生活指導 その５

　　５）禁煙

　　　　　タバコに含まれている成分に「ニコチン」と「タール」がありますが、

　　　その作用とは……

　　　　「ニコチン」　　　　

　血管を収縮させ、心臓の動きを早くする。その結果、血圧が上がる。

　　　　　　動脈硬化の促進。血管を狭くする作用があります。



　　　　「タール」　　　　　　


　血圧を上昇させる働きがあります。　　
　　　　　　


　　　　　
　　　　
　　　　

　　　　　よって、タバコを１本吸うと、一分間に脈拍数が１５～２５増え、


　　　　　最高血圧が……３～１２ｍｍＨｇ

　　　　　最低血圧が……５～１０ｍｍＨｇ　　あがります。



　　本当は完全に禁煙してしまうのがベストですが、急に止めてしまうと、ストレスやイライラが増えてしまいます。

　　
　　だから禁煙がどうしても無理なら、食後の一服程度にして一日５本以内におさえましょう。


　　

◇◇◇　大阪の西中島で、腰痛・肩こり・骨盤矯正　治療歴20年　◇◇◇

血流・血圧改善ケア「鎖骨のくぼみ押し」

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大阪市淀川区西中島4－4－25　フルーレ新大阪606
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生活指導 その４

　　４）運動療法


　　　　　　高血圧ガイドラインによりますと、運動を毎日３０分程度行うようにとされています。

　
　　　　
　　　　　　
　　　　　　運動による血圧降下作用は、減量には及びませんが、減酒・減塩よりも上回るとされています。








　　　　運動の方法


　　　　　　基本は、息が少しきれる程度の有酸素運動を３０分以上毎日行うことです。


　　　　　　これをきちんと行うと約５～１０ｍｍＨｇ血圧が下がり、なおかつ減量も同時に行うことが出来ます。







　　　　　　　　※　息が少しきれる程度というのは…

　　　　　　　　　　　　　脈拍数で言えば、約１００～１３０程度です。

　　　　　　　　　　　　　　　　（安静時：６０台　　限界時：１８０）

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生活指導 その３

　　　３）体重コントロール


　　　　　　たとえば、田畑にホースで水をまくとします。

　　　　　　田畑の面積が広くなった時、ホースの水圧をあげないと端の方までは水が届きません。


　　　　　　つまり、体重がある程度よりも大きい（肥満）の場合も同様で、心臓はより高い圧をかけなければ、

　　　　　　
　　　　　　体のずみずみまで血液を届けることが出来なくなるのです。






　　　　　　高血圧では、減塩・減体重の方が薬物療法よりも大切で、


　　　　　　現在の高血圧患者の半数以上は食生活や肥満による見かけ上の高血圧だからです。


　　　　　　

　　　　　　よって、お医者さんより体重を減らす様にと言われてしまうのです。






　　　　　
　　　　　　体重を減らすことによってどれくらい血圧が下がるのかというと、


　　　　　　１ｋｇにつき約１，５ｍｍＨｇといわれています。

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生活指導 その２

　　２）野菜・果物の積極的摂取


　　　　　野菜や果物・小魚・乳製品に多く含まれるカリウムが


　　　　　食塩による血圧上昇や心血管病を抑制します。





　　　　　実際に、塩化カリウムを７，１５ｇ/日補充すると、



　　　　　血圧が３，５mmHg低下したとのデータもあります。






　　　　　これを利用してアメリカで調査、研究され、高血圧の改善に高い効果があると認められた、


　　　　　ＤＡＳＨ食という食事療法があります。

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生活指導 その１

　　１）塩分制限　　　　６ｇ/日未満


　　　　　　日本人の約３０～４０％が食塩のとり過ぎると血圧が上がる、食塩感受性高血圧といわれています。


　　　　　　どういう仕組かというと、食塩をとると血液中の電解質（NaCl)の量が増加します。


　　　　　　それを薄めるために、細胞から水分を引き出し、血液中の水分量を増やします。


　　　　　　その結果、血圧が上がるのです。








　　　　　　日本人の食塩摂取量の理想は、３ｇ/日です。


　　　　　　しかし、この値以下に抑えることはとても難しいので


　　　　　　健常者は１０ｇ/日未満


　　　　　　高血圧患者では、６ｇ/日未満とされています。









　　　減塩によってどれぐらい血圧がさがるのか、それには個人差がありますが、


　　　だいたい一日、６ｇ減塩すると約４mmHg下がるといわれています。

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