ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

大腸カメラ・前処置編。

2017-02-02 01:46:00 | 日記
やってきましたよ~!

大腸カメラ(内視鏡)をしてもらうには
まずはお腹の大掃除から!

ということで、
朝の8時から下剤スタート。

うちの病院では、基本的に「日帰り入院」で
病棟で下剤を飲むのだが
(人によっては体調不良を起こしたり、キチンと飲めずに
効果的な処置が出来ていなかったりすることもあるため)

私は既に3回目でもあり、外来では患者さんに説明している側でもあるので
自宅で下剤を飲んではトイレ通い。

今までは「ニフレック」という「薄いポカリスエットを塩味をキツくして、
さらにそこに無理やりレモン風味を加えたけど
どうにかならんもんかね、このビニールみたいな臭い…」
という下剤を2リットル飲んで腸内洗浄をしていたのだが

今回は「モビプレップ」という「今までよりも少ない量でキレイになりますよ、
味も若干飲みやすくなりました」
という下剤が処方された。

今までは、ひたすらニフレックだけを飲み続ける、という責め苦にあっていたのだが

今回のは、モビプレップを2杯飲んだら、水またはお茶を1杯飲む、
という、途中で口直しが出来るというオアシス付き。

下剤自体が濃くなっているので、
体内で水かお茶で薄める、といったところか。

これが思いのほか飲みやすい!
味はやはり塩味の強いポカリスエットなのだが
これに強引なリンゴ風味が加わり、
味わって飲まなければどうということはない。

コップ一杯分を、息を止めて飲むのがコツ。
そして、息を止めたまま、口直しのお茶を含む。

お茶ならなんでも良いのだが
私は「お~いお茶 濃い味」をお薦めする。
お茶の苦み・渋みで口直し効果がアップする。

そして、キッチンタイマーを10分でセット。

こうして「下剤・下剤・お茶」のワルツを
10分毎に繰り返していく。

これを2セットこなした頃からトイレ通いが頻回になっていく。

一応、3セットはこなすように、という指示があるのでトイレに走りながら飲み続けたのだが
それでも1.2リットル程度で済む。

ニフレックなら、ここでようやく折り返し地点といったところだが
ここからがキツイのだ。

もうどうにもこうにも、飲み込めない、
飲んだら戻ってきそう…
身体もキツイが精神的にもかなりキツイ、という事態になるが

今回の下剤は「このぐらいなら頑張れる!」という量で終わらせられる。

トイレに12回ほど通ったところで
ようやく排泄物がキレイになる。
どんな感じか、といえば、
トイレを見ただけでは大だか小だかわからない、といったところか。

あと、下剤をかけて何度も下痢したら
お腹痛くて大変なんじゃないか…
と思っている人がいたら、そんなことはないです。

確かに何度もトイレに通って出すしかないのだが
お腹は痛くならない。
お腹壊して下痢しているワケではないので

上から飲んだ分が、吸収されずにドザ~っと流れて押し出されてくる感じなので
「あ、ウンコ出る」という感覚に従ってトイレに行くと(ただし、中身が水分なので猶予はない)
さっき飲んだ1回分に押されて順次尻から排泄される、という感じ。

回数を重ねる毎に腸内が洗われていると思うと
清々しさすら感じるが、
いかんせん、飲むのが大変。

飲むのが大変だから、最低限で済ませたい。
それには、前日のご飯に気を付けることが大切。
とにかく歯応えのない物を選んで食べる。
「皮」とか「種」とか意外と盲点。


頑張ってお腹の中をキレイにしたら、
いざ、大腸カメラへ!

以下、次号。