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山村有佳里のミュージック+プラス

毎月第一火曜14時&23時FM79.7にて「山村有佳里のミュージック+プラス」放送中♩

マルク・グローウェルズ 特別レッスンin京都終了

2024-10-25 11:30:05 | レッスン

 

10月15日、マルク・グローウェルズ氏のマスタークラス終了しました。

老若男女、バッハのh mollのソナタ、ドビュッシー シランクスのようなフルート奏者にとって大事な曲に、変奏曲やエチュード、そしてマルクならではのピアソラ と、満遍なく行き渡ったレパートリーで、和やかで楽しいクラスになりました。

マルクのファン、先日共演したトルコ人で同じ門下生のビュレントのファン、そして私の生徒と、我々の系譜が自然と感じられる参加者で、良い循環だなあと感じました。

訳しながらなるほど、と思ったり、私が受けてきて得た知識や指導を再認識したり、私自身も色々改めて見直す事も出来て有意義な時間でした。

一方で、マルクとベルギーで出会った時、

マルクが京都のうちのギャラリーに来てマスタークラスをする未来があるとは思いもしなかった事で、マルクが祖母の絵に囲まれてフルートを吹き私の生徒達に指導しているのが、不思議というより

むしろするっとごく自然に私の日常に溶け込んでいて音楽家というのはやはり面白い存在だなと。

エントランスに入ると、王様と女王様の写真が掛けられている小さなお城のような建物の

ベルギーの小さな街の王立のコンセルヴァトワールをマルクの背景に感じながら。

マルクとフルートが大好きな、かわいい人たちに囲まれた、あっという間の一日でした。

 

Merci beaucoup.professorMarcMarc Grauwels!

 

 

マルクは今既に韓国へ。

あれから来た生徒たちの音が変わっていたり、

受講された方の喜びに溢れたご感想や質問に

お答えしながら、またオンライン、対面含め

力になれたらと思っています。


マルク・グローウェルズ 特別レッスンin京都

2024-10-08 10:48:48 | レッスン

ベルギー モンス王立音楽院名誉教授で洗足音楽大学客員教授を務めた国際的フルート奏者で、
あのピアソラ   「タンゴの歴史」初演者Marc Grauwels氏のレッスンを
今年は(株)ミヤザワフルートの協力で
京都丸太町の拙ギャラリーにて10月15日に開催 いたします。
予定人数には達していますが、1枠くらいならご用意できそうなので、ソロ、グループ共に
この機会にレッスンを受講してみたい
と思われる方は是非ご連絡下さい。
(詳細はmusicagrazia@gmail.comまで)
また、聴講(聴講料¥2000)も可能です。

今のところ下記タイムテーブルになっています。時間は多少前後するかもしれませんが
ご了承下さい。
お席に限りがありますのでお早目のご予約をお勧めいたします。

14時30〜
15時30〜
16時30分〜 
17時45分〜
18時45分〜

会場 京都市中京区竹屋町通小川西入ル南側
433 モンテ エ ヴィラッジオ 1階
ギャラリー ミネルヴァ内

お問い合わせ
musicagrazia@gmail.com
まで。

マルク・グローウェルズ
1954年、ベルギーのオーステンデに生まれる。フランダース・オペラ管弦楽団でフルーティストとしてデビューし、1976年、ベルギー国立歌劇場管弦楽団首席ピッコロ奏者となる。1978年よりベルギー放送交響楽団首席フルート奏者を務めた後、ソリストに。1986年にCarlo-Maria Giulini 率いる有名な「World Orchestra」でも首席奏者を務めた。
世界各国で年間100回以上のコンサートに出演し、同時にマスタークラス等の指導も行っている。かつてブリュッセル王立音楽院で教鞭をとり、現在はMonsの王立音楽院の名誉教授に就任している。
演奏はA.ピアソラに捧げられた「タンゴの歴史」をはじめクラシック、ジャズ、タンゴなど幅広い音楽に挑戦し、常に新しい可能性を追求し続けている。
Naxos社から「The Flute Collection」という題名のCDを多数出す予定で、既に発売されているF.メンデルスゾーンに捧げるCDは商業的にも大成功を収めている。
2021年4月より洗足学園音楽大学の客員教授を務めた。

 #オンラインレッスンもしています


高校レッスン

2024-05-08 18:50:27 | レッスン

高校レッスンでした。
こちらの学校も京都府代表常連校で、
名物顧問がいらっしゃる(笑)学校で有名ですが、
全員素直で真面目で可愛い生徒達でした。

夏のコンクールまでに何度も学内選抜オーディションみたい。高校はなかなか下剋上ですよね。
全員良い音持っていたので
全員上手くしてあげたい。
3年までに全員コンクールメンバーになれる様一緒に頑張りたいです…
ああ、もう既にみんな可愛い…🥺🥺🥺

