裕嗣君のブログ

ラグビー応援そして闘病生活
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六大学野球で明治優勝

2008年05月27日 | ラグビー
東京六大学野球は明治が8シーズンぶりの優勝を飾った。
早稲田に2シーズン連続勝ち点をあげたことは見事と言わざるをえない。
明治はかなり厳しい練習をしたそうだ。今の早稲田に勝つことは至難の業だが、野球はやってみないとわからない。ラグビーほど優劣の差はでないのだろう。

今週末は野球の早慶戦。戦力的には苦しいが、なんとか早稲田にくらいついて勝ち点をあげて欲しい。
慶応は、野球は塾高強化に力をいれているようで、大学ではもう一つ実力を持った選手の獲得が少ない。

一方ラグビーはこの2年かなりの補強をして層が厚くなった。1、2年生だけで80名を超える。これで来年1列を中心とした補強ができれば、大学でも有数のチームになるはずだ。

私は昨年から、山田君を始めとしたスター軍団の抜ける今年が慶応優勝の可能性が高いという意見を述べていた。
なぜなら、慶応が日本一になったのは松永氏ら優秀な選手が卒業し、チーム力が落ちることを心配した年だった。
しかしそういうスター選手の存在は、後輩に思わぬ力をつけさせる。
特に今年の1列、川村、柳澤(小柳)、広畑の1列はメンバーとしては変わっていないが、昨年とは見違えるような迫力だ。
ロックの石川、村田、西川も力強くなった。そして3列は松本、伊藤、小澤。この3列は素晴らしい。立石、高橋も充分に使える。

やはりラグビーはフォワードがゲームを作る。
「勝敗はフォワードが決め、点差はバックスが決める」とノーサイド倶楽部のメンバーが仰っていたが、まさにその通り、東海、明大、早大戦の勝利は本当にフォワードの勝利だ。あとは得点力。これはバックスの責任だ。
出雲、保坂両君はもちろん、金本、小川、三木といった快速選手が台頭することを期待する。

明治は野球に比べ、ラグビーのモチベーションはいまいちだ。これだけフォワードの選手をかき集めながら、フォワードで勝てないのはどうしたことか?
秋までに徹底的にフォワードを強化すれば、驚異的なチームに生まれ変わると思う。