野さんなの? 驚いたわ どうしてあなたが私に?」
「あなたは魅力的な人だし 昔から憧れていましたから」
「あなたは町田の友達じゃない 随分大胆なんですね~」
「何だか人生 このまま終わってしまうのかと思ったら…
焦りですかね~ こういう気持ち分かりませんか」
「分からないこともないけど…だからって」 
受話器を持ったまま 月子は 視線を庭に移した
深い緑色した樹木の葉っぱが 雨にうたれて細かく震えていた
突然 漠然とした哀しみが月子を襲った と同時に
瀬野の寂しさが伝わってくるような気がした
若さが奪い取られていくのを実感してしまった寂しさだろうか
月子の気持ちが優しくなっていく
瀬野さんの彫りの深い顔 都会的でセンスのいい身なりが脳裏に浮かんだ 
でも その瀬野さんが どうして私なんかに

―4―

続きは明日



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変な陽気 それより変な麻生さん   ジムノペディを弾いて

2009-02-13 21:58:47 | 薔薇



お天気のいい日が ず~と続いています
変な陽気です まだ2月ですよ

でも
それより変なのが 麻生さんです
全然落ち込んでいないのが すご~く不思議です

 小泉さんがテレビに出ていました
いろいろな 意見はあるでしょうが
久しぶりに まともな政治家の話が聞けて 気持ちが す~としました





ネコヤナギです 春はすぐそこまできています




桐です








 ジムノペディを弾いて 

3回目の電話まで しばらく間があった  


「もしもし 僕です さっきあなたの家の前を通りましたよ
洗濯物 干してたでしょう」
「・・・ こんな時間にお電話してきて あなたは お仕事していらっしゃらないの」
月子は 自分が馴れ馴れしい口調になっていることに気がついて
はっとした
「仕事は ちゃんとしてますよ」 男は余裕のある声でそう言った
「こんなに いいお天気なんですから ドライブでもしませんか?」
「そんな! どこのどなたかも分からない人と ドライブだなんて」
「僕が名のってしまったら あなたは会いに来てくれないでしょう
そうしたら たった一回のチャンスも逃してしまいますからね~」
「ずい分自信がないんですね」
「う~ん 普通の人間ですよ 慎重は173センチ 体重は75キロ メガネなし
貧乏じゃないけど 金持ちでもないな~」
「じゃあ 年齢は?」月子が すかさず聞いた  それも冗談ぽく
「う~ん」
「私より年下なんじゃありません?」
「う~ん 齢ですか~」男は急に歯切れが悪くなった
困惑している様子が受話器を通して伝わってきた
男は きっと私より年上なのだ それもかなり上かもしれない
「やっぱり 会うのは無理ですか~」落胆したような小さな溜息がもれた
「それじゃあ 又」 男はそう言って電話を切った
以外に さっぱりした声だった

それにしても いいお天気だ
ドライブをOKしたら どこに行くつもりだったのだろう
男が言った背格好がほんとうだとしたら 
と 月子はいろいるな男の顔を 思い浮かべてみる
え! もしかしたら瀬野さん?
瀬野さんは夫の同級生で 短大の講師をしている
瀬野んだったら 時間が自由になるかもしれない
 半年も前かもしれない 
瀬野さんは スーパーで 奥さんと一緒に買い物をしていた
瀬野さんは月子に気がつくと 
恥ずかしそうな 眩しそうな目で 月子にお辞儀をした
奥さんはというと そっけない態度で会釈をしただけだった
しばらくの間 その時の 二人の様子が月子の心にひっかかった
瀬野さんは だれにでも ああいう目をするのだろうか
奥さんは 私が嫌いなのかしら

まだ10時にもなっていない
ふんわりとした かすみがかかったような春の匂いが
月子の心をルンルンにした
男からの電話があって以来 月子の心はどこか弾んでいる
高望みしない月子は いつも今が一番いいと思える性格だったから
日常生活には全く不満がなかった
勿論夫にもだ
それでも 家族以外に 自分に関心を持っている人がいると知って
悪い気はしなかった
見知らぬ男からの電話は 
人生のちょっとした スパイスのようなものかもしれない