レッスン後、顧問の先生からメールを頂いて
「生徒たちみんな大喜びでした。
なんかあの後、音が変わっていて…
ありがとうございます」て。 
ちゃんと理解出来る子たちだったもの。

中学校で指導していた生徒の1人が高3になっていて再会出来たのが嬉しかったです。
どちらかといえば大人しくておっとりだった子が
立派にパートを牽引していて、受け答えもしっかりしている様子を見ると感慨深いですね。
着実にお姉さんになっていってるんだなあ。

出来るだけ寄り添ってあげたいです。

 


マルク・グローウェルズ プライヴェートレッスン

2023-11-12 07:27:36 | レッスン

 

ミヤザワフルートアトリエ東京で、ベルギー時代の恩師でモンス王立音楽院名誉教授/洗足音楽大学客員教授のプライベートレッスンがあり、生徒さんたちを送りこんだので、昨年に引き続き引率、聴講させていただきました。

 

マルクのオンラインレッスンを定期的に受講していて、今回"生マルク"に会えるのを楽しみに一生懸命練習をしていました。

プロの奏者の受講生に挟まれて、奮闘していました。

私に普段指摘されていること+沢山の新しい要求に彼女らなりにとても頑張っていたと思います。

何よりマルクに「ユカリは良い生徒たちをもっているんだね。短時間でよく理解してたし、よく教えてるよ」と言ってもらえたのが嬉しかったです。そうなの、うちの生徒たち、頑張り屋さんで良い人達なのよ(自慢)

 

 

しかし、自分が指導した曲を他の方に通訳されるのを聴いているのは自分のテリトリーでやっている時より緊張感ありますね笑。

通訳をしてくださった榊原敬幸先生の生徒さんも受けられていたのですが、同じ意味で緊張するとおっしゃっていたので、やっぱりなあ、と。 

だって絶対、

言う方も言われる方も嫌なあのセリフ

「だから言ったでしょ」

が出てくるのは必至なわけで😂

榊原先生は温かい人柄で、生徒たちも私と違う先生に通訳してもらうのも良い勉強になったと思います。

 

マルクは変人だけど(…)プロだけでなく愛好家の人にも惜しみなく対応して教えてくれて

オンラインでもリピーターが多いです。

 

 

ミヤザワフルートアトリエの社長はじめ、社員さん達もいつも大変親切で、お世話になり感謝しています。今年もありがとうございました。

 

今回送りこんだ生徒さんたちも終わった後は晴れ晴れとした顔をしていて、良かったなあと。

大人の頑張りも応援してあげたいです。

 


乙訓地方合同楽器講習会

2023-11-09 13:11:09 | レッスン

毎年恒例
京都府 乙訓地方合同楽器講習会でした。
朝から夕方まで。
今年は乙訓地方(長岡京市、向日市、大山崎町)にある9中学中 6校が参加でした。
毎年終わった直後に生徒一人一人感想文をくれるのが楽しみなのですが、
今年は特に楽しみにしていて。
それが、昨年1年生だった子が書いてくれたこれ↓

「私は来年もっと上手くなっているはずなので、期待していてください!」

という傑作の宣言で(笑)

昨年のうちに顧問の先生に
「**さんがこんな事書いてます!」
「いや〜、先生すいません、
 変わった子で(・_・; )」

 いえ、こういう子、大好物です(๑˃̵ᴗ˂̵)♡

結果。
とっても上品な音色になっていて、成長ぶりがうかがえました!
技術面はだいぶ向上していたので、
練習の取り組み方、考え方などを今年はさらに教えてあげました。
2年生は1年経つと出来る事や理解力が増えるので楽しいです。
1年生は初めてなので、
「これから何が始まるんだろう」て緊張の面持ち。
2年生は2回目だから
「1年ぶりやね」て、言ったら
みんなにこーって笑ってくれて可愛い。

しかし。面白い現象が起きて、
今年の1年生の感想文に、
「今日知った事を、もっといかしてがんばるので一年後待っていてください!」
「来年、成長した姿を先生に見せられるようにしたいです」
極めつけ。
「先生が先に吹いて、私達が後から吹く時、高音が秀麗に出ていて、さすがだな、私達も吹きたいなと思いました。来年、また受けた時に、成長した姿を見せられるように、先生に言われたことを意識して、上手く吹きたいです」

というのが増えて、
まあ、彼らに何が起こったのでしょう。
そして「秀麗」!という表現。(中1ですよ?)
ちゃんと漢字で書いていて、
なんだかこちらが感動してしまいました。

うん、みんな、先生待ってるよ。

2年生は指導校の生徒以外はもう基本的には会えません。
きっとみんな私のことなど大人になるにつれて忘れてしまうだろうけど、きっとそれも、
みんなが充実した人生を送るからこそ、と
思ってはいるのですが、
「先生にまたどこかで会ったら手を振ります!」と書いてきた2年生の感想を見て、
やっぱりほろっと。

素敵な大人になってください。
出来ればみんなのまわりに音楽がありますように。