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【あるがまま】

表現ビトの萬(よろず)徒然日記!
気功にヨーガ。そして芝居。あるものをあるがままに…

きっとそいつは小説家。その52 。

2011-04-19 22:40:38 | 小説。
エリア51がUFOなら
エリア52は何なんだろう。
そもそもエリアは
1からちゃんとあるのかなあ。

宇宙人は居ると思う。
霊も信じる。

さて問題は河童だ。

今、遠野はどうなっているんだろう。

人間たちが地震、津波、
原発、余震、放射能、人災、悪天候に襲われている様に

妖かしたちも地震、人災、余震、人災、原発、人災に苦しんでいるのかなあ。

河童のスクリーニングも
ちゃんと政府には
して欲しいなあ。

放射能を浴びた人間は
能力者になって悩むけど

放射能を浴びた河童は
人間になっちゃうのかなあ。

なりたくないだろうなあ。
人間には…。

河童が住める優しい国に
ちゃんと復興したいなあ。

そうそう。

ナイショの秘密の事だけど
この際そっと教えるね。

実は棗宝石は昔、
河童だったんだよ。

日本に原発が出来る前の話さ。

『満月を脅せ』

2011-04-18 19:41:13 | 小説。
男は狼になりたかった。

どうにも脅しつけ

言う事を聞かせたい奴が居た。

男は真面目だが気が弱く

ツキもない。

何度か満月に

財布を振ったが

効果は全くない…。

だがせめて今だけ、

今だけ効果を出して欲しい。

男はそう思った。

男も充分寂しいが・

比較にならない哀しみを

一瞬にして

一生抱え込んだ人たちが居る。

男は叫んだ。

「ツキよ出ろ。今すぐ出ろ。」

慌てて満月が飛び出した。

狼になった男は

片手に財布を握りしめ

腕がちぎれる程に

それを振り

東北にそれを投げた。

投げながら月に吠えた。

「ありったけの金よ降れ。

今、あの絶望の荒野へ」

善意の雨が東北に降った。

世界中から降った。

狼は 男は月を脅したのだ。

男はそれで

ツキを使い果たしたが

後悔は全くなかった。

いつも男は

吹雪の様な寂しさを

抱いていたが

いつの間にか

それは消えていた。

今 月は微笑んで

東北を照らして居る。

きっとそいつは小説家。その51 。

2011-04-18 19:06:14 | 小説。
今宵は満月である。

満月は

男を狼にするのである。

しかし対して

今日日の娘さんたちは

いともあっさりその狼を

手なずけるのである。

骨抜き狼は

雪見だいふくが好き

前略 竹内結子様。

いよいよネタがありません…。

やっぱりエリア51は

危険な数字なんですかね…。

月と狼と

UFOと雪見だいふくの

関係を探りながら

52の構想を練りたいと

思います。

きっとそいつは小説家。その50。

2011-04-17 23:04:25 | 小説。
水を張った田圃というのは

殊の外キレイなもんだなあ。

子供時以来数十年ぶりに

水を張った田圃を見た

棗宝石は思った。

人間の悩みなんてしょせん

贅沢の証明…。

ただ毎日を抱きしめて生きていれば

充分幸せなんじゃないかなあ。

朝の光に煌めいている田園を眺めながら

棗宝石はそんな事を感じていた。

きっとそいつは小説家。その49。

2011-04-16 05:44:40 | 小説。
果たして

何処までが実害で

何処からが

風評被害なのか。

棗宝石は考える。

レベル7の国ですぞよ。

ことごとく

実害ではありますまいか。

果たして

風評被害とはなんぞや。

いや 待てよ。

私がモテないのは

風評被害ではあるまいか。

棗宝石は“ハッ”とした。

そうだ。そうに違いない。

やっぱり風評被害は

良くないよ。

しみじみそう思う

今日この頃の

棗くんであった。

きっとそいつは小説家。その48 。

2011-04-15 21:32:57 | 小説。
メロスには政治が判らん。

棗宝石にはもっと判らん。

二人にクイズが出された。

菅総理の顔写真が示され

「この人の職業は?」

と、いうものだった。

メロスは大きくうなづき

棗宝石は自信を持って答えた。

二人の答えは一致した。

「テロリスト!!」

「日本を壊した人!!」

二人の声は

見事にハモっていた。

メロスには政治は判らん。

棗宝石にも判らん。

だが二人とも以外にも

物の本質は

判っている様だった。