人生旅路

タイトル変えてみました。
青森~茨城~濠州~石垣(沖縄)・・・
次はどこでしょう・・・というかそろそろ落ち着け,私。

お久しぶりの旅。 vol. 3

2010-05-13 19:06:20 | 徒然

まだまだ二日目の途中です。

海でキッズ達を見ながらまったりした後、
なんとなーく、せっかくだから観光地行くべか、という事で
久礼大正町市場からほど近い、『黒潮本陣』という所に立ち寄りました。

ですが、ここは閉館が早く、15:00には終わってしまってました。
主に団体のツアー客が多いのでしょう。

実際にカツオのタタキを作る所や、体験などができるそうです。

残念だったけど、せっかく来たので散歩がてら周りを歩くことに。

そしたら展望台があるというじゃないですか。
行ってみよう。
案内図によれば、『徒歩5分』だし。

この黒潮本陣には、宿泊施設や温泉施設もあるらしく、
展望台へ続く坂道の両側にはコテージがいくつか隣接しておりました。

徐々にきつくなってくる勾配。
流れる汗。
舗装されていた道が不意に途切れ、足下は根っこが飛び出る山道へと変貌を遂げました。
すでに5分は経過していたように思います。

そしてついに、何かが目に飛び込んできました。

・・・まだ1分も残ってたのっ

『絶景』まで後1分・・・。
本当にねぇ、高知だけじゃなく四国は絶景尽くしだって知ってるよ。
初めて体験してるけど、本当よ。

絶景だけど、道のりも苦しいの。

だって、絶景まで・・・


こんなだもの。
結構登ってるもの。

申し訳程度に作った階段みたいなのだって、朽ちてて余計滑るもの。

登ったさ登り切ってやったさ
さあ来い、絶景

 

 

さっきよりも急ですけど、まだ登るんですか?

そういえば、小さい頃に学校行事であった登山も、山頂付近が一番きつかったな。。

汗だくで登りました。
絶対1分以上あるはず。

そして・・・

携帯の写真では限りあるけど、なかなかの絶景でした。
左側の小山のちょい手前に二つのちっこい島みたいのがあるの見えます?
ちょん、ちょんってあるやつ。
あれは双名島(ふたなじま:別名夫婦島)とよばれ、土佐十景のひとつだそうです。

昔々、大波に困っていた久礼の人たちを助けようと、
鬼ヶ島の鬼が運んできたそうです。

・・・

鬼良い奴じゃないですか
めっちゃ良い奴じゃないですか

それが○太郎に退治されてしまうことになるだなんて・・・

汗だくになった身体を休めながら、絶景を眺めていると、時刻はもう15時くらい。
この日の宿は土佐市ではなく、高知県の中心地高知市に決めてました。
この絶景ポイントから車でやく1時間半~2時間。

このまま宿に向かっても良いのですが、地図によれば近くに桂浜があるらしい。

そういえば、高知って龍馬だった。
というか、到着した空港は『高知龍馬空港』だった。
カツオに夢中すぎて忘れてた・・・

少しぐらいは龍馬に触れてこよう。


坂本龍馬さんです。

でかかったー。
ウルトラマンくらいでかかった。
『龍馬と同じ目線で写真を撮ろう!』という、やぐらみたいのがあったんだけど、
それも延々と階段登るの。
この日は、朝から登ってばかりなので、同じ目線はあきらめました。

そしていかにもな桂浜。

こんな感じの浜が、よくCMとかで流れてましたよね。
白いお父さん犬が出演する携帯のやつ。


そんで、こちらが逆サイド。
かなり『土佐の海』って感じで、波が高かったです。

ここでもまったり観光客みたり、フルーツトマトの残り食べたり
まったりしてました。
途中、他の観光客の方のジーンズが、超ローライズで、
しゃがんだ瞬間あり得ない光景が目に入り、癒しとは無縁の世界へ旅立ちました。

そうこうしている間に夕方になったので、いざ高知市へ。
目指すはオサレビジネスホテル、『セブンデイズホテルプラス』。

普通にビジネスホテルなんだけど、めっちゃリーズナブル。
商店街にも近いし、駅にもそこそこ近い。
そして、部屋がオサレ

これじゃあんまりわからんなー。
でもシックでオサレなロビーに落ち着いた雰囲気で居心地良かったです。
もちろん温泉とかじゃなく、ユニットだったけど、そんなの構わない。
だってこの旅のメイン目的は、カツオだもの。

いっぱいいっぱい食べていたにもかかわらず、夕飯の時刻になるとお腹が減ります。
ガイドブックを見て、ホテルの近くにある、カツオのタタキが輝いていたお店をチョイス。

ガイドブックにも載っていて、やっぱりカツオが輝いていたそのお店は、
『明神丸』。
さすがGW初日のご飯時。めっちゃ混んでた。
1時間半くらい並んだかも。

でも、並んだ甲斐ありやした
見て下さい!このカツオの荒々しい事

 


炎に煽られております。
ここのお店は、入り口近くの厨房がガラス張りになっていて、
カツオのタタキを作る所が至近距離で見られます。

よく、『高知のタタキは全く違う』と聞きますが、その秘訣は藁
とれたてのカツオを藁の炎の中で炙り、一気に氷に入れて冷やす。
この藁の炎がカツオに香ばしい香りを付け、新鮮なカツオならではの美味しさを楽しめます。

そのとれたて炙りたてのカツオがこちら

 


いやぁ~男前すぎる・・・
ここは塩タタキが名物という事で、塩タタキで。
表面には土佐の海水からとった塩がかかっています。
奥の黄色っぽい汁は、ゆず100%果汁です。
薬味は、新タマネギとミョウガとネギとニンニク。
もう、もう素晴らしすぎる
ほんのりまだ温かくて、身が厚くて、塩が甘くて・・・。

何度食べても飽きない。全く飽きない。
だって昼と夜連続なのに、全く飽きないんだ。
美味しいんだ。

他にもこのお店で、高知の名産品をいくつか頂きました。

まずは名産品:青のり。

主に四万十川での名産品です。
香り高い青のりを、新鮮なまま天ぷらにした一品です。
これも良かった・・・
青のりの香りがほわーんとして、幸せ満載。
沖縄では、似たような感じで、『アオサ』という海藻を天ぷらにしたのがあるけど、
それに似てるかも。
アオサの天ぷらも好物です。大好きです。愛してます

お次の名産品:川エビ。

これも四万十川の名産ですね。
川エビを丸ごと唐揚げにしてます。殻ごとです。
これは居酒屋の定番。おいしいぱりぱりしてて大好きな一品です。

そして、カツオのタタキに次ぐ名産:『ちちこ』

『ちちこ』ってのは、カツオの心臓です。
一尾につき、一個しかとれない珍味。
天ぷらで頂きました。海藻が混ざったお塩を付けて。
新鮮なせいか臭みが無く、歯触りがコリコリしてて不思議な食感。
でもお塩と合うんですよ。添えられたレモン(ゆずかも)とも。
美味しかった~

そんで、飲み屋での締めと言ったらお茶漬けですよね

漁師さんのまかない茶漬けだそうです。
中に何かしらのお魚を入れたおにぎりを軽く揚げ、出汁をかけて頂きました。
これも美味しかった

もう、この旅で食べたもの全部全部美味しかったんです。
大当たりでしたね
はずれなんて、一つもありませんでした。

大満足で、二日目終了

 

三日目はお次。


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