Tokyo日記

社会学者のよしなしごと

旧世代負け組

2006-04-24 00:39:39 | よしなしごと
何とか2週目が終わった。あと少しでGWですね。ちょっと楽しみ。とはいっても、学会の用事や何だと潰れて、ほとんど自由な時間はないのですが。

今年からゼミを延長することにした。今までは一時間半の授業だったのだが、90分はいかにも短い。しかし、3時間は長いなぁ。ということで、適正なゼミ時間は、2時間ちょっと、というところだと思う。いずれにせよ、2時間は確実に取れるということで、演習が余裕をもって進められるようになった。今年から、学部ではグループワークを取り入れている。数人で一グループを組んで、発表やコメントを考えることにしているのだ。うまく行くかどうかわからないけれど、とりあえずやってみようと思う。

大学院は、英文を読んでいるのだが、先週は2ページしか進まなかった。やっぱり。想定していた通りだからいいのだけど。経済のことなどは門外漢なので、なかなか大変。本当にわたしのほうこそ、教えて欲しいことばかりだ。

最近、驚くことは、テクノロジーの変化。っていうか、デジタルディバイドって本当なんだなぁとつくづく思う(当然、「負け組」です)。

CDプレーヤーが壊れたので、新しいのを買おうと思ったのだけれど、以前のようには商品がない。もうすでにCDすら時代遅れの媒体になっていて、iポッドに繋げて使うようなものか、とにかく音が出ればいいという安価なCDプレーヤーかに二極化している。考えてみれば当たり前なのだろうが、ショックだ。わたしはまだ、音楽をハードに落とさず、CDのままで聴いているから(1日、2時間以上、ヘッドホンを使うと難聴になるとか何とかいうし)。

カラープリンターで印刷したりするのが面倒なので、初めてデジタル化された媒体を写真屋(とかつていわれていた、プリントステーション)にもっていった。そうしたら、老人までが電子媒体を使っていて、ちょっとびっくりした。意外に繁盛している。いわゆる写真がなくなっても、プリンター機能で生き延びていると聞いてはいたものの。あそこまでとは。

それでも、デジタルで取った画像は、あまりにコントラストが出すぎていて、毛穴まで写って、美しさという点ではイマイチだ。とはいえ、結局、かなりの額を投資してしまった。

ネットではなく、久しぶりに店頭に行って、クラシックのCDを買おうとして、びっくりした。片隅に追いやられていて、あるものは、ベスト100といった安価な曲の寄せ集めのものか、スケートで使われたインストゥルメンタル(売り上げ10位中4つまでが)。それ以外の商品はない。あまりに寒い状況に、少し悲しくなった。

いつの間にか、自分が旧世代の人間に追いやられていたので、淋しい…。時代の片隅でひっそりと生きていくしかないのか。まぁ、いいけど。






そろそろ新学期…

2006-04-06 14:57:08 | よしなしごと
そろそろ新学期ですね。

春休みは、…本当に、なかったなぁ。4月に入ってから、やっと連続して休めるような感じになってきたのだけれど、もう終わってしまう…。来週から新学期です。そろそろ準備をチェックしなくては。まだ疲れが取れない感じ。

科研の書類とか、点検評価とか、先年度の清算がまだ済んでいない。でもこの週末で仕上げてしまわなくては(締め切りもあるし、新学期になったら先年度のことなんてできないから)。

ちょっと前は、卒業式でした。その前に、ゼミ生からお花を貰ったのですが、そろそろ枯れてきてしまいました。学生は新しい場所へと旅立っていくので、わたしはなんというか、バスの運転手のような気持ちです。どんどん新しいお客さんが乗ってきて、降りていくけれど、自分だけはずっとその乗り物に乗っているというような。

年賀状をくれたひと、お返事遅くなっていますが、有難う。教師をしていて一番嬉しいのは、たまに元気でやっていますという知らせを貰うことです。

あと、2月に留学しますというメールをくれたO君、すみません。ついうっかりお返事を忘れているうちに、メールに返信したら、戻ってきてしまいました。もう職場を辞められたのでしょうか(職場のアドレスだったので)。気がついたらまた、メールを下さい(ごめんなさいね)。

それでは。