ささやかな日常

日々の暮らしを振り返って

玄侑宗久さんの「いじめている君へ」続き

2012年07月17日 00時13分48秒 | ニュース

玄侑宗久さんの「周りに軽く同調するな」のつづきです。

「東日本大震災では、かけがえのない家族、友人、財産、思い出を失った人たちが己をなげうって助け合った。被災地・福島に住む私は、巨大な危機の中で、人々が争いではなく、助け合いの道を選ぶ姿を目の当たりにしてきた。
人の心には光と闇が重なり合う。でも、奥底にあるのはやはり光だ。もちろん、君の心の奥にも光がある。自分で行動する力も備わっている。
人生を一つの作品ととらえて励む。それを修行という。誰だって過ちは避けられない。過ちが作品の味わいとなることもある。だが、誰かをひどく悲しませる過ちを犯すと、自分という作品に決定的な亀裂ができる。君自身が自分を嫌って生きることになる。
他人に安易に同調するのはやめよう。誇りを持ち、君の意思で君らしい作品(人生)をつくりあげていけ。」

この、朝日新聞のコラムは何人か回り持ちで続いています。わたしは玄侑さんの文章に同調いたします。



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