徳井由美子の音楽活動(アイリッシュ・ハープ、弾き語り/シンガーソングライター)、思い、日々の記録(2014年以降)

神戸出身・大阪在住。クリスチャン、シンガーソングライター、アイリッシュ・ハープ演奏や他活動・思いの記録

<考察>原子力発電は、現代のプロメシウスの火か・・。~神の存在を信じるか否かにより答えは変わる

2014-01-24 14:56:36 | 政治・社会問題

<私の考察>「原子力発電は、現代のプロメシウスの火か・・。神の存在を信じるか否かにより答えは変わる。」

”プロメシウスの罠”・・そういったコラムを連載している、新聞だか、雑誌だかがある。もちろん、原発の問題を扱う内容の記事だ。原子力を利用して発電をする、ということが、人間にとって、”ゆるされる”事項なのか、”ゆるされない”事項なのか・・ 福島の事故以来、毎日のように論じられて久しいが、・・ひとつ、どうしても根底に、”神=創造主の存在を信じる”か”否か”の前提によって、それに対する答えの分け目が出てくるのではないかと思う。創造主を畏れ、自ら(人類)の力に限界のあることを知るならば・・、人間にとって、できない・してはならない(おかしてはいけない領域)もある、と悟る謙虚さも現れ得る。だが、文字通り、神を信じない・人類こそ、霊長類の長である、科学に不可能はない、人間は絶え間なく進化する・・というような、おそれを知らない考え方であれば、たとえ自らの来た道を過ちと察知しようが、そこから引き返すというような謙遜な態度を、自らの進歩の妨げであり、退化であり、損失であると考え・・、最後には自らを滅亡に追いやるような愚かさにつながる道を選ぶのではないか・・?と危惧する。

聖書のことば「天を創造された主、すなわち神であってまた地をも造り成し、これを堅くし、いたずらにこれを創造されず、これを人のすみかに造られた主はこう言われる、”私は主である、わたしの他に神はない”~イザヤ書45章18節

~いたずら(無意味・無計画)に神は地球という星を創造されたのではない、計画を持って、人類の居住地として、精巧に、愛をもって創られたという。

・・たとえば、人間の叡智で、なにか生命を生み出したり、・・または、地球以外の無人の星を改造して、住めるようにできる、と思うだろうか。私ならば、一笑に伏す。ハナでわらわせてもらおう。

ただ、・・また、確かに、聖書は人の生きる道、ガイドラインである、であるが、”聖書に書かれてあること"のみ"が頼れる、真実である”という風な表現を時にクリスチャンはしてしまう。

ならば・・。このFACEBOOKでも、もちろん私は、キリスト者以外の方とたくさんつながっていて、社会問題等では、その方達の意見を多く読みます。中には、本当に福島の原発事故の影響で、今現在、不安に陥れられている東北~関東の人々、その人達のやりとりの内容は切迫している、見えない放射能の影響におびえて、今日明日何をすればよいのか?と論じあうコメントの中で、ある1人が、”聖書を信じ、それに沿って行動するように勧めます。”とのことを記していた。それに対する、クリスチャンでない人の意見には、「本には救う力はないよ!今何をすればいいのか、自分で考えなければ。」と。

(確かに”聖書”という本自体に、威力があるというのではなく、その御言葉の源である、”神”に救う力があるのだが)

そう、聖書には、「現代人は、原子力発電をしてもよいのか・否か。」という質疑は当然ながら、存在しない。他にも、書かれてないことはたくさんある。たとえば、私やあなたの身の上に、今日・明日の細かな個人的に起こる困りごとについて、逐一、答えが書かれてあるか?そうではない。(聖書には、文字として、全ては書かれてはいない。)個人的な問題・現代固有のカスタムな問題に対しては・・すべて、答えは・・考え、悩み、憤り、・・苦しんで、怒り、そして、(私ならば、創造主に向かって)問い、最後は祈り。そうやって日々進む中で、・・浮かび上がる展望・・つまり、現実の、具体的な糸口・・事態の動向。それから・・次に、心の中に見えてくる、思い(本音)と、感覚。それが答えである。それらを信じればいいのだと思う。それが、神のくれた、答えなのだと。

このことに従って、進むならそうする、引き返すなら引き返す。それに従わなければ・・破滅となる。

原子力発電(核燃料サイクル、など含む)について進路を取る為政者や実力者には、神を信じる者はおそらく非常に少ないか皆無に等しい。自然の、神の御声に耳を傾けない、心の曇った者らが、先頭にたっている。もどかしい思いだが、祈ることしかできないのか?今はそうでも、・・いずれ、何かしなくてはいけない時が、来るのかもしれない。それまで、祈りつつ、日々歩む。