ここがどこだか分かってんのか??
なんなんだこいつはっ!?
それが俺の第一印象。
何かお礼にと頭(ヘッド)が差し出した金を押し返し、
「ダメにされちゃったので、ケーキが欲しいです~」
沈黙。
それを何勘違いしたのか、
「○○○区の○○○○○と言うお店の
限定50個の○○○と言うのが欲しいです。
アレ並ばないと買えないンですよ~」
んな事誰も聞いてねぇ・・・
再び沈黙。
「・・・っぷ。くく、あははは」
あねさんが笑うのと同時に、
「こいつの命の恩人の頼みだ。了解。
で、いつまでに欲しいの?」
頭はそう言った。
そして、あの馬鹿は鼻歌交じりに帰っていきやがった。
「陣さん、本当にあの馬鹿の言うこと聞くんですか?
あのアマ、絶対なめてやがる!!!」
「ん~・・・
なんかすごい人材だよね。
出来れば、うちに引き入れたいと思ったんだけど?
貴一はどう思う? ダメかな?」
頭は、俺よりもとんでもないこと考えている。
「反対です!
俺はパシリにされるのだって、
反対です!!」
「そうかもしれないけどねー・・・
でもこいつ助けてもらった事には変わりない訳だし。
パシリの件は下の子誰か行かせりゃいいじゃない。ね?」
傍らのあねさんに視線を走らせる。
「ケーキ買って来いなんて、
俺の口からは死んでも言えません!!
下の奴等じゃ尚更です!!」
頭は苦笑いしつつ、
「貴一がそんな命令する所なんて想像つかないな~・・・
わかった、この件は僕が何とかするよ。
あの子の事は、これっきりですっぱり忘れよう。
貴一は朔を店まで送ってってくれる?」
あねさんを店まで送る途中。
俺はあねさんから、事の顛末を聞いて、
ちょっと認識を改めた。
いかれてやがる。
コントじゃねーんだぞ。
ほんとにそんな奴が居るのか??
「だから~、いきなりケーキを顔面にぶつけたのは
あのこの方なんだってば。」
うちのカラーにも馬鹿は掃いて捨てるほど居る。
だがそれ以上の馬鹿がこの世界には存在してるらしい。
いかれてやがる。
あねさんの話を聞きながら、
頭の勧誘話を思い出し、俺は少し眩暈がした。
なんなんだこいつはっ!?
それが俺の第一印象。
何かお礼にと頭(ヘッド)が差し出した金を押し返し、
「ダメにされちゃったので、ケーキが欲しいです~」
沈黙。
それを何勘違いしたのか、
「○○○区の○○○○○と言うお店の
限定50個の○○○と言うのが欲しいです。
アレ並ばないと買えないンですよ~」
んな事誰も聞いてねぇ・・・
再び沈黙。
「・・・っぷ。くく、あははは」
あねさんが笑うのと同時に、
「こいつの命の恩人の頼みだ。了解。
で、いつまでに欲しいの?」
頭はそう言った。
そして、あの馬鹿は鼻歌交じりに帰っていきやがった。
「陣さん、本当にあの馬鹿の言うこと聞くんですか?
あのアマ、絶対なめてやがる!!!」
「ん~・・・
なんかすごい人材だよね。
出来れば、うちに引き入れたいと思ったんだけど?
貴一はどう思う? ダメかな?」
頭は、俺よりもとんでもないこと考えている。
「反対です!
俺はパシリにされるのだって、
反対です!!」
「そうかもしれないけどねー・・・
でもこいつ助けてもらった事には変わりない訳だし。
パシリの件は下の子誰か行かせりゃいいじゃない。ね?」
傍らのあねさんに視線を走らせる。
「ケーキ買って来いなんて、
俺の口からは死んでも言えません!!
下の奴等じゃ尚更です!!」
頭は苦笑いしつつ、
「貴一がそんな命令する所なんて想像つかないな~・・・
わかった、この件は僕が何とかするよ。
あの子の事は、これっきりですっぱり忘れよう。
貴一は朔を店まで送ってってくれる?」
あねさんを店まで送る途中。
俺はあねさんから、事の顛末を聞いて、
ちょっと認識を改めた。
いかれてやがる。
コントじゃねーんだぞ。
ほんとにそんな奴が居るのか??
「だから~、いきなりケーキを顔面にぶつけたのは
あのこの方なんだってば。」
うちのカラーにも馬鹿は掃いて捨てるほど居る。
だがそれ以上の馬鹿がこの世界には存在してるらしい。
いかれてやがる。
あねさんの話を聞きながら、
頭の勧誘話を思い出し、俺は少し眩暈がした。