春のお茶会

関東はこの週末、桜が見頃と言われていた通り、街のあちらこちらに満開に咲く桜

春ですね・・・春は確実に来ているんです

そんな中、いつもの仲良し３人が久しぶりに集結

Ｙちゃんが誘ってくれた「春のお茶会」に参加してみました

場所は元麻布のとある一軒家
そこへ向かう小道には六本木ヒルズを見上げるように立派な桜が花を咲かせていました


お茶会・・・そう「茶道」なのですが、もちろん私に茶道の心得はなくお作法も全く知りません

Ｙちゃんのお友達が習っている茶道の発表会とやらだけど・・・素人がお邪魔していいのか
受付で着物の女性に「あの～、作法とか全く知らないんですけど良いんでしょうか」と聞くと
にっこり微笑んでうなずかれました(笑)

まぁ、お抹茶大好きだし春だし(笑)いろんな意味で緊張の毎日でストレスはＭＡＸ
ここは素直に楽しもう！と開き直り、いざ参加

最初は「立礼席」と言う椅子とテーブルのお席に通されました
あら、正座しなくていいの？とホッとひと安心


それでもやっぱり粛々とした雰囲気に緊張気味の私たち

そこへ「お茶を十数年やってます」と言う若い女性が登場

そうだ、彼女の真似をすればいいのよね


綺麗な着物姿が春らしく、懍とした佇まい…素敵な女性

まずはその女性から全てが始まる席に座っていたので、お茶の前に食べる和菓子の食べ方やお茶碗の持ち方、お茶の飲み方にお茶碗の愛で方など…全て見よう見真似でやってみました

うん、素人の私にしてはまずまずの出来でしょう

椅子のお部屋の次は正座のお部屋に移り、今度はその女性の横をキープ

すると「お茶はこちらで習われてるの？」と聞かれ
「いえいえ！全くのド素人です！」と答えると
「何の事やらちんぷんかんぷんでしょ」とにこりと微笑まれたので「はい全く」と答えると「では、お教えしましょう」と女性「お手やらわかに」と私

その女性のおかげもあり、茶道って、ただお茶を振る舞うのではなく、床の間や茶道の道具ひとつひとつの細かなところまで、めいいっぱい楽しもうとするのが茶道なんだと感じました

お茶はとても美味しかったし、なんとも言えない心地の良い「空間」で心が和みました

こうして、敷居が高いイメージがあった茶道初体験でしたが、お茶の作法は分からないなりにお茶の楽しみ方をちょっとだけ垣間見れた気がした春の日でした