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【あるがまま】

表現ビトの萬(よろず)徒然日記!
気功にヨーガ。そして芝居。あるものをあるがままに…

きっとそいつは小説家。その425 。

2013-01-01 23:31:17 | 小説。
棗 宝石は考える。

結局人間は動物・。
群れの中で生きる為に
自分を殺したり
自分の意見もないくせに
群れの意見に合わせてみたり・。

孤高の 狼の様な
個の確立が集まった時
初めて 人間と
人間の文明と言えるんじゃないだろうか。

今この虚ろな平和に囲まれても
不感症を押し通す世の中を見て
棗 宝石はそう思う。

きっとそいつは小説家。その424 。

2012-10-24 00:55:26 | 小説。
『ハリーポッター外伝』(その2)。

ダンブルドア校長より
どこでもドア校長の方が
魔法っぽいと思う。

けどそうなったら
秘密の部屋に出入り自由になってしまうから仕方なくダンブルドアという名前に作家さんはしたんだと思う。

『ハリーポッターと秘密の部屋』

これをテレビで放映する時、裏番組で

『名前を言えないあの人と徹子の部屋』

をやって欲しい。

名前を言えないあの人の隣で 名前を言えないあの人の名前を連呼する徹子さん。

これもまた魔法だろう。

きっとそいつは小説家。その423 。

2012-10-23 21:49:20 | 小説。
『ハリーポッター外伝』(その1)。

言葉はマジックだと
ハリーポッターの校長先生も言っておられた。

確かに言葉にはイメージという魔法がある。

『ハリーポッターと賢者の石』
だから「ああ魔法使いの話だね。」と思うのであって『ハリーポッターと神社の石』
だと 果たして何の話だろうと 思い迷っちゃうのだ。

これがまた
『ハリーポッターと不忍池』
だと 皆目検討がつかない・。

これがもう
『ハリーポッターとマツモトキヨシ』
だと 魔法色は完全に消えてしまう。

だが私 棗宝石が読みたいのは
『ハリーポッターと前川清』
なのだ。

きっとそいつは小説家。その421 。

2012-08-31 21:21:43 | 小説。
『迫田の夏』

キューバ戦、彼女は飛んだ。
飛んでみんなをオリンピックに連れて行った。

初戦アルジェリア戦、彼女を吠えた。
パネルにぶつかり身体で吠えた。
吠えてチームを奮い立たせた。

ロシア戦、彼女はもがいた。
世界の壁の高さを睨んだ。睨んで もがいて 明日を見つめた。

ブラジル戦、彼女は呑まれた。
ブラジルか オリンピックか とてつもなく大きなものに 木の葉の様に呑まれてしまい、コートに自分を脱ぎ捨ててしまった。

韓国戦、彼女は飛んだ。
再び自分を着直して
友の分まで着こなして
ただひたすらに明日に飛んだ。

史上稀に見る下に突き出すガッツポーズで 銅メダルを引き寄せた。

迫田の夏は終わった。

4つの年が季節の代わり。
再び リオで 彼女の夏が
待っている。