ゆりぢるのお勝手ブログ

心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書き付けてゆきます。

今日もヤドカリの話。

2015-07-05 22:13:34 | オカヤドカリ
さて、リベンジ開始である。
手始めにやるとこは、もちろん彼らの調達。

彼らは一応「天然記念物」に指定されており、捕獲出来る時期が決まっている。
なので、ペットショップに並ぶのは主に初夏から秋の始めぐらい。

今ぐらいの時期なら、仕入れられたばかりのオカヤドカリさん達が水槽にワラワラ、
大きいのから小さいのまで、選び放題。

3匹で1000円、なんてお買得品もあったりするので、それで購入。

水槽も前回よりは少し大きめのものを使用し、
サンゴ砂の他に穴を掘って潜る為の場所を確保。
水槽の中に別の小さいプラケースを入れ、その中にヤシガラ?を詰めて湿らせて設置してみた。

これが大失敗。全然潜ってくれない上に、カビの温床に…(OωO; )
これが原因で死んでしまうワケではないが、さすがにイカン。

さっさと撤収し、次のステージへ。

オカヤドカリは、砂に潜って脱皮をするため、本体の大きさの3倍ぐらいの深さの砂が必要なのだ。
(脱皮以外でも砂に潜るのが大好き)

ここで、昨日の冒頭にあった、「ビギナーは小さいのにしておけ」発言が出てくるのだ。
そんなにデカイヤドカリを満足させられるだけの砂なんて、
どんだけの量なんだ!
そして、脱皮の失敗で死んでしまうことが多い。

うちでも「なんでそんな所で脱ぐの~!?」と何度となく驚愕させられては、落胆させられている。
でも、脱いでしまったものは仕方がない。
そこから改めて埋めてみたところで、どうしようもない。
ネットの中ではそこから見事に生還させた、という玄人さんもいるようだが、大概はそのまま死んでしまう。

結局砂はサンゴ砂のみにして、一部潜れる程度に砂を多く入れてみた。
すると、どうやらその状態が気に入ったらしく、
脱皮がしたくなるとちゃんと深い方に潜ってするようになった。

「最近見かけないな…」という個体が、無事に脱皮を終えてひょっこり砂の中から現れるのも感慨深いものがある。

この感動を伝えたくて家族に興奮気味に話しても、「ふーん。」
そんなこと、報告されても…という困惑が見え隠れしている。
多分、今回と前回のブログを読んでくれている方のほとんどが同じような反応をしているのだろう。

というひんやりした空気を感じたので、本日もこれで撤収。
多分、明日もヤドカリの話を熱く語ると思う。
明日で終わると思う。
スミマセン。

ゴメンねポーズ。


ペットショップにて。

2015-07-05 20:54:15 | オカヤドカリ
うちではいろんな生き物が共に生活しているので、
定期的にペットショップにそれらのグッズやら、エサやら購入しに行っている。

今回は、モルモットのエサ(チモシーという干し草)を買いに行った。

と言ってもネタはモルモットでも、チモシーでもなく、ヤドカリである。

ペットショップにオカヤドカリが売ってて、他のお客さんがそれを購入しようとお店の人にいろいろ聞いていた。

どうやら、彼らが惹かれているのは、赤ちゃんの握りコブシ程もある大物のようだ。

私は声を大にして言いたかった。
「お前らのようなビギナーは1匹380円の小さいヤツにしておけ!」と…

今までの日記でもちょこっと写真で出演していたように、
私はヤドカリ(オカヤドカリ)を飼っている。

もともとは、3年前の夏休みに「お子様にプレゼント!」と1匹ずつタダでもらってきたのが始まり。
1.5cm程の殻に入った小ぶりのヤツら。

水槽は適当なのが家にあるし、あとはサンゴの砂とエサを購入し、ネットでオカヤドカリの飼い方を調べ、いざ同居開始!

これがまた、飼ってみると意外なほど可愛い。
目が縦長なのがちょっとたれ目っぽい感じ。
ハサミを器用に使って、エサ(ポップコーン)をちぎって食べたり、
水をすくっては飲んだりと、ジーッと観察しているとまったく飽きない。

思った通り、子供達はもらってきた次の日には飽きていた。
もうこの子たちは私のものだ。

彼らは沖縄とかの暖かい所に生息しているので、冬は苦手。
うちにはもともとペット用のヒーター「ピタリ適温」も揃っており、冬支度も万全だ。

それでもやはり、初めての生き物は試行錯誤が必要で、温度と湿度のコントロールであるとか、多分環境が出来上がっていないのであろう。

1匹は冬の間に、もう1匹は冬を越したところでお亡くなりになってしまった。

リベンジだ…

ムダな闘志がメラメラと燃え上がる。

あまり熱く語り出すと引かれるらしいので、
続きはまた明日。