おしゃれ…なのか？

買い物を終えて帰ろうと出口に向かって歩いていると
物凄いミニスカートの女性が歩いていた。
そうさな、膝上20cmといったところか…

確かに脚は細い。見せつけたいのもわかる。
だが、なんというか…
古い感じなのだ。
ナウなファッションセンスではないのだ。

「お母さんが若い頃の写真にありがち」
上下揃いの生地の服で、
ツイッギーか！って感じの服なのだ。

なにしろ、ファッションには疎いゆりぢるのこと、
もしかしたら流行りが二周りぐらいして
今はそれが逆にナウなのかもしれないが
着ている人が、半世紀以上生きているであろうお方なのだ。

うーん、何を着たってその人の勝手であるが
今は「美魔女」なんて言葉もあるが
顔はきっちり初老なのである。
なんだか「イタい」という言葉がしっくりきてしまう。

ご本人は「颯爽と」歩いているつもりなのであろうが
こちらとしては「矍鑠(かくしゃく)とした」という言葉がチラついてしまう。

いつまでもおしゃれをするのはとても大切なことだと思うし、
必要以上に老け込んだ格好もいただけない。

歳をとったからこそ、綺麗にするのは
周りも明るくなるし、本人も元気が出ると思う。
でもやはり、「年相応」の品性というものは
蔑ろにしてはいけないと思うのだが。

まぁ、そういう私は裸じゃなきゃいいや、の人なので
品性どころの話ではないが、
目立たぬようにひっそりと生息しております。