夢子のひぐらし日記

心にとまったシーン、季節の花々や風景などデジカメ写真を交えて綴ります。

(写真の無断転用を禁じます)

須賀川の松明あかし

2016年11月13日 | 晩秋


晩秋の夜空を焦がす須賀川の松明あかしが、今年も四百二十年余前を偲びながら開催されました。

今では、須賀川市が全国に誇る伝統行事として、日本三大火祭りの一つにあげられていますが、

その歴史は古く、戦国時代のドラマが秘められています。

伊達政宗に滅ぼされた須賀川城

松明あかしは、この戦いで戦死した多くの人々の霊を弔うため、

新しい領主の目をはばかり、ムジナ狩りと称して続けられ、須賀川の伝統行事となった火祭りです。

昔は、旧暦の十月十日に行なわれておりましたが、今では、十一月の第二土曜日に、

須賀川二階堂家の戦死者のみならず、伊達家の戦死者を含めての鎮魂の想いと、

先人への感謝の気持ちを込め五老山で行なわれております。

この五老山は、天正九年、三春城主・田村清顕方と須賀川城主・二階堂盛義の老臣五人が、

講和の交渉をしたことから「五老山」と呼ばれるようになった所です。

<須賀川市公式HPより>
 


久しぶりに、松明あかしを楽しんだ

風もなく、寒くもなく、穏やかな月夜

今年は、恩師と共に楽しめて、思い出に残る松明あかしとなった

今までに何十回も見てきたが、クライマックスの本松明の点火を間近で見たのは初めて

外国人の観光客も多く、凄い人・人・人

赤々と燃え上がる炎に、晩秋の切なさが漂う



本日の歩数:18,828歩!! (ちょっと、足が疲れた(^-^;)












↑ 点火前の松明

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すばやい~ (ステラ)
2016-11-13 08:17:10
夢子さん、おはようございます
更新早いですね!すばらしい
昨夜は気温もそれほど?低くなくよかったですね
1枚目の飛んでいるものは火の粉的なものですか?とても迫力感じます
3枚目の子供たちが行進する様子もレアでいいです
偶然の出会い嬉しかった
またお話聞かせてください

もう出かけちゃったかな?
昨日私が行った場所・・綺麗でした、今が見頃です是非寄ってきてください
(・ロ・)ホ('ロ')ホ--ッッ!!! (キミコ)
2016-11-13 13:01:54
すごーい!
夜のお祭りって「幻想的」と表現されますが
これは活気を感じますね
火からは原始的興奮を感じますもの^^

最近は地方の祭りでも外人さんの姿が多く見かけられるようですね
グローバルなお祭りに変身ですね(*^艸^*)
それにしても沢山歩かれましたね
お疲れぇ( ̄ー ̄)ノ▽”フリフリ
ステラさんへ (夢子)
2016-11-13 22:39:45
 ステラさん、こんばんは(*^^*)

一番コメント、ありがとうございます\(^o^)/
ステラさんこそ、素早い

同じバスに乗るなんて…ビックリですね
お久しぶりでした。

松明あかしは、今まで何十回も見ていますが…
過去最高のいい思い出になりました。
全然寒くなかったですよ~
それに、クライマックスの本松明の点火も間近で見ることが出来ました

先生の案内のお蔭かな
火の粉は、バンバン飛んでド迫力でした。
それにしても、観光客の多さにビックリしました。
外国人の方も多くて、小松明作りに参加していましたね。

翠ヶ丘公園に行かれたのですね♪
私も、本日は牡丹園~翠ヶ丘公園と徘徊してきました。
牡丹園も最高でした
もう行くチャンスはなさそうだから、本日出掛けてよかったわ。
ポカポカ暖かくて、気持ちのいい一日でした\(^o^)/
たっぷり遊んだので、明日からは仕事に燃えます
キミコさんへ (夢子)
2016-11-13 22:57:17
 キミコさん、こんばんは(*^^*)

コメントありがとうございます。
須賀川の松明あかしは、日本三大火祭りのひとつです。
松明あかしは、戦で戦死した方を弔う行事です。
なので、幻想的ではなく勇壮さを演出しています。
伊達政宗に滅ぼされた悲しい歴史物語なのです。
須賀川城主は、伊達政宗の伯母様だったのにね

勇ましい和太鼓が鳴り響く中、バチバチと松明が燃え盛ります。
近年は、東日本大震災犠牲者の鎮魂の祈り・復興の願いも込められています。
松明あかし (みつばち)
2016-11-15 16:58:59
こんにちは。
この行事は初めて知りました。
もしかしたら昨年、一昨年もブログに載せていたのかしら?
記憶力衰えてます。

松明あかしにはそのような意味があったのですね。
今は大勢の観光客、外国の方達も訪れるほど有名になっているのですね。

迫力満点の写真達です。
下から2番目の子供達が吊しているのは何か意味があるのでしょうか。
みつばちさんへ (夢子)
2016-11-16 12:38:46
こんにちは(*^^*)

今朝起きたら、喉が痛くて声が出ない~
幸いお休みなので、あったかくしてのんびりしています。
うがいも何回もやって…

う~ん、松明あかしの記事は、2005.11.14にアップしただけですね。
昨年は、火祭り前日に松明をちょっと写しただけです。

みつばちさんの記憶がないのは、間違っていませんよ(^_-)-☆

子供の頃は、私も自分で作って火を灯しましたよ。
我が家は、五老山(通称:赤禿山)の近くだったので、家の中から火祭りが見物できました。

東日本大震災で、実家も全壊し…
今は解体し、土地も売却してしまいました。
懐かしい思いで、お祭りを楽しんできました。
それも、中学時代の恩師と一緒に。

小松明の由来は…↓下記のとおりです。

1589年(天正17年)伊達政宗が岩瀬郡周辺に勢力を伸ばして須賀川城の二階堂氏にも降伏を迫った。

これに怒った家臣や領民が10月10日の夜、手に松明をともして町の東にある十日山に集まり、

決死の覚悟で城を守ることを決議して城主の大乗院に進言した。この故事が祭りの元となる。

ウィキペディアより
夢子さん こんにちは。 (秋風春風)
2016-11-16 19:37:07
出遅れてしまいました><

須賀川の松明あかし、勇壮ですね~♪
須賀川には牡丹園しか行った事が有りません><

こんなに凄い歴史に秘められた祭りが有るなんて知りませんでした。
歴史とともに、両軍の戦死者への弔いの形になっていったんですね。
恨みだけでは何事も解決しない。
世界も松明あかしを見習って欲しいと思います。

下から2枚目の、子供達の写真が素敵です。
傷つき倒れた武士達が見たら、決して無駄死にではなかった
と喜んでくれそうです^^
秋風春風さんへ (夢子)
2016-11-17 22:51:28
 こんばんは(*^^*)

松明あかしは、勇壮な火祭りですねえ\(^o^)/
須賀川市は、牡丹園・花火大会・松明あかしで有名な街です。
秋風春風さんにも、いつかぜひ戦国絵巻のお祭りを楽しんで頂きたいと思います。
毎年11月の第二土曜日に開催されます。

戦死者を弔い、東日本大震災で犠牲になられた方々の鎮魂と復興の祈りも込められています。

この火祭りが終わると、人々は心を引き締め冬支度に入ります。