―3―

続きは 又あした



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マンマ・ミーア!観てきました   ジムノペディを弾いて

2009-02-12 16:23:17 | 薔薇


朝は曇っていましたが 今はいいお天気です


keikoさんから薦められていた もう一本の映画が
マンマ・ミーア観てきました 













大人の女の応援歌って 渡辺祥子さんという 映画評論家が書いていましたが 
ほんとうにそうでしたね~
ブロードウェイ・ミュージカルを映画化したものだそうです

どんなことがあっても、笑っていよう
自分の人生がもっと好きになる

明るく積極的に生きている おばさんパワーに
元気もらって帰ってきました
エーゲ海に浮かぶカロカイリ島のロケイションも すご~くステキでした
かなりお薦めの映画です










 ジムノペディを弾いて 


「もしもし 先日電話したものですが・・・今 大丈夫ですか?」

男の声は この前の時と違って 寛いだ感じがする
あれからまだ二日しか経っていない
「これから お昼いただこうと思っていたところですが」
月子は男とは逆に事務的に答えた
「すみません じゃあちょっだけ」
強引なのに嫌な感じがしないのは 男の声がソフトで清潔感があるからだ
「一人でお昼ですか」
「お行儀悪いんですけど いつもテレビ見ながら・・・」
「僕はいつも お昼は家に帰っているんですよ 外食はどうも口に合わなくて」
「奥さん お料理上手なんですね」
「そうなのかな まあそういうことにしておきましょう」
男のさっぱりした笑い顔が見えるような気がした
この人はいくつなんだろう
自分とあまり違わないような気がする たとえ それが 年下であつても 年上であったとしても
「僕は妻を愛していますから」 男は臆面もなくそう言った 
妻を愛してる男が よその女に電話なんかする?
月子はそう思ったが 不思議に反感はもたなかった
それにしても 電話の相手は誰なのだろう
冷たくなったバジルのパスタを口にしながら 想像力を働かす
爽やかなパジルの香りが 電話の男をいっそう悪い人ではなさそうな気にさせた

男は それほど魅力的な声をしていた
月子はテレビをつけるのを すっかり忘れていた

―2―

続きは又明日



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夫の母の命日です

2009-02-06 18:28:52 | 薔薇
まあまあのお天気です

2月だというのに お天気続きで ちょっと拍子抜けの感がしないでもありません
でも 助かります








夫の母の命日です
毎年 数日前に夫が教えてくれるので 助かります
そうでなかったら 忘れてしまいそうな 私です

義母がなくなってから 20年が経ちました
結腸ガンでした

夫は男4人兄弟です
四男は 東京在住ですが あとの3人は近くに住んでいて
 夜の病院の泊まりを 男3人が代わる代わるやってくれたので 
 とっても 助かりました

日中の出番は 妻たちでした 
 そばにいても モルヒネでうつらうつらしている状態でしたから
会話は あまりしていません

印象に残っているのは
肌の色が雪のように 真っ白だったことです

それと ものすごく我慢強い人でした

同居したことが無いので 何のわだかまりもなく 
病気になった 夫の母を 淡々と看てあげることができたのかな~
献身的というわけには いかなかったかもしれませんが・・・

私は 義母がガンだということを 知らされていませんでした
病院から 配偶者には 教えないようにと言われたそうです 
女は どうしてもしゃべってしまうからという理由で
今ほど 告知が一般的じゃありませんでしたから
でも
そのことを守ったのは 夫だけだったそうです

夫の献身ぶりは 相当なもので まるで赤ちゃんに接するみたいに
よしよし って言いながら抱きかかえていました
それに 
自分もどんどん痩せていって 一緒に死んでしまうのではないかと 思ったほどでした

 自分の子供が まだ小さいのに そういうのおかしいわよ!!

私に ハッパをかけられて 夫は はっとしたみたいで
冷静になったものでした










義母は お料理が得意じゃなかったけど
混ぜごはんと お芋の煮っころがしは おいしかった~

20年も経ってしまったなんて・・・齢をとるわけですね~



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ソニア・リキエル  雪景色

2009-02-02 13:57:21 | 薔薇


まあ お天気はいいほうかしら

時たま ものすご~く細かい雪がちらついています
ごみが 舞ってるように見えなくもなくて きれいじゃありません






雪道










薔薇も一枚




ソニア・リキエル

青の混じったピンク色を何色というのかしら?




文通している takekawaさんからの絵葉書です





 春を夢見て 冬をのりきましょう!!

又 あした



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