原付石垣一周の旅。

2007年7月8日　日曜日
ふと原付で石垣島を一周しようと思い立ち、旅に出てみました。

今日の私のパートナー。
午前11時09分
石垣島東部に位置するTSUTAYAからスタートです。

島を東側から反時計回りに海沿いを走るルートに決定。

海もきれいだが、山もきれいだ

走り始めてから30分くらいでしょうか。
自家製珈琲が飲めるという小さなお店に立ち寄りました。

昔はここでコーヒー豆の栽培も行なっていたそうですが
台風が頻繁にくるために、困難となり、今では栽培は行なっていないそうです。
残念。

店のおばさんとお話をしていたら、お菓子を頂きました。
ぱなぱんびんというお名前だそうで。
宮古島出身の人で、このお菓子も宮古島名産らしいです。
味はかためでほんのり塩味でおいしかった

さてさて、またもや走っていくと、左手に大きな岩山のようなものが見えました。
野底マーペーという場所です。
沖縄の昔話に登場します。
とても哀しいお話なんです。

またもぶぃーんと走ってると、思わず立ち止まってしまうほどの海が。
きれいだぁ～

ふと左をみると、最初の目的地と決めた、玉取崎展望台が見えました。

ここに行くんです。
結構遠いです。急がねば

なんとか到着♪

結構そこかしこに石段や遊歩道があって、様々な角度から石垣島東部の景色を楽しめます。

こんな風にね。

これは展望台からの風景。
ここから次の目的地が見えます。

ここに行くんです。
石垣島最北端の場所、平久保灯台がある場所です。
着くの？

いやぁ～。頑張りますよぉ～

とは言うものの、綺麗な浜を見つけると立ち止まりたくなる。

ちっこい浜だったけども、静かで綺麗。

こんな岩陰なんかもあったりしてね。

何かの巣かしら。
こんな穴がそこら中に開いてました。

立ち止まりすぎて、既に出発から2時間。
やばいと思って、あとはひたすら走り続けること1時間。

やっとサインが見えました。

こんな事言われても…。
灯台への道はこれ一本だし、観光客と思われるレンタカーは次々と通っていくし…。

来ちゃった
この道正解

これが石垣最北端の灯台なんですねぇ。

見飽きてるかもしれませんが、海です。
いっぱいいっぱい見せまくりますよぉ 

思ったより観光客が多くて、ちょっと残念。
わさわさいた。

せっかくここまで来たんだから、道路の端っこまで行ってみよう

すぐ着きました。

急に道が無くなるんです。

さて、来た道を戻って戻って戻って…

お、噂で聞いたことのある島田紳助の店発見
意外とお客さん入ってた。
ご飯高いので、ここはスルー。

ここから、海に抜けていくという鍾乳洞に行けます。
今回はスルー。いつか行ってやる！

しかし、走り始めて4時間。
まだまだゴールまでは遠い。
しかもお昼食べずに午後3時。

空腹に耐えながら走ること1時間。
どうでしょうで、最初の場面が盛り沢山な理由がうっすらわかってきました。
最初は時間も体力もあるから、いろんな見所に着目するの。
だんだん時間なくなってきて、体力やられてくるから山程の絶景ポイントがどうでも良くなるの。
風と匂いと危険と紫外線を感じる原付の旅は折り返しに近づきます。

そうしてる間にガイドブックで目にした事のある、喫茶やしの実が見えました。

入店！

？

あ、これね。

もうお腹も減りまくりだし、暑さでやられてピントも合ってない。

やっとご飯
すごく腰の低い丁寧なおじさんがサーヴィングしてくれます。

自家製パンがサーヴィスでついてきました！
イチジクのパン。
中しっとりでおいしかった♪

さて、元気を取り戻し、ひたすら走る走る走る

よし！川平到着
もーすこしだ！

おなじみ！川平湾の風景。

走って走って・・・

島の西側、名蔵アンパルに到着。

おっきな橋も発見。

橋の下に通じる階段発見。
降りてみましょう。

下まではいけません。

では、橋の下をくぐってみましょう。

はい、絶景。
息を呑むほどに美しい陽射し。
橋の下に隠されていたエ○本の存在も忘れるほどに。

どんどん走って最後の目的地、唐人の墓に到着。

これがそのお墓ですね。
派手ですねぇ。

ここには先の戦争で無残にも虐殺された、若き米兵3人の慰霊碑もありました。

さてさて、走り続けてトータル7時間。
走行距離120km。
結構暑さにくらくらしたけれども、ちょっとした達成感を味わいました。
ものすごく日に焼けた。腕が真っ黒だ。

次はどこに行こう。