ジュリー大分ライブ その2

続きます〓
わたしとしてはこの大分のＭＣはとってもおもしろかったです。
ジュリーは関西弁いっぱいでしゃべりまくりでした。


きょうもみなさんご存知の歌は数曲しかなかったんですけど、後半そろそろ出てくるやろ、そろそろ出てくるやろ、そろそろ出てくるやろ、そろそろ出てくるやろ、そろそろ出てくるやろ…やっと…この使い方のうまさをね。これがね、大分にしたって3～4年来てないわけでしょ。そんなことない いや、ひとつ覚えたら二つ忘れていく昨今ですから。で、毎年来るわけじゃないから、また来たときにまたおんなじ曲やってるってすごく寂しいやん、まだ61よ、これね、みんな知ってる曲だけやってみ、途中でおなかいっぱいになるよ、これも知ってる、これも知ってる、中にはこれ知らんけどなんかよさそうやな…なんか売れそうやな…これは売れないかなと思いながら聴いててそこに知ってる曲がぽっと出てくると、お～っ、青春が蘇るってなるわけよ、そんなこんなでずっとやってきて今年で43年めですよ。長くやってりゃいいってもんじゃないよ、だけど、わたしの場合はね、京セラドーム、東京ドームやってからまた人気が出てきてね、正直言ってかなわんわ

わたしの近くで誰かが「うれしいくせに、うれしいくせに～」と言ってた。


今まで来てない人が来てくれたりして。礼儀とか暗黙の了解とか知らへんわけや。写メとか平気で撮る、いきなり「ジュリー」、昔のわたしやったら…(取り上げ踏ん付ける真似)
写メでこうやられるとね、拝まれてるみたいや、位牌を持ってるみたいな。こんなことせなあかんわ(仏像みたいな真似)

それにしてもね、昨今いろんな人が死ぬでしょ。
ジャイケルマクソン()も死んだし。死んだらそれからガッとすごい人気らしいね、世界中でレコードが売れてるでしょ。そんなん売れたってどうするのなぁ、遺産相続たいへんやん、死んだそこでぴっと止めといたら計算するの楽やがな。いつまで出てくるかわからんがな。
ね、どーすんの
遺言もはっきり書いてあるらしい、聞きましたわ、聞きたくないけど、きかんとこう、きかんとこうと思ってもあちこちやってるから聞いてますやん…。お母さんのキャサリンさんには…お父さん 一銭もなし、可哀相やなぁ、何があったんかしらんけど、よっぽどのことがあったんかと思われてしまうがな。お父さんかわいそうやで、え～、かなわんわ。法的にはね、日本の法律とアメリカの法律は同じとは思わないんですけど、遺言書いてたからってその通りになるとは限らないのよ。法律で決められたことがある程度あるわけよ、それ以上それ以前のものがどうなのかわからないけどアメリカは弁護士もコレで動くからね、コレで。新聞なんか見てたら4百何十億、桁がちがうがな、え～？
一億でええからちょうだいって言えそうな話やで

また誰かが「わかるわかる」


400億あったら一億くらいわけないやろ、みたいな、わたしにくれたらムダにしませんよ、え有効に使うよ、ホントに。
いつも思うんですけどね、死んだらほめてくれるやんか、死んで褒められてもうれしない思うねん、僕の場合はね、生きてるうちにほめてほしい、いつ死ぬかわからへんもん、死んでからなんて、もう死んだときにはすぐに忘れてほしい。忘れてくれたらいいのや、すぐに忘れて。どうしても忘れられない人はしょうがないよ、そりゃあ。そりゃ思い出したらいいんや、そやけど、かといってそんなことしてほしくないねん、そんなんひっそりと“ジュリーが死んだ”と思ってくれたらいいわけや。それだけでええよ、そんなもん。そんなね、大部分の人はね、ファンじゃない人たちが買ってるのや、もしかしたらプレミアつくかもしれないって、この不景気やから、レコードがＣＤが今アメリカで一枚いくらか知りませんけどね、それ買っといたら値打ちが出るんやないかってね、ホントに欲しい人には転売できるとかね。そんなこと考えるやつがいっぱいおるわけや、世界中に。
そんなんはお断りって遺書ね絶対かいとかないかんわ。葬式もせんといて、とかいろんなことかいとかないかんわ。
葬式いうたら入場料とって葬式するんやで。え～っ
誰のやねんその金。
忌○清○○さんもしなはったやろ、わたしより二つ下でっせ～、かなわんわ。
わたしより上の人が死んでくのはしかたないやん、順番やから。けどね、自分らの同級生が亡くなったり下の者が亡くなってくのはホントかなわんわ、次は自分や、って思ってしまいますもんね、それにしたって夜テレビなんか見ててもね、BSみたってCSみたってさ、N○○以外のところ、全部わたしたち向けの宣伝ばっかでしょう、ヒアルロン酸だのブルーベリだの、女性の人はコラーゲンだの、なにが再○○よ、すいません、再○○製薬の関係者の方、大変失礼なことを申しました。べつに放送禁止用語ではないんですけど、でも必ず下に出てくるでしょ、効き目には個人差があります、って。どうしてくれるのよ、はっきりしてよ、お医者さんに聞いたら、効くわけないやんって。それでもやっぱりお守りみたいなもんや、飲んだらそんな気がする。それはありがたいことやと思うわ、お金出す価値があるやん。それよりもっといい方法は自分で、“大丈夫”と。お金使わなくても“大丈夫”って。
それが１番いい。よくね、一歩歩いたら“大丈夫”って言いながら歩いてるおばあちゃんがおったから。いやいやいや、ほんとやて、そのくらいしてるほうがいいのやって。
お医者さん行ったらいわゆるじじ○○ばっかやん、ずーっと待ってはるわけや、僕らたまに行ったらずーっと待つわけや、で、ずーっと待っとって入ったかと思うとすぐ出てくるわけや、大丈夫ですよって言われて、あ、そうですかって出てきはるんやろね、久しぶりにみんなと会って話をして、顔見て大丈夫って言われて…。今また老齢医療のおかげで、わたし詳しくはわかりませんが、あんまり高くないから、いきはるんやろと思うしね、かといってお医者さんも人間やからたまにはお薬でも与えようと思うかもしれんよ。のまんでもいいような薬を飲まされるかもしれんよね。そんなんかなわんわ、自分でちゃんとそうゆうのわかるようになりたいね。
ホントは薬飲まなくても大丈夫って。
うちの父親ね、薬品関係だったんですよ。だからね、普段から飲むような薬は飲まんほうがええ、って。そのためにできる薬なんてないねん、なんかあったときに、とくに新薬の場合はね、なんかあったときに飲むから効くんやと。ずーっと飲んでたらどんどん量が多くなるわけですよ、催眠導入剤とかね、ジャイケルマクソンだってね、かなわんやん、そんなん。お願いしますよ。

こんどいつまた大分に来れるかわかりません。もしかしたらこれが今生のお別れになるかもしれません。いや、ホントにいつそうなるかわからないんだから。いや、もちろんそれは心の中で強く否定して、きっとまた会えるという気持ちを強く持たないといけないんだけど、ホントに人生なにが起こるかわからないし。
だからね、気をつけたほうがいいですよ。だからみなさんもお願いしますよ。また見に来ていただけますように…。


メンバー紹介のあと、「忌野清志郎がわたしに作ってくれた唯一の曲です。けったいな曲～」と紹介


ＭＣのなが～い大分でした