長床の大イチョウ

喜多方にある長床の大イチョウが見たくなった。
うれしいことに喜多方の友人が同行してくれるという。
喜多方駅に到着し、レトロなバス【いちょう号】に乗る。往復￥500-
車窓に目を奪われていると、約10分ほどで到着する。
喜多方生まれ育ちの彼女は、驚くことに長床拝殿が初めてという。

新宮熊野神社に一歩入ると、グッと冷え込んでいた。
そして、樹齢800余年の大イチョウが今年も迎えてくれた。
靄のかかった拝殿の前には、見事な黄金色の絨毯が。

お腹も空いたので、喜多方ラーメンの行列に挑戦する。
約30分、並んだ末のチャーシュー麺はおいしかった。
デザートは、そばカフェ【じーま】で【そばシフォンケーキ】を

貴重な晩秋を楽めた一日になった。
友人と桜の季節の再会を約束して、
車中の人となる。

ないしょ話

何の相談？
あひるが三羽、木陰で何やらひそひそ話。
『灯油もガソリンも値上がりで、人間は大変らしいわよ』

大変なことはいっぱいあるけれど、
ふと見上げる紫式部の紫色に感動したり、
やっぱり人間は辞められない。

晩秋の午後

　
立冬も過ぎ、
行く秋に寂しささえ感じるこの頃。
陽だまりが恋しい…
こちら福島は、紅葉もそろそろ店じまい？
赤いもみじばかりが持てはやされるが、
黄葉もこんなに美しい

秋バラがまだ咲いていた。
明日からお天気は下り坂とか。

虚空蔵尊の彩り

残り少ない秋の陽射しを楽しみたくて、
奥会津の柳津町へ出掛けた。
途中、白鳥浜で白鳥さんと遊んだり…
虚空蔵尊には何度も行っているが、
紅葉の季節は初めて。
しっとりと落ち着いた雰囲気が漂っていた。

近くの足湯で疲れを癒し帰路に着いた。
生きることに息切れ状態の今、
たっぷりと充電をして、
厳しい冬を乗り越えなければ…

観音沼の微笑み

10月31日撮影
観音沼のほとりをゆっくりと楽しんだ。
真っ赤に燃える木々の美しさで足が止まり、
なかなか前に進めない。
この残像をいつまでも心に温めておきたいな。
観音沼も、やがて暗く厳しい冬を迎える。
寒さにじっと絶えて…