リタイアした「から」、あれがやりたい。これもやりたい。

人生のセカンドステージに、もう一度夢を描き直す。
「夢翔庵」の気ままなひとり言です。

人物あれこれ

2021年01月24日 | レイアウト製作記
今はない鉄道模型レイアウトの写真の中から、登場人物に寄せた思いのあるシーンを紹介させてください。(昭和30年代、中国地方の田舎町の春の景色を再現しているつもりです。)

駅前のバス停に何人か並んで待っていると、ようやくボンネットバスがやってきました。和服の老婦人が真っ先に乗ろうともう身構えています。駅舎の脇には懐かしい型の公衆電話ボックス。色とりどりのツツジも咲いています。↓



駅のホーム脇の小径を小学生が並んで登校しています。雨降りの予報か、傘を持った子もいますね。民家の壁には学生服の看板(「菅公」のブランド名は省略、縮小コピーで作りました)。おっと、ふたりの男の子が線路わきの犬走りを追いかけています。朝寝坊かな? ↓





駅前商店の前では仕込みの品物を今や遅しと待つ料理人の姿や早くも井戸端会議に余念のないおばさんたち。(手前の瓦屋根とリアカーの模型、リアルでしょ?)裏道には今はもう見られない屑屋さん。「くずーぃ」という声が聞こえるようです。↓







田植えのすんだ田んぼでは夫婦で草取り。やれやれ、ひと休み。傾斜地なので後ろは畑です。種まきの人も。赤いトタン屋根の農家の前では畑を耕しているおじさん。路傍には石仏もあります。↓





トンネルの出口では保線の人たちが貨車の行き過ぎるのを待っています。ターンテーブル脇でもいろいろな仕事をしている機関区の人たちがのぞめます。↓





1/150~1/160のレイアウトに高さ1㎝ほどの人形を置くと、情景が急に生き生きとしてきて、物語を考えながら人物を配置していくのは楽しい時でした。写真が多くなってしまったのでつづきは次回にします。

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