徳井由美子の音楽活動(アイリッシュ・ハープ、弾き語り/シンガーソングライター)、思い、日々の記録(2014年以降)

神戸出身・大阪在住。クリスチャン、シンガーソングライター、アイリッシュ・ハープ演奏や他活動・思いの記録

川口基督教会(日本聖公会)に、初・礼拝訪問

2014-08-03 16:23:11 | 信仰・瞑想・考察
”日本聖公会”系の教会である、川口基督教会(大阪市西区)に、初めて行ってきました。(ちょっと、理由づけはあったのですが、とにかく単身。知る人ひとりいない場所です。ここで、自分はプロテスタント系に所属するので、日本聖公会の起源や教理、ミサというのか礼拝というのか、そこらあたりの用語の知識もなく記していますので、ちょっとしたまちがいがあってもご容赦くださいね)

荘厳なオルガンの音色。(奏楽技術もスゴかった)重厚な建築物(石造り??)。
カトリックとちがって、ここでは教派が違えど、一信者の私に、聖餐式のパンとぶどうジュースをくれました。・・ここでは、司式は前の祭壇部で行われ、信者はそこまで列をつくる。パンを司祭から受け取り、それを隣の司式者の持つ、ぶどう酒の器に浸して、その場でいただく。☆:感想。不謹慎かもしれないが、パンはうすべったく白い、せんべい(そういえば、マナ、ってこんな感じに描写されてる?)のようで、ぶどう汁は、濃厚なワイン(酒)に思えた。

・・キリスト教のこういう聖餐式に使われる、パンやジュース(酒)のみかけも、また、作法も、教派によってまちまちです。私は、これまで、もちろんプロテスタント系では自教会の他、色々な諸派にて~ここでは、作法に小さい差はあれ、とまどいはほぼありませんね~受けてみたり、また、カトリックのミサではこちらが待てど、パンをくだされず、悲壮な思いをしてみたり(トラウマ?・・)でした。

この式(礼拝)の長さは、たっぷりで、1時間半。説教の長さはふつうのプロテスタントと同じか、短いか、くらいですが、なにせ、聖歌や、祈祷書からの交祷、そして代祷に、それが終わったら、”主の平和”のあいさつを、近い席の人同士で、また壇上から降りてきた複数の司祭ほかと、交わす時間がたっぷりあったりして。聖歌→祈祷書→また聖歌、・・気がつけば、後半の”使徒信条”を読むあたりから、自分はどれの何処を開けるのか、見失ってましたね(口パクで良。)あと、余計な事をいうと、5~7曲程度、まったく初めての歌があったけれど、こちらは、楽譜の初見で歌えます(ヒヒ)。

といろいろリポート?しましたが。ここで大まじめになりますと。
各教会・教派での礼拝のスタイルや、歌、はては、説教者の話す教理が・・ギャップがあっても、そこは”形式”だということを、よく肝に銘じないといけないと思います。各教派間で、小さな(けっこう大きい時も)教理の差もでます、でも、キリスト者がそこに着眼して、こだわってしまったら、元も子もありません。悲
(+_+)

私は、このように、他教会へお邪魔する時は、厳密には異邦人のような疎外感を感じないこともありませんが、ひとつのことだけが大事である、と思います。それは、キリストを胸に抱く、です。それこそが中核なんですから。キリストこそが、共通思想、共通価値概念、共通言語、愛。逆にそれがなかったら、キリスト教会へ行って、虚しい、ということを感じるでしょう。

もっと、個人として、感覚・感性的に申します。
今日の初めての訪問教会の礼拝は、私にとって、よかったと思えます。その理由は・・、「キリストを感じることができた」からです。
礼拝・教会に行って、どんな場合によかったか?とするなら、私は 1.説教がすごくよく、開眼された。新たな啓発をもらった。神学的洞察が深まった。素晴らしい証をもらい、恵まれた。・・ということがひとつにあるとしたら、3.つめに、信徒の人と、すばらしい交わりができた。というところでしょうか。もし、そのどちらもなかっても、次のことがあったら、OKなんです。

・・キリストの香りをいただく

ことです。2千年前に、地上におりられた、『主の香りが、ここまで漂ってくる』・・ことも素敵だと思います。しかし、今日の聖堂の中で礼拝を待っている時間と、また始まって、幾度となく 歌を通して言葉を通して、視覚的な印象を通して、・・『私が、近代を、中世を・・さかのぼって、2000年前の、そこ、キリストのおられた場所』にまで、タイプトリップをしたかのような。そんな豊かな錯覚を起こさせてくれました。そのことに、いささか驚き、説教や音楽を耳で聞いたり目で見たりしながら、心はキリストの時代に遡ったり、現代に戻ってきたり、・・不思議なかんじでした。そう、ひとつの結論です、私にとってよい教会、とは なにをおいてもイエス・キリストの香りを運んで来てくれる、または私がそこへトリップできる、それを容易にしてくれる、教会です。











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