裕嗣君のブログ

ラグビー応援そして闘病生活
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ついに実家から撤退

2008年05月26日 | ラグビー
今日は父の家の引越し3日目。最終日だ。
昨日荷物の大半は搬出され、家の中は閑散としているようだが、最後まで荷物が出てくるわ出てくるわ。もの凄い量。結局11時頃に終了。

最後の家をビデオに収めて記念撮影。
父が58年間住んだ家ともお別れだ。悲しい気持ちがなくもないが未練も余りない。私は22年住んだ家だが。

家ができたのは昭和24年、1949年だ。まだ戦後4年。その頃はイチゴ畑だったらしい。世田谷の田舎。まだ馬や牛が道路を歩いていた。道路も土。

昨日テレビで松川事件の録画を見た。この事件が起きたのが1953年。
結局今でもこの事件の真犯人はわかっていない。
でも日本がまだ酷い田舎であったことは事実だ。

当時は下山事件、三鷹事件など国鉄を舞台にした大事件が相次いだ。
日本が落ち着いたのは昭和35年くらいからだろうか?昭和39年の東京オリンピックでインフラがある程度完成した。
田中角栄が推し進めた「日本列島改造計画」は、当時は日本の実情に合っていた。
しかし現在の道路特定財源はもう古い。古賀誠橋、町村橋など見せられると、道路族の無駄遣いが極めて明快にわかる。

道路に使う半分を福祉に回すべきだろう。
「後期高齢者保険」などとても許すことはできない。役人のセンスのなさには驚く事ばかりだ。それに比べ1950年頃の日本は純粋だった。
使命感というものがあった時代だ。今の役人には使命感のかけらもない。