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透明人間

2024年08月09日 | 読書
一昨年読み始めたSF集



H・G・ウェルズの4作目を読み終わりました。
1897年出版のThe Invisible Man(透明人間)です。



光学迷彩のような技術を生み出す主人公はすごいと思うのですが
目的のためには手段を選ばず、人の命をも奪う極悪非道ぶり。
最後には捕らえられボッコボコにされて死んじゃいます。
透明になるのは生きている細胞だけなので
死んじゃうとその姿が人々の前に現れます。すっぽんぽんで。はい。
寒空の中、服を着ることもできず裸で右往左往するシーンは
気の毒だと思ったし、閉店後の百貨店に忍び込めば
下着から靴まで調達できるし軽食コーナーもある!ってところは
面白いと思ったのだけど、結局イヤなヤツでした。あはははは。

これにてこのSF集に収録されたジュール・ヴェルヌ9作、
H・G・ウェルズの4作を読み終わりました。
次はエドガー・アラン・ポーでございます!
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